4発勝利のウルグアイが3大会連続13回目のW杯出場! パラグアイは最下位相手に敗れて予選敗退…《ロシアW杯南米予選》

2017.10.11 11:17 Wed
Getty Images
▽2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第最終節のウルグアイ代表vsボリビア代表が日本時間11日に行われ、4-2でウルグアイが勝利した。この結果、ウルグアイは2位通過が確定し、3大会連続13回目の本大会出場を決めた。

▽ここまで8勝4分け5敗で2位につけるウルグアイ(勝ち点28)と、4勝2分け11敗ですでに予選敗退が決定しているボリビア(勝ち点14)の一戦。勝てば4位以内が確定するウルグアイだったが、不運な形で先制を許してしまう。24分、ボリビアに左サイドからのロングスローをモレーノに中央へと繋がれる。ゴディンがクリアを試みると、これがガストン・シルバに当たってしまい、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

▽先制点を許してしまったウルグアイはその後、猛攻を仕掛けるがなかなか同点ゴールを奪うことができない。それでも39分、右サイドからのクロスがファーサイドに抜け、走り込んでいたガストン・シルバがボックス左からシュート性のクロスを供給。これをボックス中央のカセレスが押し込んだ。
▽試合を振り出しに戻したウルグアイはさらにその3分後、ボックス左外でデ・アラスカエタからパスを受けたガストン・シルバが左足で正確なクロス。ボックス中央にフリーで走り込んでいたカバーニが頭で合わせると、ボールはGKランペの手を弾いてゴールに吸い込まれた。

▽前半を2-1でリードして折り返したウルグアイは後半に入っても、カバーニとスアレスを起点とした攻撃からゴールを脅かす。すると60分、勝利を大きく手繰り寄せる追加点を奪う。デ・アラスカエタが敵陣中央で縦パスを受けると、右足アウトサイドで前線へスルーパス。これに抜け出したスアレスがGKとの一対一を制して、試合を3-1にする。
▽終盤、ウルグアイは76分にもスアレスが追加点を奪うと、直後にオウンゴールでボリビアに1点を与えてしまったものの、その後は試合を落ち着かせて4-2で試合をクローズ。この結果、この結果、ウルグアイは2位通過が確定し、3大会連続13回目の本大会出場を決めた。

▽もう一方のパラグアイ代表vsベネズエラ代表は、1-0でベネズエラが勝利。この結果、パラグアイは7位で本大会への出場権を逃した。

▽ここまで7勝3分け7敗で7位に位置するパラグアイ(勝ち点24)と、1勝6分け10敗ですでに予選敗退が決定している最下位のベネズエラ(勝ち点9)の一戦。本大会に出場するには勝つしかないパラグアイだったが、ゴールを奪えないもどかしい状況が続く。

▽試合はゴールレスのまま迎えた後半終盤、すでに予選敗退が決定しているベネズエラがパラグアイを窮地に落としいれる先制ゴールを奪う。84分、ボックス右外でパスを受けたオテロがドリブルで仕掛けてボックス右ゴールラインギリギリのところからグラウンダーのクロス。ボックス中央に走り込んだヤンデル・エレーラが押し込んだ。

▽まさかの先制点を奪われたパラグアイはその後、攻勢を強めるもことごとくベネズエラに跳ね返されてしまう。さらに90分には空中戦での競り合いでヒートアップしたパラグアイのグスタボ・ゴメスとベネズエラのアンヘルがレットカードを提示される事態も起こり、6分間の長いロスタイムが与えられたもののパラグアイに最後までゴールは生まれず試合終了。このパラグアイは7位のまま予選を終了し、本大会への出場権を逃した。

◆南米予選最終順位表
(勝点/得失)
1.ブラジル(41/30)
2.ウルグアイ(31/12)
3.アルゼンチン(28/3)
4.コロンビア(27/2)
―――――――――――――――
5.ペルー(26/1) PO圏
―――――――――――――――
6.チリ(26/-1)
7.パラグアイ(24/-6)
8.エクアドル(20/-3)
9.ボリビア(14/-22)
10.ベネズエラ(12/-16)

