アタランタvsラツィオは壮絶な3-3のドロー! イリチッチ&ミリンコビッチ=サビッチが共にドッピエッタ《セリエA》
2017.12.18 06:43 Mon
▽セリエA第17節、アタランタvsラツィオが17日にアトレティ・アズーリ・ディタリアで行われ、3-3のドローに終わった。
▽8位のアタランタ(勝ち点23)と、5位のラツィオ(勝ち点32)という今季のヨーロッパリーグ(EL)で決勝トーナメント進出を果たした実力者同士の一戦。直近の公式戦5試合無敗と好調を継続するアタランタは、アレハンドロ・ゴメスやイリチッチ、クリスタンテら主力が先発に並ぶ。対するラツィオは前節、微妙な判定続きでトリノに1-4の大敗。加えて、同試合で退場したエースFWインモービレを出場停止で欠く厳しい状況となり、今節ではルイス・アルベルトの相棒にカイセドが起用された。
▽試合は実力者同士の対戦らしく、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。その中で前半45分は激しい打ち合いの展開となった。まずは19分、右サイドに流れてボールを引き出したペターニャがゴール前に浮き球のクロスを送る。これをゴール前に攻め上がっていたセンターバックのカルダーラが頭で合わせ、ホームのアタランタが先制に成功する。
▽畳みかけるホームチームは22分、左サイドでドリブルを使ってボールを運んだアレハンドロ・ゴメスが浮き球のフィードをゴール前に送る。すると、これに反応したイリチッチが自身の頭越しのボールを見事な左足ダイレクトボレーで流し込み、点差を2点に広げる。
▽2失点後にもゴール前でフリーにしたクリスタンテに決定機を許すなど、防戦一方の状況を強いられるラツィオ。しかし、この苦境を若き中盤のエースが救う。27分、相手陣内中央左をドリブルで持ち上がったミリンコビッチ=サビッチがボックス手前左で左足を振り抜くと、これがゴール左隅の絶妙なコースに決まる。
▽結局、2-2のイーブンで折り返した試合は、後半も引き続きオープンな展開に。すると50分、ボックス内で仕掛けたアレハンドロ・ゴメスがDFバストスに足をかけられてアタランタがPKを獲得。これをキッカーのイリチッチが冷静に決めてミリンコビッチ=サビッチに続いてドッピエッタを達成。アタランタが後半開始早々に勝ち越しに成功した。
▽追いつきたいラツィオは、PKを献上したバストスを下げて同じDFのワラセを投入。63分には3列目から攻撃参加したルーカス・レイバが左足のミドルシュートを放つが、枠の左を捉えたシュートは相手GKベリシャの好守に遭う。
▽一方、攻め切って試合を終わらせたいアタランタは72分、セットプレーの流れからカルダーラがゴールを決めるが、ここはオフサイドの判定でこの試合3人目のドッピエッタ達成とはならず。さらに、直後には高い位置でボールを奪ったアレハンドロ・ゴメスがGKと一対一を迎えるが、ここはシュートを枠に飛ばせない。
▽何とか1点差を保つラツィオは75分、ルーカス・レイバとルリッチを下げてフェリペ・アンデルソン、ジョルダン・ルカクを同時投入。すると、この選手交代が同点ゴールをもたらす。79分、バイタルエリアでアンデルソンとパス交換したカイセドがボックス左に走り込むアルベルトへ絶妙なスルーパスを通すと、これをアルベルトが冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
▽3-3のタイに戻った試合は終盤にかけても激しい展開に。選手交代で流れを掴んだラツィオがカイセドのシュートでゴールに迫れば、勝ち切りたいホームのアタランタもエースFWアレハンドロ・ゴメスが右ポストを掠めるシュートで応戦。しかし、互いに4点目を奪うまでには至らず。白熱の強豪対決は3-3の痛み分けとなった。
▽8位のアタランタ(勝ち点23)と、5位のラツィオ(勝ち点32)という今季のヨーロッパリーグ(EL)で決勝トーナメント進出を果たした実力者同士の一戦。直近の公式戦5試合無敗と好調を継続するアタランタは、アレハンドロ・ゴメスやイリチッチ、クリスタンテら主力が先発に並ぶ。対するラツィオは前節、微妙な判定続きでトリノに1-4の大敗。加えて、同試合で退場したエースFWインモービレを出場停止で欠く厳しい状況となり、今節ではルイス・アルベルトの相棒にカイセドが起用された。
▽試合は実力者同士の対戦らしく、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。その中で前半45分は激しい打ち合いの展開となった。まずは19分、右サイドに流れてボールを引き出したペターニャがゴール前に浮き球のクロスを送る。これをゴール前に攻め上がっていたセンターバックのカルダーラが頭で合わせ、ホームのアタランタが先制に成功する。
▽2失点後にもゴール前でフリーにしたクリスタンテに決定機を許すなど、防戦一方の状況を強いられるラツィオ。しかし、この苦境を若き中盤のエースが救う。27分、相手陣内中央左をドリブルで持ち上がったミリンコビッチ=サビッチがボックス手前左で左足を振り抜くと、これがゴール左隅の絶妙なコースに決まる。
▽さらに、35分にはボックス左で仕掛けたルイス・アルベルト、パローロが続けてマイナスパスを送ると、最後はボックス手前に走り込んできたミリンコビッチ=サビッチの右足シュートが再び左隅に決まり、見事なドッピエッタで試合を振り出しに戻した。
▽結局、2-2のイーブンで折り返した試合は、後半も引き続きオープンな展開に。すると50分、ボックス内で仕掛けたアレハンドロ・ゴメスがDFバストスに足をかけられてアタランタがPKを獲得。これをキッカーのイリチッチが冷静に決めてミリンコビッチ=サビッチに続いてドッピエッタを達成。アタランタが後半開始早々に勝ち越しに成功した。
▽追いつきたいラツィオは、PKを献上したバストスを下げて同じDFのワラセを投入。63分には3列目から攻撃参加したルーカス・レイバが左足のミドルシュートを放つが、枠の左を捉えたシュートは相手GKベリシャの好守に遭う。
▽一方、攻め切って試合を終わらせたいアタランタは72分、セットプレーの流れからカルダーラがゴールを決めるが、ここはオフサイドの判定でこの試合3人目のドッピエッタ達成とはならず。さらに、直後には高い位置でボールを奪ったアレハンドロ・ゴメスがGKと一対一を迎えるが、ここはシュートを枠に飛ばせない。
▽何とか1点差を保つラツィオは75分、ルーカス・レイバとルリッチを下げてフェリペ・アンデルソン、ジョルダン・ルカクを同時投入。すると、この選手交代が同点ゴールをもたらす。79分、バイタルエリアでアンデルソンとパス交換したカイセドがボックス左に走り込むアルベルトへ絶妙なスルーパスを通すと、これをアルベルトが冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
▽3-3のタイに戻った試合は終盤にかけても激しい展開に。選手交代で流れを掴んだラツィオがカイセドのシュートでゴールに迫れば、勝ち切りたいホームのアタランタもエースFWアレハンドロ・ゴメスが右ポストを掠めるシュートで応戦。しかし、互いに4点目を奪うまでには至らず。白熱の強豪対決は3-3の痛み分けとなった。
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