【プレビュー】異次元シティに死角なし! アーセナルは対トップ6でのアウェイ戦で17戦ぶり勝利なるか《マンチェスター・シティvsアーセナル》
2017.11.04 22:02 Sat
▽プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティvsアーセナルが日本時間5日23:15にエティハド・スタジアムでキックオフされる。開幕から唯一の無敗で首位を快走するシティ(勝ち点28)と、リーグ2連勝で復調気配漂わせる5位アーセナル(勝ち点19)によるビッグマッチだ。
▽CLでグループステージ突破を決めたことで、12月中旬のマンチェスター・ダービーまで比較的楽な日程となるシティにとって、今回のアーセナル戦が序盤戦最後の山場となる。とはいえ、今季は苦手としていたビッグクラブとの対戦でリバプール、チェルシー、ナポリ相手に全勝を飾っており、今回の一戦に向けて不安はない。
▽一方、第8節でワトフォード相手にショッキングな敗戦を喫して以降、公式戦4勝1分けと復調の気配を見せるアーセナル。直近のレッドスター・ベオグラードとのヨーロッパリーグ(EL)では控えや若手主体のメンバー構成で低調なドローゲームを演じるも、2節を残してのグループステージ突破が決まった。しかし、国内リーグではここからシティ、インターナショナルウィークを挟んでトッテナムとの強豪2連戦を控えており、この連戦の結果如何では今季の照準をEL優勝へと変更する必要性に迫られるかもしれない。
▽なお、トップ6とのアウェイゲームを極端に苦手とするアーセナルは、直近16戦で9敗7分けと2年半以上に渡って勝利がない。ただ、2015年1月18日の対戦で勝利した相手こそ、今回の対戦相手のシティだった。その一戦では理想主義のヴェンゲル監督が、最も嫌う極端に守備的な戦い方で泥臭く勝ち点3をもぎ取った。今回の一戦でフランス人指揮官は何らかの策を講じて、その再現を目指すことになるのか。
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
DF:ウォーカー、ストーンズ、オタメンディ、デルフ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:スターリング、ガブリエウ・ジェズス、ザネ
負傷者:DFコンパニ、DFメンディ
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のメンディ、復帰間近と言われるコンパニが引き続き欠場となるが、それ以外の全選手が起用可能だ。
▽スタメンに関しては、CLナポリ戦を欠場したウォーカーがDFダニーロに代わって右サイドバックに入り、ナポリ戦で途中出場のシルバとジェズスも先発に復帰する見込みだ。ただ、復帰以降好調を継続するアグエロを引き続き先発で起用する場合、ジェズスをウイングで起用するか、[3-3-2-2]の布陣に変更する可能性もある。
▽アーセナル予想スタメン
DF:コシエルニー、メルテザッカー、モンレアル
MF:ベジェリン、ラムジー、ジャカ、コラシナツ
FW:エジル、ラカゼット、サンチェス
負傷者:GKオスピナ、DFムスタフィ、チャンバース、、コラシナツ、MFカソルラ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはムスタフィ、カソルラ、ウェルベックらが引き続き欠場となる。その一方で、直近のELレッドスター戦を回避したコラシナツに関しては復帰が濃厚だ。
▽スタメンに関しては前節のスウォンジー戦から変更なしと思われるが、相手攻撃陣のスピードに対処するため、アジリティに難のあるメルテザッカーに代えてコラシナツやホールディングを最終ラインで起用する可能性も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
▽とりわけ、プレッシャーの少ないエリアでボールを受け、前向きな状態でのプレーが増えたことで、長短織り交ぜた正確なパス、積極的な持ち出しからフィニッシュに絡むシーンが目立ち、より対応が難しい選手になってきている。今回の対戦相手であるアーセナルは中盤の守備に難があり、中盤や相手バイタルエリアでボールを受けやすいこともあり、シルバと共に天才司令塔2人の存在感が発揮される試合になるはずだ。
◆アーセナル:FWアレクシス・サンチェス
▽その一方で、今回の対戦相手のシティは今夏移籍寸前まで行った因縁のクラブであり、今冬あるいは来夏の移籍の可能性も報じられており、否が応にも今回のパフォーマンスに注目が集まる。契約更新の可能性は低くても、あくまで現在はアーセナルの一員であり、チームの勝利に向けてひたむきな姿勢を見せてほしいところだ。
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▽就任2年目となったグアルディオラ監督の戦術浸透に加え、今夏の積極補強が早くも実を結んだシティは、開幕からの公式戦17試合で16勝1分けという圧倒的な戦績を披露。プレミアリーグでは9勝1分けで唯一の無敗を継続し、2位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点23)に5ポイント差を付け、早くも独走の気配を見せる。また、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では難敵ナポリ相手に2連勝を飾り、2節を残して決勝トーナメント進出を決めるなど、その快進撃は留まることを知らない。▽一方、第8節でワトフォード相手にショッキングな敗戦を喫して以降、公式戦4勝1分けと復調の気配を見せるアーセナル。直近のレッドスター・ベオグラードとのヨーロッパリーグ(EL)では控えや若手主体のメンバー構成で低調なドローゲームを演じるも、2節を残してのグループステージ突破が決まった。しかし、国内リーグではここからシティ、インターナショナルウィークを挟んでトッテナムとの強豪2連戦を控えており、この連戦の結果如何では今季の照準をEL優勝へと変更する必要性に迫られるかもしれない。
▽なお、トップ6とのアウェイゲームを極端に苦手とするアーセナルは、直近16戦で9敗7分けと2年半以上に渡って勝利がない。ただ、2015年1月18日の対戦で勝利した相手こそ、今回の対戦相手のシティだった。その一戦では理想主義のヴェンゲル監督が、最も嫌う極端に守備的な戦い方で泥臭く勝ち点3をもぎ取った。今回の一戦でフランス人指揮官は何らかの策を講じて、その再現を目指すことになるのか。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソンDF:ウォーカー、ストーンズ、オタメンディ、デルフ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:スターリング、ガブリエウ・ジェズス、ザネ
負傷者:DFコンパニ、DFメンディ
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のメンディ、復帰間近と言われるコンパニが引き続き欠場となるが、それ以外の全選手が起用可能だ。
▽スタメンに関しては、CLナポリ戦を欠場したウォーカーがDFダニーロに代わって右サイドバックに入り、ナポリ戦で途中出場のシルバとジェズスも先発に復帰する見込みだ。ただ、復帰以降好調を継続するアグエロを引き続き先発で起用する場合、ジェズスをウイングで起用するか、[3-3-2-2]の布陣に変更する可能性もある。
◆アーセナル◆
【3-4-3】
【3-4-3】
▽アーセナル予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:チェフDF:コシエルニー、メルテザッカー、モンレアル
MF:ベジェリン、ラムジー、ジャカ、コラシナツ
FW:エジル、ラカゼット、サンチェス
負傷者:GKオスピナ、DFムスタフィ、チャンバース、、コラシナツ、MFカソルラ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはムスタフィ、カソルラ、ウェルベックらが引き続き欠場となる。その一方で、直近のELレッドスター戦を回避したコラシナツに関しては復帰が濃厚だ。
▽スタメンに関しては前節のスウォンジー戦から変更なしと思われるが、相手攻撃陣のスピードに対処するため、アジリティに難のあるメルテザッカーに代えてコラシナツやホールディングを最終ラインで起用する可能性も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
Getty Images
▽シティの注目プレーヤーは、現在世界最高のプレーメーカーの1人と評されるデ・ブライネだ。今季、開幕から好調を継続するベルギー代表MFは公式戦15試合で2ゴール9アシストを記録。昨季は[4-2-3-1]の2列目でのプレーが多かったものの、今季は[4-3-3]、[3-3-2-2]のインサイドMFのポジションでよりボールに絡む頻度が高くなり、ゲームメーカーとしての才能を遺憾なく発揮できている。▽とりわけ、プレッシャーの少ないエリアでボールを受け、前向きな状態でのプレーが増えたことで、長短織り交ぜた正確なパス、積極的な持ち出しからフィニッシュに絡むシーンが目立ち、より対応が難しい選手になってきている。今回の対戦相手であるアーセナルは中盤の守備に難があり、中盤や相手バイタルエリアでボールを受けやすいこともあり、シルバと共に天才司令塔2人の存在感が発揮される試合になるはずだ。
◆アーセナル:FWアレクシス・サンチェス
Getty Images
▽アーセナルの注目プレーヤーは、徐々にコンディションを上げてきたエースFWサンチェスだ。今夏の去就問題に加え、コンディションがなかなか整わなかったチリ代表FWは、ここまで公式戦9試合の出場で2ゴール3アシストとアーセナル加入以降、最も厳しい序盤戦を過ごしている。それでも、リーグ戦初ゴールを記録した前々節のエバートン戦では新加入のFWラカゼット、MFエジルとの初共演で破壊力のある攻撃をけん引するなど、今後の爆発を予感させた。▽その一方で、今回の対戦相手のシティは今夏移籍寸前まで行った因縁のクラブであり、今冬あるいは来夏の移籍の可能性も報じられており、否が応にも今回のパフォーマンスに注目が集まる。契約更新の可能性は低くても、あくまで現在はアーセナルの一員であり、チームの勝利に向けてひたむきな姿勢を見せてほしいところだ。
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