中島が先発出場のポルティモネンセが大量5発でリーグ4試合ぶりの白星!《プリメイラ・リーガ》

2017.10.31 07:03 Tue
Getty Images
▽日本人MF中島翔哉の所属するポルティモネンセは30日、プリメイラ・リーガ第10節でヴィトーリア・セトゥバルと対戦し、5-2で勝利した。中島は86分までプレーした。
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▽前節、3点のリードを守りきれずドローに終わった14位ポルティモネンセが、11位セトゥバルをホームに迎えた一戦。前節のヴィトーリア・ギマランエスで2試合ぶりのゴールを挙げた中島は、6試合連続でスタメンに名を連ねた。▽試合は開始早々に動く。3分、ボックス左深くまで侵攻したペドロ・ピントの折り返しをダイアゴナルに走り込んだアーノルドが左足で流し込み、セトゥバルが先制した。
▽先制を許したポルティモネンセだが、すぐに反撃。すると9分、相手DFのクリアボールをバイタルエリア中央で拾ったオリオル・ロセイがミドルシュート。これがゴール右上に突き刺さった。

▽同点弾で勢いづくポルティモネンセは22分、中島の左クロスをボックス右のルベン・フェルナンデスが頭で折り返すと、ボックス中央に走り込んだデネルがヘディングでゴール左隅に押し込んだ。さらに26分には、ボックス内でファブリシオが倒されPKを獲得。このPKをファブリシオがゴール右隅に決め、3点目を奪った。
▽迎えた後半、先にチャンスを迎えたのはポルティモネンセ。56分、中盤でパスカットした中島がダイレクトで前線に送ると、これに抜け出したファブリシオがドリブルでボックス内まで侵攻。相手GKとの一対一を迎えたが、シュートはGKトリゲイラの足に阻まれた。

▽ポルティモネンセは61分、バイタルエリア中央を持ち上がったパウリーニョがウェリントンとのワンツーでゴール前に抜け出すと、そのままゴール左隅にシュートを突き刺し、試合を決定付ける4点目。

▽リードを広げたポルティモネンセは、68分にバスコ・フェルナンデスがレッドカードを受けて退場となる追い風もあり、ここから危なげない試合運びを見せる。72分には、左サイドを突破したアグベニューの折り返しからファブリシオがこの試合2点目となるゴールを奪取。

▽76分にセトゥバルに1点を返されるも、ホームで大量5ゴールを奪ったポルティモネンセが4試合ぶりの勝利を手にした。

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ポルティモネンセに所属するFW廣澤灯喜が、技ありゴールを見せた。 2020度の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした山梨学院高校のメンバーの1人である廣澤は、Jクラブではなくポルティモネンセへと高校卒業と同時に入団を果たした。 多くの日本人選手が在籍し、現在もGK中村航輔、MF中島翔哉、ガンバ大阪から移籍したFW川崎修平がファーストチームに在籍。廣澤はU-23チームに所属しているが、同志社大学卒のMF中野優太も所属している。 その廣澤は、16日に行われたリーグ戦、Liga Revelacao U23のマリティモ戦に出場。裏へのパスを巧みに胸トラップし、そのままゴールへ蹴り込みゴール。初ゴールを決めた3日のベンフィカ戦に続いてのゴールとなった。 廣澤は自身のインスタグラムを更新。21日に19歳の誕生日を迎えるため、18歳最後の試合でのゴールを喜んだ。 「18歳最後の試合。得点できたしチームが勝ってほんとによかったし嬉しかったです!これからもっと点をとるし誰よりもサッカーを楽しみます!応援よろしくお願いします」 「あと点をとった時の喜び方を教えてください。いつも点をとった時嬉しくて頭真っ白で格好つけれません笑」 ゴールパフォーマンスについてアドバイスを募集するお茶目な一面も見せているが、このまま結果を出し続けてプリメイラ・リーガデビュー、さらなる飛躍が期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】廣澤灯喜、巧みな抜け出しから胸トラップ&ボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CVIBYPUD8q7/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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かつては85億円を設定された元スポルティングの田中順也、ポルトガル移籍が増える現状を語る「何人かの背中を押した」

かつてスポルティング・リスボンでもプレーしたことのあるFC岐阜の元日本代表FW田中順也が、日本人選手のポルトガル移籍が増えていることに言及した。ポルトガル『レコルド』が伝えている。 田中は順天堂大学から2010年2月に柏レイソルへと入団。強烈な左足のキックを武器に活躍。日本代表としても4試合に出場するなど、その実力を示していた。 その田中は2014年7月にスポルティングへと完全移籍。当時ヨーロッパでは全くの無名でもあった田中だが、スポルティングが違約金に6000万ユーロ(約85億円)という破格の金額を設定。このことがヨーロッパでも大きな話題を呼び、「タナカとは何者だ」と話題となった。 田中はスポルティングで公式戦35試合に出場し7ゴール6アシストを記録。加入1年目こそリーグ戦17試合で5ゴール2アシストを記録するも、シーズン終了後に監督が交代。すると構想外となり、2年目は公式戦7試合の出場に終わっていた。 その後は、日本へと復帰。柏の他、ヴィッセル神戸でもプレー。現在は岐阜に所属している。 ポルトガルリーグは日本人選手がほとんどプレーしていなかった中、現在は日本代表MF守田英正やFW田川亨介(共にサンタ・クララ)、MF中島翔哉、GK中村航輔、FW川﨑修平(いずれもポルティモネンセ)、MF藤本寛也(ジル・ヴィセンテ)、FW食野亮太郎(エストリル)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が所属。新シーズンからはDF小川諒也(ヴィトーリア・ギマランイス)の参戦が決まっている。 守田もスポルティングへのステップアップが確実視されるほか、日本人選手の獲得の噂が他にもあるポルトガル。田中はこの現状についてコメントした。 「ポルトガルにはクオリティの高い日本人選手がたくさんいる。すでにプレーできている選手もいる。他の選手がすぐに向かうことも願っている」 「僕は一部の選手の背中を押したと感じている。ポルトガルでは幸せだったし、それのおかげで他の選手がポルトガルのリーグをポジティブに捉えることができたと思う」 ポルトガルへの道を切り拓いたと言っても良い田中。日本人選手がポルトガルで順応できる理由についても語った。 「ポルトガルはクオリティとスピードでプレーするレベルの高いリーグだ。日本には、そう言った特徴を備え、考えてプレーするのが速い選手がたくさんいる」 「他の日本人選手にもぜひポルトガルに行ってもらい、良さを知ってもらいたい」 日本人選手に向いているリーグだと語る田中。最後には、かつての仲間やファンたちへのメッセージを残した。 「この場を借りて、スポルティングに関わる仲間たちにメッセージを残したいと思う。僕はクラブを永遠に愛している。とても嬉しかったし、ぜひ頑張ってもらいたい。チャンピオンになることを願っている」 日本人選手の多くはドイツやベルギーでプレーしているが、ポルトガルも人数は増えてきている状況。良い結果を残す選手が増えることを望むばかりだ。 2022.06.17 12:55 Fri

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