ウルグアイの関連記事

パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFが日本代表ユニフォームを着用して話題となっている。 日本代表ユニフォームを着用していたのはPSGのMFマヌエル・ウガルテ。2022-23シーズンまでスポルティングCPでプレーしており、今シーズンからPSGに加入。中盤を支え、リーグ・アンでは22試合で3アシストを記 2024.04.11 00:01 Thu
バルセロナのDFロナルド・アラウホらがウルグアイ代表から離脱した。 23日、バスク代表との親善試合を行い、1-1のドローで終えたウルグアイ代表。続いて26日にはコートジボワール代表との親善試合が控える。 ウルグアイサッカー協会(AUF)は24日、マルセロ・ビエルサ監督がコートジボワール戦での起用を考えていな 2024.03.26 22:03 Tue
ウルグアイサッカー連盟(AUF)が、ウルグアイ代表の新ユニフォームを発表している。 2024年初頭にプーマとのユニフォームサプライヤー契約が終了したウルグアイ。新たなユニフォームサプライヤーとの契約はまだ結ばれておらず、今回の新ユニフォームもサプライヤーなしでの製作となった。 その新ユニフォームには、男女平 2024.03.22 16:30 Fri
リバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、負傷によって代表チームを離脱したとのことだ。 今シーズン、リバプールの9番としてここまで公式戦42試合17ゴール14アシストの成績を残すヌニェス。決定力こそまだ改善の余地があるものの、精力的なチェイシングとチャンスに絡み続けるプレースタイルはプレミアリーグで首 2024.03.19 10:10 Tue
ウルグアイサッカー連盟(AUF)は17日、1924年のパリ・オリンピック(五輪)での金メダル獲得から100周年を記念したユニフォームを発表している。 ワールドカップ(W杯)において、1930年の第1回大会を含む2度の優勝回数を誇るウルグアイ。五輪でも2度の優勝経験があり、初めて優勝したのが1924年のパリ五輪だっ 2024.01.18 17:55 Thu

ワールドカップの関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon

ウルグアイの人気記事ランキング

1

A・ギャンが2010年W杯ウルグアイ戦の“あの”PK失敗を回顧「今でも1人になると脳裏に浮かぶ」

ガーナ代表FWアサモア・ギャンが2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)でのPK失敗について語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ギャンもプレーしたガーナ代表は、南アフリカW杯で躍進。セルビア代表、オーストラリア代表、ドイツ代表と同居したグループステージを勝ち上がると、ラウンド16でアメリカ代表を延長の末に下し、ベスト8へ進出した。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJnVUxsZjlOSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ベスト8ではウルグアイ代表と対戦すると、1-1で迎えた延長後半終了間際にウルグアイ代表FW ルイス・スアレスが手を使ってストップ。スアレスは一発退場となり、ガーナがPKを獲得した。 これを決めればアフリカ勢初となるW杯ベスト4進出となる状況だったが、PKキッカーのギャンのシュートは無情にもクロスバーを叩き失敗。その後のPK戦でガーナは敗れ、ベスト8で敗退していた。 ガーナのテレビ局『TV3ガーナ』のインタビューに応えたギャンは、当時を振り返り、今でもこの記憶が脳裏に焼き付いていると明かした。 「今でも1人になると脳裏に浮かぶよ」 「時々、世界の時間が巻き戻って、あの瞬間をやり直せればと感じることがある。だけど、この記憶は僕の人生で一生背負っていかなければならないことを理解しているよ」 「この過去について、僕にできることは何もない。だから受け入れている。母国を救うためにあの場所に立ったが、悪役になってしまった。このことはもう受け入れたよ。人々がどのように感じるか理解しているからね」 また、この試合の次の日の様子についても振り返り、一晩中泣いたことを明かした。 「あれは悲劇だった、クレイジーだったよ。僕は逆に落ち着いていた。なぜなら、僕は一晩中泣いていて一睡もしなかったからだ。僕はもう泣くことができず、なぜが落ち着いていたんだ」 しかし、ギャンはこの悲劇を経ても前を向いているようだ。一度は代表引退を発表するもすぐに撤回。汚名を返上すべく、心の炎を燃やしているようだ。 「ずっと自分に言い聞かせていたのは、次のチャンスを得ることだった。自分が汚名を返上できると分かっていたからね。必ずしもフットボールを通してではなく、他の何かでもそうすることができると。例えば僕はできなくても、いつか僕の子どもたちがやってくれるだろう」 「人々は僕に引退して欲しいと思っているみたいだが、僕はまだ終わってない」 「ガーナ代表で何も勝ち取っていないことを僕は許せない。だからそれを達成したいよ」 「多くの人が僕を引退させようとしてきたが、いつだって辞める日を決めるのは自分自身だと言い聞かせてきた。誰も僕を引退には追い込めないよ」 2020.04.20 16:45 Mon
2

