チェルシーvsアトレティコは痛み分け! アトレティコ敗退でチェルシーは2位通過に《CL》
2017.12.06 07:00 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC最終節、チェルシーvsアトレティコ・マドリーが5日にスタンフォード・ブリッジで行われ、1-1のドローに終わった。この結果、チェルシーの2位通過および、3位アトレティコのヨーロッパリーグ(EL)行きが決定した。
▽前節、格下カラバフに快勝して決勝トーナメント進出を果たした首位のチェルシー(勝ち点10)は、最終節の勝利で首位通過が決定する。カラバフ戦以降のリーグ戦を2勝1分けの無敗で終えるなど、好調を継続するチームは、この試合に向けて先週末のニューカッスル戦から先発3人を変更。リュディガーとドリンクウォーター、マルコス・アロンソに代わって、ケイヒル、ザッパコスタ、バカヨコが先発に入った。
▽一方、前節ホームでローマに快勝した3位のアトレティコ(勝ち点6)は、今季のCL初勝利を挙げて逆転での決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。奇跡の逆転突破に向けてはチェルシー戦での勝ち点3奪取に加え、同時刻開催の試合で2位のローマ(勝ち点8)が引き分け以下で終わる必要があり、依然として厳しい立場にいる。それでもローマ戦以降、公式戦4連勝中と絶好調のチームは、直近のソシエダ戦から先発3人を変更。コンディション不良のゴディンとガメイロがベンチスタートとなり、代役にリュカとトーレスが入ったほか、コレアに代わってサビッチが起用され、トーマスが中盤の右サイドに入った。
▽逆転突破に向けて勝利が必須のアトレティコが序盤からボールを保持して相手を押し込んでいく。幾度か前線のトーレスに良い形でボールが入るものの、決定機を作り出すまでには至らず。
▽一方、リトリートした守備からアザール、モラタを使ったシンプルな攻めで反撃に出るチェルシーは17分、ボックス手前でパスを受けたモラタが狙いすました右足のシュートを放つが、枠の右上隅を捉えたかに思われたボールはわずかに枠の右に外れた。さらに23分にはアザールの鋭い突破から相手陣内右サイドでスローインを得ると、素早いリスタートからボックス右に抜け出したモーゼスが低いクロス。これにニアのゼコが飛び込むが、GKオブラクの守備範囲。直後にもボックス左のモラタが枠内シュートを放つが、これもGKオブラクに弾き出された。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、開始2分にグリーズマンが直接FKでファーストシュートを放つと、ここから試合は一気にオープンな展開に。48分と49分にはチェルシーがセットプレーからクリステンセン、モラタが枠を捉えたヘディングシュートもGKオブラクの正面を突く。
▽一方、後半に入ってより攻撃の意識を高めるアトレティコは53分、ボックス手前左でパスを受けたフィリペ・ルイスが左足アウトにかけたミドルシュートを放つが、これは惜しく右ポストを叩く。さらに跳ね返りをコケがダイビングヘッドで合わすが、これはGKクルトワが素早いリカバリーでキャッチする。だが、この試合で初めて決定機を作り出したアウェイチームは56分、右サイドで得たCKの場面でコケがアウトスウィングのクロスを入れると、これをニアのトーレスが絶妙なフリック。最後はファーで完全にフリーとなったサウールが頭で流し込んだ。
▽この先制点直後、すでに準備していたカラスコをトーレスに代えて投入し、前がかりなホームチームに対して、得意のカウンターアタックを繰り出すアトレティコ。対して首位通過に向けて勝ち点3が必須のチェルシーは64分、バカヨコを下げてペドロを投入する。
▽67分には右CKのショートコーナーからフリーのクリステンセンがヘディングシュート。さらに68分にはモーゼスが見事な個人技でボックス右に抜け出しグラウンダーのクロスを入れる。これを中央のペドロがヒールでコースを変えてゴール前のモラタが押し込みにかかるが、これは相手DFとGKの身体を張ったブロックに阻まれる。
