武藤と浅野が途中出場の日本人対決はマインツに軍配《DFBポカール》
2017.12.20 04:27 Wed
▽DFBポカール3回戦、マインツvsシュツットガルトが19日に行われ、3-1でマインツが逆転勝利した。マインツのFW武藤嘉紀は57分から出場し、シュツットガルトのFW浅野拓磨は72分から出場している。
▽2回戦のホルシュタイン・キール戦を延長戦の末に3-2と競り勝ったマインツと、カイザースラウテルンに3-1と逆転勝利したシュツットガルトのベスト8進出を懸けた一戦。
▽武藤と浅野が共にベンチスタートとなった試合は、マインツが仕掛ける入りとなると6分、ボックス左からマキシムの放ったシュートがGKを強襲。続く13分にもマキシムがミドルシュートでGKツィーラーを強襲していった。さらに16分、ホルトマンの単騎突破からマインツが決定機を迎えるも、ボックス左から放ったシュートは枠の右に外れていった。
▽良い入りを見せたマインツだったが、29分にピンチ。しかし、GKゼントナーがエズカンとの一対一を制すと、直後にはマキシムがコントロールシュートでゴールに迫っていく。そして、31分にはクアイソンがGKと一対一となるも、ツィーラーに止められてしまう。
▽再三のピンチを凌いだシュツットガルトは、37分にアコロが枠内シュートを浴びせると、41分に先制した。ゲントナーがアコロとのワンツーでボックス右に侵入。シュートが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。45分にもブレカロが左サイドからのカットインシュートで追加点に迫ったシュツットガルトが、1点をリードして前半を終えた。
▽助かったマインツは57分に武藤とベルグレーンを投入。両者が2トップを形成した。すると62分、左CKから同点に追いつく。ベルグレーンのヘディングシュートがそのまま右ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。
▽交代策が当たって試合を振り出しに戻したマインツは、71分に逆転する。FKからベルグレーンがボールを落とすと、ゴールエリア右のディアロがシュートを蹴り込んだ。
▽追いかける展開となったシュツットガルトはエズカンに代えて浅野を投入。しかし、終盤にかけてはチャンスを作れない。
▽すると追加タイム3分、マインツが勝負を決定付ける。武藤がカウンターの起点となると、最後はセルダーがシュートを流し込んだ。3-1としたマインツがベスト8に進出している。
▽2回戦のホルシュタイン・キール戦を延長戦の末に3-2と競り勝ったマインツと、カイザースラウテルンに3-1と逆転勝利したシュツットガルトのベスト8進出を懸けた一戦。
▽武藤と浅野が共にベンチスタートとなった試合は、マインツが仕掛ける入りとなると6分、ボックス左からマキシムの放ったシュートがGKを強襲。続く13分にもマキシムがミドルシュートでGKツィーラーを強襲していった。さらに16分、ホルトマンの単騎突破からマインツが決定機を迎えるも、ボックス左から放ったシュートは枠の右に外れていった。
▽再三のピンチを凌いだシュツットガルトは、37分にアコロが枠内シュートを浴びせると、41分に先制した。ゲントナーがアコロとのワンツーでボックス右に侵入。シュートが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。45分にもブレカロが左サイドからのカットインシュートで追加点に迫ったシュツットガルトが、1点をリードして前半を終えた。
▽迎えた後半、53分にシュツットガルトに追加点のチャンス。CKの流れからバウムガルトルのシュートがボックス内のクアイソンの手に当たった。しかし、キッカーのアオゴが枠の左を狙ったシュートはGKゼントナーに完璧に読まれて止められてしまった。
▽助かったマインツは57分に武藤とベルグレーンを投入。両者が2トップを形成した。すると62分、左CKから同点に追いつく。ベルグレーンのヘディングシュートがそのまま右ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。
▽交代策が当たって試合を振り出しに戻したマインツは、71分に逆転する。FKからベルグレーンがボールを落とすと、ゴールエリア右のディアロがシュートを蹴り込んだ。
▽追いかける展開となったシュツットガルトはエズカンに代えて浅野を投入。しかし、終盤にかけてはチャンスを作れない。
▽すると追加タイム3分、マインツが勝負を決定付ける。武藤がカウンターの起点となると、最後はセルダーがシュートを流し込んだ。3-1としたマインツがベスト8に進出している。
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