スアレス、12年前の復讐に燃えるガーナに過去のハンド謝罪を拒否 「PKを失敗したのは僕ではない」

ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが12年ぶりの再戦となるガーナ代表戦に向け、過去の自身のプレーに言及した。 ここまで1分け1敗の3位でグループHの3位に位置するウルグアイは、2ポイント差で2位のガーナとの重要な最終節を控える。 この一戦に向けた公式会見に出席したスアレスは、2010年南アフリカ大会の準々決勝での対戦時の物議を醸した自身のハンドに言及。改めて謝罪する意思がないことを明確にした。 スアレスは当時の試合で、1-1のイーブンで迎えた延長後半終了間際にガーナがゴール前へFKを蹴り込んだ際にドミニク・アディヤが放ったシュートを意図的なハンドでブロック。この決死のプレーで自身は決定機阻止での一発退場となったが、PKキッカーを務めたアサモア・ギャンが失敗。その後、持ち込んだPK戦ではウルグアイが4-2で勝利し、アフリカ勢悲願のベスト4進出を阻んだ。 このマリーシアに関しては賛否両論が巻き起こり、ガーナにとっては12年が経過した現在でもスアレスを非難する声が残る。そして、この会見でガーナ人ジャーナリストからは、「ガーナであなたはディアブロ(悪魔)と見なされており、明日あなたを(代表から)引退させたい」との刺激的な言葉も飛んだ。 しかし、改めて自身の過去のプレーに言及したスアレスは、PK失敗はガーナの問題だとし、自身に非がないと主張した。 「それについて謝罪するつもりはないよ。僕はハンドをしたが、ガーナのプレーヤーがPKを失敗した。だから、それは僕のせいではない」 「タックルで相手を負傷させてレッドカードが出されたら謝ることはできるが、この状況ではレッドカードをもらってしまい、審判はPKを言い渡した」 「それは僕のせいではないよ。PKを失敗したのは僕ではないのだからね。PKを逃したプレーヤーは、あの状況で同じことをすると言っていた。あの状況において僕の責任はないよ」 また、ガーナ陣営はその一件を含め、今回の一戦でのリベンジに燃えているが、スアレスはあくまでクールな姿勢を貫く。 「多くの人がリベンジについて何を言っているのか分からないね。明日プレーするプレーヤーは、当時8歳だったかもしれない」 「彼らは僕を悪魔だと言っているみたいだけど、僕はキエッリーニに対して行ったこと(噛みつき)。それは間違いだったと思っている。だけど、その後彼と対戦した際に僕たちは握手をかわした」 「逆効果になる可能性があるし、過去とリベンジについて考え続けることはできないよ」 最後に、逆転での突破に向けては逆境に強い南米の小国としての気質を示したいと意気込む。 「僕らは困難な時期に直面している。だけど、これは僕らのワールドカップだ。僕ら自身も別の状況になりたいと思っていたけど、ウルグアイ人であり、こういった闘争に慣れているんだ」 「僕らはより優位な状況にいるのに値するプレーヤーが集まっているけど、苦難に立ち向かうことができる」 「フットボーラーとして、僕らは言い訳をすることに慣れているけど、すべてのプレーヤーはそれぞれのクラブで良い仕事をしているし、僕らは国のためにここにいる。だから、言い訳をするつもりはないよ」 2022.12.01 23:38 Thu
3

代表戦で負傷のバルサDFアラウホ、FIFAが毎日285万円支払いへ

ウルグアイ代表の活動で重傷を負ったバルセロナのDFロナルド・アラウホだが、これにより国際サッカー連盟(FIFA)が補償金を支払うことになるようだ。スペン『アス』が伝えた。 アラウホは23日に行われたイラン代表との国際親善試合で先発。しかしキックオフから数十秒で右足内転筋を痛めてしまい、無念の交代となっていた。 バルセロナはアラウホの負傷について右大腿部の内転筋腱の剥離と発表。全治は明かしていないが、『ムンド・デポルティボ』によれば手術を行った場合、11月20日に開幕するカタールW杯に間に合わない可能性が高いとされている。 ただ、代表戦で負傷したこともあり、欠場が28日以上続く場合は、FIFAが1日あたり2万458万ユーロ(約285万円)を支払うことが保証されている。 この金額は選手の固定給を考慮して算出されており、1年間もらい続ければ750万ユーロ(約10億4400万円)に達することに。年間では約8000万ユーロ(約111億3700万円)が割り当てられているという。 2022.09.26 22:12 Mon
4

スアレス先発 ウルグアイvsイングランドのスタメン発表

▽本日の日本時間28時にキックオフを迎えるブラジル・ワールドカップのグループD第2節、ウルグアイ代表vsイングランド代表のスターティングメンバーが発表された。<br /><br />▽ウルグアイはヒザの半月板の手術を先月行い、初戦のコスタリカ代表戦を欠場していたスアレスが先発。そのスアレスとカバーニがコンビを組む[4-4-2]の布陣で臨むことが予想される。<br /><br />▽対するイングランドは敗れた初戦のイタリア代表戦と全く同じスタメンを送り出した。ウルグアイvsイングランドのスタメンは以下のとおり。<br /><br />◆ウルグアイ先発<br />GK:ムスレラ<br />DF:カセレス、ホセ・ヒメネス、ゴディン、A・ペレイラ<br />MF: A・ゴンサレス、A・リオス、ロデイロ、C・ロドリゲス<br />FW:カバーニ、スアレス<br /><br />◆イングランド先発<br />GK:ハート<br />DF:G・ジョンソン、ケイヒル、ジャギエルカ、ベインズ<br />MF:ウェルベック、ヘンダーソン、スターリング、ジェラード、ルーニー<br />FW:スタリッジ 2014.06.20 02:53 Fri
5

