【CLグループ開幕節プレビュー②】スパーズvsドルト、リバプールvsセビージャのビッグマッチ開催!

2017.09.13 17:00 Wed
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▽2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ開幕節が12日と13日に開催される。ここでは13日に開催されるグループE~H開幕節のマッチプレビューを紹介していく。

★CLグループステージ第1節
▽9/13(水)

◆グループE
《27:45》
リバプール vs セビージャ
マリボル vs スパルタク・モスクワ
◆グループF
《27:45》
フェイエノールト vs マンチェスター・シティ
シャフタール vs ナポリ

◆グループG
《27:45》
ライプツィヒ vs モナコ
ポルト vs ベシクタシュ
◆グループH
《27:45》
トッテナム vs ドルトムント
レアル・マドリー vs アポエル

◆グループE:首位突破狙う強豪2チームの直接対決
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▽国内リーグ優勝でポット1に入ったスパルタク・モスクワ(ロシア)と、プレーオフを勝ち抜いたリバプール(イングランド)、セビージャ(スペイン)、マリボル(スロベニア)の3チームという顔ぶれとなったグループE。今回の初戦ではリバプールがホームでセビージャと、マリボルがホームでスパルタク・モスクワと対戦する。

▽ホッフェンハイムとのプレーオフを制して3年ぶりのCL本戦行きを決めたリバプールは、今夏の移籍市場でGKやセンターバックの獲得を見送るも、FWサラー、FWソランケ、MFチェンバレン、DFロバートソンと各ポジションに的確な補強を敢行。国内リーグではアーセナルに大勝するなど、2勝1分けの順調なスタートを切った。しかし、直近のマンチェスター・シティ戦ではFWマネの一発退場というアクシデントもあり、0-5の大敗を喫して今季の公式戦初黒星となった。その大敗からのバウンスバックが求められる今回のCL初戦では、シティ戦大敗のキッカケとなったマネの奮起が期待される。加えて、今夏バルセロナ移籍問題に揺れたMFコウチーニョが、途中出場ながら今季初出場を飾る見込みだ。

▽一方、イスタンブール・バシャクシェヒルとのプレーオフを制したセビージャは、国内リーグでも2勝1分けの無敗スタートと好調を継続。サンパオリ前監督からチームを引き継いだベリッソ新監督の戦術の浸透に加え、FWムリエルやMFバネガ、MFヘスス・ナバスなど新戦力も徐々に馴染んでおり、加入2年目のMFガンソも2試合連続決勝点を挙げるなど、ようやくフィットしてきている。共にインテンシティの高さを売りとするリバプールとの対戦では、MFエンゾンジやヘスス・ナバスなどプレミア経験者のプレーに注目が集まる。

▽また、ユベントス時代にコンテ監督(チェルシー)の副官として大舞台を経験してきたカッレーラ監督の下で昨季16年ぶりのリーグ制覇を達成したスパルタク・モスクワは、プレーオフでハポエル・ベエルシェバを破ったスロベニア王者マリボルとの初戦に臨む。混戦模様の国内リーグではここまで3勝3敗3分けと苦戦が続くが、DFタスキやMFフェルナンド、FWルイス・アドリアーノ、FWプロメスとタレントは揃っているだけに、今回の初戦できっちり勝利し、突破候補の2チームにプレッシャーをかけたい。

◆グループF:ジオvsペップによる元バルサ対決
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▽昨季のベスト16進出チームのマンチェスター・シティ(イングランド)とナポリ(イタリア)と、フェイエノールト(オランダ)とシャフタール(ウクライナ)の国内王者2チームという顔ぶれとなったグループF。今回の初戦ではフェイエノールトがホームでシティと、シャフタールがホームでナポリと対戦する。

