バイエルンのドイツ代表FWワグナー獲得が決定的に! ホッフェンハイム指揮官が明かす

2017.12.09 01:44 Sat
Getty Images
バイエルンが、今冬の移籍市場でホッフェンハイムのドイツ代表FWサンドロ・ワグナー(30)を獲得することが決定的となっている。ホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が7日、公式会見の場で明かした。ドイツ『シュピーゲル』が伝えている。

▽絶対的なエースであるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが自身のバックアッパー獲得の必要性を訴えるなど、センターフォワードの選手層に問題を抱えるバイエルン。その中で現在バイエルンが強い関心を示しているのが、ホッフェンハイムでエースストライカーを務める巨漢FWワグナーだ。
▽先月にもバイエルンからの関心を認めていたナーゲルスマン監督は7日、ヨーロッパリーグ(EL)のルドゴレツ戦後の公式会見の場でワグナーのバイエルン行きが間近に迫っていると語った。

「それ(ワグナーのバイエルン移籍について)に関して我々がここであれこれ話し合う必要はないよ。すべてがうまく進めば、あと1、2週間のうちに何かが起こるはずだ」

▽なお『シュピーゲル』が伝えるところによれば、すでにバイエルンとホッフェンハイムは1200万ユーロ(約16億円)の移籍金で合意に至っているという。さらに、ワグナー自身もレヴァンドフスキのバックアップを務めることに同意しているようだ。
▽2015年に在籍したダルムシュタットで14ゴールを挙げる活躍を見せてブレイクを果たした遅咲きのワグナーだが、元々ミュンヘン育ちでバイエルンの下部組織から同クラブでプロデビューを飾っている。そのため、ドイツ代表の同僚であるFWトーマス・ミュラー、DFマッツ・フンメルスとはユース時代にも共にプレーした旧知の中であり、適応にも全く問題はない。

▽今夏、ホッフェンハイムからドイツ代表MFセバスティアン・ルディ、ドイツ代表DFニクラス・ジューレの主力2選手を引き抜いたバイエルンは、今冬に再び同クラブから新たなドイツ代表選手を迎え入れることになる。

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