武藤にライバル到来! マインツがケルン時代の大迫相棒ウジャーを獲得!

2017.12.21 02:00 Thu
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マインツは20日、今季限りで中国スーパーリーグの遼寧宏運足球倶楽部を退団した元ナイジェリア代表FWアンソニー・ウジャー(27)の加入を発表した。契約期間は2021年6月30日までとなる。

▽ノルウェーのリールストロムでヨーロッパでのキャリアをスタートしたウジャーは、2011年から2013年までマインツに在籍。同クラブに在籍した1年半では公式戦17試合で2ゴールと思うような活躍ができなかった。

▽それでも、2012年にマインツかレンタル加入したケルンでは、完全移籍に切り替わった2013-14シーズンに主力FWとして活躍し、同クラブのブンデスリーガ2部優勝とブンデスリーガ昇格に貢献。その翌シーズンには、1860ミュンヘンから加入した日本代表FW大迫勇也とのコンビで二桁ゴールを奪う活躍をみせ、1部残留に貢献した。
▽その後、2015年にブレーメンに完全移籍したウジャーは、2016年に中国の遼寧宏運に完全移籍で加入。在籍1年半で公式戦39試合に出場し、10ゴールを記録していた。

▽今冬フリーになったウジャーには、ブレーメンとケルンの古巣2チームも獲得に動いていたといわれるが、最終的には最も実績を残せていなかったマインツに復帰を果たすことになった。
▽なお、卓越した身体能力を武器とするストライカーのウジャーの加入によって、マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀は、起用法や出場機会に少なからず影響が出てきそうだ。

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