▽その後、73分にザッパコスタを下げてウィリアンを投入して攻撃の枚数を増やすチェルシーは、意外な形から同点に追いつく。75分、右CKの二次攻撃からファーサイドでルーズボールを拾ったアザールがそのまま縦に切り返してグラウンダーの高速クロスを供給。これがゴール前で足を出したDFサビッチのオウンゴールを誘った。さらに、畳みかけるチェルシーは76分、鋭いカウンターからアザール、セスクと繋いでボックス中央のモラタがGKと一対一を迎えるが、この絶好機をオブラクのビッグセーブに阻まれ、勝ち越しのチャンスを逃す。
▽互いに勝利がほしい状況の中、アトレティコはガビ、ホセ・ヒメネスを下げてコレア、ビエットの2人のアタッカーを投入し、なりふり構わずゴールを狙う。対するチェルシーは再三の決定機を逸したモラタを諦めてバチュアイを投入。83分にはアザールが見事な個人技でボックス左から折り返すと、これをドフリーのウィリアンが右足ダイレクトシュート。だが、このシュートを大きくふかす。その直後にはアトレティコのコレアがボックス右から際どいクロスを入れるが、やや中で反応が遅れたグリーズマンはこれを押し込めない。
▽試合終了間際にかけても果敢に攻め合った両チームだが、最後まで勝ち越しゴールは生まれず。逆転突破に向けて絶対条件の勝ち点3を逃したアトレティコは3位での敗退が決定し、ヨーロッパリーグ決勝トーナメントに回ることになった。一方、ホームでドローに終わったチェルシーは、同時刻開催の試合で勝利したローマに勝ち点11で並ばれたため、当該成績の差で2位通過となった。
◆グループC最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.ローマ 11 +3
2.チェルシー 11 +8
3.アトレティコ・マドリー 7 +1
4.カラバフ 2 -12
※勝ち点で並んだ場合、当該成績上位チームが上の順位に
▽前節、格下カラバフに快勝して決勝トーナメント進出を果たした首位のチェルシー(勝ち点10)は、最終節の勝利で首位通過が決定する。カラバフ戦以降のリーグ戦を2勝1分けの無敗で終えるなど、好調を継続するチームは、この試合に向けて先週末のニューカッスル戦から先発3人を変更。リュディガーとドリンクウォーター、マルコス・アロンソに代わって、ケイヒル、ザッパコスタ、バカヨコが先発に入った。
▽一方、前節ホームでローマに快勝した3位のアトレティコ(勝ち点6)は、今季のCL初勝利を挙げて逆転での決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。奇跡の逆転突破に向けてはチェルシー戦での勝ち点3奪取に加え、同時刻開催の試合で2位のローマ(勝ち点8)が引き分け以下で終わる必要があり、依然として厳しい立場にいる。それでもローマ戦以降、公式戦4連勝中と絶好調のチームは、直近のソシエダ戦から先発3人を変更。コンディション不良のゴディンとガメイロがベンチスタートとなり、代役にリュカとトーレスが入ったほか、コレアに代わってサビッチが起用され、トーマスが中盤の右サイドに入った。
▽一方、リトリートした守備からアザール、モラタを使ったシンプルな攻めで反撃に出るチェルシーは17分、ボックス手前でパスを受けたモラタが狙いすました右足のシュートを放つが、枠の右上隅を捉えたかに思われたボールはわずかに枠の右に外れた。さらに23分にはアザールの鋭い突破から相手陣内右サイドでスローインを得ると、素早いリスタートからボックス右に抜け出したモーゼスが低いクロス。これにニアのゼコが飛び込むが、GKオブラクの守備範囲。直後にもボックス左のモラタが枠内シュートを放つが、これもGKオブラクに弾き出された。
▽その後は素早い攻守の切り替えを意識した白熱の攻防が繰り広げられるが、アタッカー陣の個人技で勝るホームチームがよりフィニッシュのシーンを作り出す。37分にはボックス手前でセスクからパスを受けたザッパコスタがカットインから右足のシュートを放つ。DFの股間を抜いたボールがニアポストに向かうが、ここはGKオブラクが見事な反応ではじき出す。結局、前半はゴールレスで終了したもののチェルシーの良さが目立つ45分間となった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、開始2分にグリーズマンが直接FKでファーストシュートを放つと、ここから試合は一気にオープンな展開に。48分と49分にはチェルシーがセットプレーからクリステンセン、モラタが枠を捉えたヘディングシュートもGKオブラクの正面を突く。