4発勝利のウルグアイが3大会連続13回目のW杯出場! パラグアイは最下位相手に敗れて予選敗退…《ロシアW杯南米予選》

▽2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第最終節のウルグアイ代表vsボリビア代表が日本時間11日に行われ、4-2でウルグアイが勝利した。この結果、ウルグアイは2位通過が確定し、3大会連続13回目の本大会出場を決めた。 ▽ここまで8勝4分け5敗で2位につけるウルグアイ(勝ち点28)と、4勝2分け11敗ですでに予選敗退が決定しているボリビア(勝ち点14)の一戦。勝てば4位以内が確定するウルグアイだったが、不運な形で先制を許してしまう。24分、ボリビアに左サイドからのロングスローをモレーノに中央へと繋がれる。ゴディンがクリアを試みると、これがガストン・シルバに当たってしまい、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。 ▽先制点を許してしまったウルグアイはその後、猛攻を仕掛けるがなかなか同点ゴールを奪うことができない。それでも39分、右サイドからのクロスがファーサイドに抜け、走り込んでいたガストン・シルバがボックス左からシュート性のクロスを供給。これをボックス中央のカセレスが押し込んだ。 ▽試合を振り出しに戻したウルグアイはさらにその3分後、ボックス左外でデ・アラスカエタからパスを受けたガストン・シルバが左足で正確なクロス。ボックス中央にフリーで走り込んでいたカバーニが頭で合わせると、ボールはGKランペの手を弾いてゴールに吸い込まれた。 ▽前半を2-1でリードして折り返したウルグアイは後半に入っても、カバーニとスアレスを起点とした攻撃からゴールを脅かす。すると60分、勝利を大きく手繰り寄せる追加点を奪う。デ・アラスカエタが敵陣中央で縦パスを受けると、右足アウトサイドで前線へスルーパス。これに抜け出したスアレスがGKとの一対一を制して、試合を3-1にする。 ▽終盤、ウルグアイは76分にもスアレスが追加点を奪うと、直後にオウンゴールでボリビアに1点を与えてしまったものの、その後は試合を落ち着かせて4-2で試合をクローズ。この結果、この結果、ウルグアイは2位通過が確定し、3大会連続13回目の本大会出場を決めた。 ▽もう一方のパラグアイ代表vsベネズエラ代表は、1-0でベネズエラが勝利。この結果、パラグアイは7位で本大会への出場権を逃した。 ▽ここまで7勝3分け7敗で7位に位置するパラグアイ(勝ち点24)と、1勝6分け10敗ですでに予選敗退が決定している最下位のベネズエラ(勝ち点9)の一戦。本大会に出場するには勝つしかないパラグアイだったが、ゴールを奪えないもどかしい状況が続く。 ▽試合はゴールレスのまま迎えた後半終盤、すでに予選敗退が決定しているベネズエラがパラグアイを窮地に落としいれる先制ゴールを奪う。84分、ボックス右外でパスを受けたオテロがドリブルで仕掛けてボックス右ゴールラインギリギリのところからグラウンダーのクロス。ボックス中央に走り込んだヤンデル・エレーラが押し込んだ。 ▽まさかの先制点を奪われたパラグアイはその後、攻勢を強めるもことごとくベネズエラに跳ね返されてしまう。さらに90分には空中戦での競り合いでヒートアップしたパラグアイのグスタボ・ゴメスとベネズエラのアンヘルがレットカードを提示される事態も起こり、6分間の長いロスタイムが与えられたもののパラグアイに最後までゴールは生まれず試合終了。このパラグアイは7位のまま予選を終了し、本大会への出場権を逃した。 <B>◆南米予選最終順位表</B> (勝点/得失) 1.ブラジル(41/30) 2.ウルグアイ(31/12) 3.アルゼンチン(28/3) 4.コロンビア(27/2) ――――――――――――――― 5.ペルー(26/1) PO圏 ――――――――――――――― 6.チリ(26/-1) 7.パラグアイ(24/-6) 8.エクアドル(20/-3) 9.ボリビア(14/-22) 10.ベネズエラ(12/-16) 2017.10.11 11:17 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly