“モウリーニョ超え”の史上最高スタートも…インテル指揮官は無関心「歴史に1行増えるだけ」

2017.10.31 21:33 Tue
インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティは30日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じた。

インテルは30日、セリエA第11節でヴェローナ敵地で対戦。GKサミル・ハンダノビッチがPKを与えるなど、昇格組のヴェローナを相手に苦しむ場面も見られた。しかしインテルは67分、MFイヴァン・ペリシッチのゴールで勝ち越しに成功。2-1で勝利を収め、今シーズン開幕以降続いている無敗記録を更新し、勝ち点29ポイントで2位の座を守った。

インテルにとって、1993-94シーズンに3ポイント制度が導入されて以来、史上最高の好スタートとなった。ジョゼ・モウリーニョが指揮を執り、トリプレーテ(3冠)を達成した2009-10シーズンをも上回る。だが、スパレッティは謙虚さを忘れない。

「私は何とも思わない。インテルの歴史に1行つけ加わるだけの話だ。シーズンは6月まで続く長いトンネルなんだ。その先にやっと明かりがある。多くのクラブが競い合っている。ラツィオもトップ争いに残るだけの武器を持っているし、ミランだって追いつくかもしれない。ほんの短い間にすべてが変わってしまう可能性がある」

インテルで伝説を築いたモウリーニョ指揮下では、第11節を終えるまでにバーリと引き分け、サンプドリアに敗れていたため、勝ち点は28ポイントだった。スパレッティは『スカイスポーツ』に対し、モウリーニョ超えの成績が選手の功績であると強調した。

「選手たちを褒めるべきだろう。今日は勝利を持ち帰ることができたが、簡単ではなかった」と述べ、3ポイントを獲得した選手たちを称えた。


提供:goal.com

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公式戦2戦連続無得点で連敗のアーセナル…アルテタ監督は2つのPK判定への不満「非常にフラストレーションを感じている」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が惜敗したインテル戦でのPK判定に不満を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でインテルと対戦し、0-1で敗戦した。 直近のニューカッスル戦で0-1の敗戦を喫していた中、今週末のチェルシーとのダービーへバウンスバックを図った一戦。軽傷を抱えるMFデクラン・ライスに代えてDFベン・ホワイトを入れ替えるのみで臨んだが、前半の入りでペースを握られる難しい展開に。 その後、徐々に盛り返したが、前半終了間際にMFミケル・メリーノのボックス内でのハンドで与えたPKをMFハカン・チャルハノールに決められ、1点ビハインドで試合を折り返した。[4-3-3]に変更した後半は相手陣内でハーフコートゲームを展開したが、流れの中では効果的な崩しを見せられず。得意のセットプレーもことごとく相手に撥ね返され、公式戦2試合連続、無得点での連敗となった。 同試合後、スペイン人指揮官は後半のチームのパフォーマンスに満足感を示しつつも、幾つかの判定が結果を左右したとの見解を示した。 「今夜の最悪なことは、間違いなく結果だ。なぜなら、このスタジアムでヨーロッパの最高のチームの1つに対して我々が見せたパフォーマンス、態度、支配力は、私がこれまで見てきた他のどの試合でも見たことがないものだったからだ」 「ただ、現実は結果であり、我々はゴール前でもっとうまく解決して少なくとも2ゴールを決めることができる状況が数多くあった。そして、最後に結果と試合の流れを決定づける2つの判定があったため、非常にフラストレーションを感じている」 その指揮官が言及した判定はいずれもPKに関するもの。前述のメリーノのハンドで与えたPKと共に、前半半ばに自分たちの攻撃の際にFWガブリエウ・マルティネッリのクロスを競ったメリーノと相手GKヤン・ゾマーの接触プレーに関しての不満を訴えた。 「(判定は)理解できない。ただのディフレクションで、まったく危険はなく、非常に近かったので反応できなかったが、まあ、彼らはペナルティと判定した。しかし、それがペナルティなら、(ゾマーが)ミケル・メリーノの頭を殴ったときのペナルティは1000%ペナルティでなければならない。これがこの試合の差であり、受け入れるのは非常に難しい」 「シーズンの初めに、あれ(メリーノのハンド)はペナルティではないと言われた。それは明らかだった。今日は違う話だ」 この試合では相手の2倍以上のシュートを放った一方、明確な決定機はボックス内でルーズボールに反応したFWカイ・ハヴァーツのシュートを相手DFにブロックされた後半半ば過ぎぐらいのワンシーンぐらいだった。 しかし、指揮官は攻めあぐねたとの質問を一蹴。ここ数年のビッグマッチにおいて良いパフォーマンスを見せられたと主張した。 「今夜の懸念は結果で、明らかに最後のゴール前の局面で我々はやるべきことができなかった。ただ、ヨーロッパでこれまで行ったすべてのビッグゲームの中で、この試合は過去数年で我々がプレーした中で断然ベストだった」 試合終盤の接触プレーで顔面から流血したハヴァーツ、ハーフタイムでベンチに下がったメリーノの2選手に関しては、いずれも大きな問題はないという。 「カイに関して、彼は大きな切り傷を負っている。縫う必要があり、交代しなければならなかったが、週末には大丈夫だと願っている」 「(メリーノに)脳震とうは起きなかった。しかし、昨日と今日、彼はすでに体調が良くなかった。その後、彼を見て、100%の力が必要なので、彼を交代させることに決めた」 最後に、苦境の中で臨むチェルシーとのダービーマッチに向けては「我々が今のようなプレーをすれば、チェルシー戦に勝つチャンスは大いにある」と、連敗という厳しい状況にも関わらず、強気な姿勢は崩さなかった。 2024.11.07 11:30 Thu

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