▽一方、後半に入ってより攻撃の意識を高めるアトレティコは53分、ボックス手前左でパスを受けたフィリペ・ルイスが左足アウトにかけたミドルシュートを放つが、これは惜しく右ポストを叩く。さらに跳ね返りをコケがダイビングヘッドで合わすが、これはGKクルトワが素早いリカバリーでキャッチする。だが、この試合で初めて決定機を作り出したアウェイチームは56分、右サイドで得たCKの場面でコケがアウトスウィングのクロスを入れると、これをニアのトーレスが絶妙なフリック。最後はファーで完全にフリーとなったサウールが頭で流し込んだ。
▽この先制点直後、すでに準備していたカラスコをトーレスに代えて投入し、前がかりなホームチームに対して、得意のカウンターアタックを繰り出すアトレティコ。対して首位通過に向けて勝ち点3が必須のチェルシーは64分、バカヨコを下げてペドロを投入する。
▽67分には右CKのショートコーナーからフリーのクリステンセンがヘディングシュート。さらに68分にはモーゼスが見事な個人技でボックス右に抜け出しグラウンダーのクロスを入れる。これを中央のペドロがヒールでコースを変えてゴール前のモラタが押し込みにかかるが、これは相手DFとGKの身体を張ったブロックに阻まれる。
▽その後、73分にザッパコスタを下げてウィリアンを投入して攻撃の枚数を増やすチェルシーは、意外な形から同点に追いつく。75分、右CKの二次攻撃からファーサイドでルーズボールを拾ったアザールがそのまま縦に切り返してグラウンダーの高速クロスを供給。これがゴール前で足を出したDFサビッチのオウンゴールを誘った。さらに、畳みかけるチェルシーは76分、鋭いカウンターからアザール、セスクと繋いでボックス中央のモラタがGKと一対一を迎えるが、この絶好機をオブラクのビッグセーブに阻まれ、勝ち越しのチャンスを逃す。
▽互いに勝利がほしい状況の中、アトレティコはガビ、ホセ・ヒメネスを下げてコレア、ビエットの2人のアタッカーを投入し、なりふり構わずゴールを狙う。対するチェルシーは再三の決定機を逸したモラタを諦めてバチュアイを投入。83分にはアザールが見事な個人技でボックス左から折り返すと、これをドフリーのウィリアンが右足ダイレクトシュート。だが、このシュートを大きくふかす。その直後にはアトレティコのコレアがボックス右から際どいクロスを入れるが、やや中で反応が遅れたグリーズマンはこれを押し込めない。
▽試合終了間際にかけても果敢に攻め合った両チームだが、最後まで勝ち越しゴールは生まれず。逆転突破に向けて絶対条件の勝ち点3を逃したアトレティコは3位での敗退が決定し、ヨーロッパリーグ決勝トーナメントに回ることになった。一方、ホームでドローに終わったチェルシーは、同時刻開催の試合で勝利したローマに勝ち点11で並ばれたため、当該成績の差で2位通過となった。
◆グループC最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.ローマ 11 +3
2.チェルシー 11 +8
3.アトレティコ・マドリー 7 +1
4.カラバフ 2 -12
※勝ち点で並んだ場合、当該成績上位チームが上の順位に
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アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの大きなイメージチェンジが注目を集めている。 世界王者アルゼンチン代表で主力を担うデ・パウル。所属するアトレティコでもセントラルハーフの主力としてプレーしている。 また、その髪型でも度々話題に。チームメイトのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとともに、鮮やかな水色やピンクに髪を染めたこともあり、頻繁にヘアスタイルを変えることでも知られている。 そのデ・パウルの最新のヘアスタイルが話題になっている。 23日に行われたラ・リーガ第4節延期分のセビージャ戦にも出場したデ・パウルだったが、その髪型に大きな変化が。