ローマMFがユーベとの上位対決に意欲「相手は王者、実力を測る上でも重要な試合」

2017.12.22 19:12 Fri
ローマに所属するMFアレッサンドロ・フロレンツィが21日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ユベントス戦に向けて意気込みを語った。

ローマは20日、コッパ・イタリア5回戦でトリノと対戦。しかし控え組が多く先発した影響もあり、1-2でトリノに敗れた。ベンチからチームの敗戦を見守ったフロレンツィは「とても悔しい。ガッカリしているし、もっと先へ進むことが僕らの目標だったが大騒ぎする必要もない」と述べ、前を向いた。

23日には、セリエA第18節において2位ユベントスとの対決に挑む4位ローマ。現在、首位のナポリから4位のローマまでわずか4ポイント差の混戦となっており、今シーズンのスクデットの行方を占う上で注目される上位対決となる。

フロレンツィはユベントス戦について、ディ・フランチェスコ率いる新生ローマの実力を測る上で重要な試合であると話すも、試合の結果がスクデットに直結するわけではないと語った。

「今、ユベントス戦へ向けて集中している。ローマにとって(ユベントス戦は)いつも非常に重要な試合だ。(前節の)ローマ対カリアリ戦と同じ3ポイントの価値ではあるが、非常に重要なんだ。自分たちの実力がどのレベルにあるのか測ることができる。スクデットの行方を決定づける試合? 僕は違うと思う。重要な試合ではあるが、これで優勝チームが決まるわけではない」

ローマは2011年にアリアンツ・スタジアムがオープンして以来、ユベントスの本拠地において未だ勝利を挙げることができていない。

「まず前提として、相手はイタリア王者、戦艦のような偉大なチームなんだ。向こうでポイントをもぎ取るのは簡単ではない。下馬評を覆し、トリノでもポイントを獲得できるよう頑張りたい。ユーベからどの選手を外したいか?(パウロ)ディバラかな。彼は偉大なカンピオーネだよ」


提供:goal.com
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