元々は金髪をツンツンさせた短髪だったはずのデ・パウルだが、試合に現れた時には、その金髪を頭の形に沿って編み込むコーンロウと呼ばれる髪型に大きく変貌していた。 デ・パウルの毛量からして、恐らくエクステも付け加えた上で、8つの束を作って綺麗に並べている。 元々のヘアスタイルよりもかなりいかつくなった印象のデ・パウル。その姿にはファンも「信じられない髪型になってる」、「デパウルのコーンロウ厳つすぎるだろ」、「元に戻してくれ!」、「髪型すごい」と驚きの反応を寄せている。 なお、スペイン『アス』によると、昨年まで交際していたティニさんも直近で髪を編み込んだドレッドヘアーにしており、デ・パウルのこの髪型については、復縁を匂わせているのではないかという説もあるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】デ・パウルのコーンロウがいかつすぎる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Rodrigo de Paul rocking a whole new look <a href="https://t.co/RpBOcpKLPK">pic.twitter.com/RpBOcpKLPK</a></p>— 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1738600081584959631?ref_src=twsrc%5Etfw">December 23, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】デ・パウルの元交際相手ティニさんもドレッドヘアーに!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0sNDrhPRiY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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「若き日のディエゴを思い出す」ジュリアーノ・シメオネ22歳をマドリード紙ら称賛「彼の血にも“チョリズモ”」「息子3人の中で最も父親似」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネ(22)に対する評価が高まってきた。「若き日の父親ディエゴを彷彿とさせる」などとマドリード紙が称える。 父ディエゴ・シメオネが指揮するアトレティコに16歳で入団したジュリアーノ。 トップチームで父親から初めて起用されたのは19歳。しかし、そこからしばらくセカンドチームを主戦場とし、23-24シーズンはアラベスへ武者修行…現役時代からアトレティコ魂を持つ父ディエゴに肩を並べるのは難しいだろうと誰もが思うなか、昨夏アラベスより復帰した。 それでも迎えた今季、ジュリアーノはラ・リーガ第10節あたりからスターターに定着し、ワイドアタッカーとして奮闘。4日のコパ・デル・レイ準々決勝ヘタフェ戦では2得点を記録した。 『マルカ』などに寄稿するマドリードのジャーナリスト、アドリアン・ブランコ氏は、自身のXでジュリアーノを称賛。 「ジュリアーノ・シメオネは今季アトレティコのビッグネームである。彼がアトレティコの復活、成長、競争力を象徴する存在となっているのだ。そのプレーにはエネルギー、犠牲、決意、熱意が溢れ、とにかく情熱的。彼の血にも“チョリズモ”が流れている」 『Relevo』も社説でジュリアーノを称賛した。 「ジュリアーノは“魂”そのものか。ピッチ脇でチョロ(父ディエゴ)が望むこと全てをフィールド全域に伝えるのが、このシメオネ家の三男だ。彼がアトレティコに来たのは父親のおかげだと誰もが言ったが、今ここに残っているのは父親が持っていたもの全てを彼も持つからだ」 「ジュリアーノが自らのゴールを祝っている様子を見ると、いつだったか…ビセンテ・カルデロンでエンブレムを指差して歌っていた若き日のディエゴを思い出す。今や、ジュリアーノがアトレティコのスターターであることに異論を唱える者はいない。間違いなく、息子3人の中でジュリアーノが最も父親に似ている」 2025.02.05 20:41 Wed5