▽グループF大本命のシティは、直近のリバプール戦で5-0の大勝を飾るなど、開幕から3勝1分けと絶好調。今夏の移籍市場ではDFウォーカー、DFダニーロ、DFメンディ、MFベルナルド・シウバ、GKエデルソンの獲得に今夏の移籍市場最高資金を投下し、大幅なスケールアップを遂げた。ピッチ上での共演経験はないものの、バルセロナを古巣とするファン・ブロンクホルスト監督が率いるフェイエノールト戦に向けては、負傷のエデルソンに代わって昨季大きく期待を裏切ったGKブラーボの起用という不安要素はあるものの、戦力差を考えれば、取りこぼしは許されない。

▽一方、昨季18年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたフェイエノールトだが、レジャンドFWカイトの引退に加え、DFコンゴロやDFカルスドルプなど主力の流出で戦力低下が指摘されるが、今季のリーグ戦ではMFベルフハイスやMFヴィルエナ、MFトールンストラらの活躍で開幕4連勝と好調を継続しており、デ・カイプのホームアドバンテージを生かして番狂わせを狙いたい。

▽シティと共に有力な突破候補に上がるナポリは、ニースとのプレーオフに圧勝して本戦行きを決定。今夏の移籍市場では主力クラスの補強がなかった一方、主力の流出もなくサッリ体制3年目の完成度で勝負をかけるシーズンとなる。国内リーグでは開幕3連勝を飾り、その3試合でいずれも3ゴールを奪うなど、持ち味の攻撃力は健在だ。ただ、対戦相手のシャフタールも開幕から7勝1敗と好調を継続しており、MFタイソンやMFベルナールなど強力なブラジル人アタッカーの個の力を全面に押し出したカウンタースタイルと、地の利を生かして応戦するはずだ。

◆グループG:実力拮抗の中、注目の初戦
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▽昨季ベスト4のモナコ(フランス)、RBライプツィヒ(ドイツ)、ベシクタシュ(トルコ)、ポルト(ポルトガル)という顔ぶれとなったグループGは、メガクラブ不在も、実力者揃いの今グループステージで最も実力が拮抗したグループだ。その初戦ではCL初参戦のライプツィヒがホームでモナコと、ポルトがホームでベシクタシュと対戦する。

▽世界的な飲料メーカー『レッドブル』社の巨額な資金を武器に、わずか数年でCL出場という目標を達成した昨季ブンデスリーガ2位のライプツィヒは、今夏もラングニックSDの下で10代後半~20代前半の逸材をチームに迎え入れ、CL仕様のスカッドを構築。国内リーグではシャルケとの開幕戦こそ敗れたものの、以降は内容も伴った形で2連勝を飾った。ただ、記念すべきCL初戦に向けてはMFフォルスベリの復帰が決定的となった一方、負傷のMFナビ・ケイタの離脱が濃厚となり、中盤の要不在で本命モナコと対戦することになる。

▽実力拮抗のグループG本命のモナコは、今夏に昨季ベスト4の立役者となったFWムベッペやMFベルナルド・シウバ、MFバカヨコ、DFメンディと多くの主力が流出。それでも、新10番のFWヨベティッチ、FWケイタ、MFティーレマンスなどの逸材を後釜に確保。国内リーグでは開幕4連勝を達成も、直近のニース戦では0-4というまさかの大敗を喫した。代表ウィーク明けと対戦相手のハイパフォーマンスという事情はあったにせよ、CL初戦に向けて大きな不安を残す。

▽今夏FFPの問題で多くの主力を手放したポルトだが、セルジオ・コンセイソン新監督の下でソリッドなトランジションフットボールを展開するチームは、開幕から無失点での5連勝とロケットスタートを飾った。対してトルコリーグ2連覇中のベシクタシュも、開幕から3勝1分けの無敗スタートと好調を維持する。今回の初戦に向けてはレアル・マドリーで同僚だったポルトGKカシージャスとベシクタシュDFペペの競演、昨季ベシクタシュにレンタル移籍していたポルトFWアブバカルのプレーに注目が集まるところだ。

◆グループH:スパーズvsドルトのビッグマッチ
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▽2連覇中の絶対王者のレアル・マドリー(スペイン)、昨季国内リーグ2位のドルトムント(ドイツ)、トッテナム(イングランド)、キプロス王者のアポエル(キプロス)という顔ぶれとなったグループH。3強1弱という三つ巴の争いとなる中、注目の初戦ではトッテナムがホームでドルトムントと、レアル・マドリーが敵地でアポエルと対戦する。

▽経験不足を露呈してグループステージ敗退となった昨季からのリベンジを目指すトッテナムは、今夏の移籍市場でDFウォーカーを除く主力の残留に成功。ただ、補強はFWジョレンテ、DFオーリエ、DFダビンソン・サンチェスなどワールドクラスの獲得はならず、継続路線となった。例年、スロースターターの印象があるチームは、ここまで2勝1敗1分けと調子はいまひとつも、直近のエバートン戦ではエースFWケインの2ゴールなどで3-0の快勝を収めた。苦手意識のあるホームのウェンブリーでは、今季ここまで1敗1分けと未勝利が続いており、今回のドルトムント戦では是が非でも初勝利を飾りたい。ただ、昨季ELの退場で3試合出場停止のMFデレ・アリの不在が気がかりなところだ。

▽一方、昨季に続いてマドリーと同グループとなった中、2年連続の首位通過を目指すドルトムントは、今季からボス新体制での戦いとなるが、直近のフライブルク戦でドローに終わったものの2勝1分けの無敗スタートとまずまずの滑り出しだ。今夏の移籍市場ではMFデンベレの流出というネガティブな要素もあったが、DFトプラク、MFダフード、FWヤルモレンコなど実力者を迎えており、エースFWオーバメヤンの残留を含め今後に向けて期待感がある。ただ、トッテナムとの重要な初戦に向けては、DFバルトラやDFシュメルツァー、DFラファエウ・ゲレイロと最終ラインに負傷者が続出しており、長期離脱で登録外のMFロイスを含め、チームを率いるボス監督は選手選考に頭を悩ませそうだ。なお、コンディション不良のMF香川はベンチスタートが濃厚だ。

▽昨季に続き史上初の3連覇を目指すマドリーは、今夏にMFハメス・ロドリゲス、DFダニーロ、FWモラタという準主力を放出した一方、補強はDFテオ・エルナンデス、MFダニ・セバージョスと期待の若手の獲得にとどまった。また、国内リーグではFWクリスティアーノ・ロナウドの出場停止による欠場が響き、直近2戦連続ドロー中とやや低調なスタートとなった。それでも、2011-12シーズンの準々決勝で対戦したアポエルとの再戦となるCL初戦に向けては、休養十分のC・ロナウドの復帰を追い風に、リーグ戦2連続ドロー中のサンティアゴ・ベルナベウで快勝スタートといきたい。

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まさにアンフィールド劇場! リバプールがジョタ劇的弾で3点差追いつかれての痛恨ドローゲームを劇的4連勝に変える! スパーズは新体制初黒星《プレミアリーグ》

プレミアリーグ第34節、リバプールvsトッテナムが4月30日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-3で勝利した。 逆転でのトップ4フィニッシュへわずかながら可能性を残す7位のリバプール(勝ち点53)。前節はアウェイで復調のウェストハムと対戦し、苦戦しながらも2-1の逆転勝利。ノッティンガム・フォレスト戦に続き接戦をモノにして3連勝を達成した。今季最後の対ビッグ6戦で2度目の4連勝を狙うクロップのチームは、そのハマーズ戦から先発3人を変更。マティプとヘンダーソン、ジョタに代わってコナテとエリオット、長期離脱明け後初スタメンとなるルイス・ディアスが起用された。 一方、5位のトッテナム(勝ち点54)はライアン・メイソン新体制の初陣となった前節にマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半に2点のビハインドを背負ったが、盛り返した後半に2点差を追いついてドローに持ち込んだ。鬼門アンフィールドでの中2日でのアウェイゲームで新体制初勝利を目指した新生スパーズは先発2人を変更。ラングレとリシャルリソンに代えてベン・デイビスとクルゼフスキを起用した。 注目の名門対決はホームのリバプールが電光石火の先制点を奪う。開始3分、バイタルエリアでのガクポのボールキープから右サイドのサラーに展開。ボックス右角でDF3人を引き付けたサラーからマイナスのパスを受けたアレクサンダー=アーノルドが高精度のクロスをファーのスペースへ落とすと、これにフリーで反応したカーティス・ジョーンズが左足ダイレクトで合わせた。 ホームで最高の入りとなったホームチームは、さらに畳みかける。5分、再びバイタルエリアでのアレクサンダー=アーノルドの粘りから右に張ったサラーの足元にボールが入る。ここでサラーがポケットへのランニングを見せたガクポにスルーパスを送ると、ガクポがゴールラインぎりぎりで折り返す。これにニアで反応したディアスがスタメン復帰を自ら祝う8カ月ぶりのゴールとした。 これで完全にノッたクロップのチームは、明らかに動揺するアウェイチームを一方的に攻め立てて早い時間帯に試合を決めようと攻勢を継続。すると、14分にはボックス内でややボールコントロールが大きくなったガクポがDFロメロにアフターで倒される形となってPKを獲得。これがリバプールでの通算300試合目となったエースのサラーが中央の上部へ強烈なシュートを突き刺し、自身のメモリアルゲームをゴールで祝った。 一方、21分までの5失点を喫した前々節のニューカッスル戦の再現かのような低調な入りとなり、早くもアウェイまで駆けつけた一部サポーターがスタジアムをあとにする様子も映されたトッテナム。前半のうちに1点を返せば、ユナイテッド戦のような展開に持ち込むことも可能だが、相手の攻勢を何とか凌ぐので精一杯という状況が続く。 その後、3点リードによってリバプールがペースを落としたことで、防戦一方の状況を脱したトッテナムは、覚悟を決めた前線からの守備に加え、相手のプレスを何とかいなすパスワークでボールを前進させる場面を増やしていく。そして、前半終盤にかけて決死の猛攻を仕掛けていく。 39分、ロバートソンからボールを奪ってのショートカウンターからケインの絶妙なラストパスを受けたソン・フンミンのボックス内でのシュートはDFファン・ダイクの見事なゴールカバーに阻まれる。だが、この直後には自陣低い位置でのビルドアップから左サイドでの鮮やかなパス交換を見せる。そして、スキップの圧巻のダイレクトスルーパスに抜け出した左サイドのペリシッチがファン・ダイクを振り切ってロバートソンの頭上を越える浮き球クロスを供給すると、フリーのケインが右足ボレーで叩き込んだ。 前半の内に反撃の狼煙を上げるゴールを挙げて勢いを取り戻したメイソンのチームは、直後の41分にもビッグチャンス。再びロバートソンのところで引っかけたカウンターからボックス内に持ち込んだクルゼフスキが左足のシュートを狙ったが、これはGKアリソンの左足を使ったビッグセーブに阻まれた。畳みかける連続ゴールはならずも、ピッチサイドのクロップ監督に苦い表情を浮かべさせるなど勝ち点の望みを繋げて前半を終えることになった。 迎えた後半、互いに戦術面の修正と共にメンタル面を引き締めて臨んだ中、立ち上がりは拮抗した展開に。それでも、前半終盤からのよい流れを継続するトッテナムが続けて決定機を創出していく。 54分にはクルゼフスキとケインの見事なラストパスからソン・フンミン、ケインが続けてボックス付近で際どいシュートを放つが、いずれも左右のポストに嫌われる。さらに、57分にはペドロ・ポロがクロスを匂わせつつ、ボックス右角から強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKアリソンの好守に阻まれた。 以降は次の1点をどちらが奪うかで大きく試合の流れが変わりそうな緊迫感のある攻防が続いていく。その中でこの試合に関してはオープンな攻防でやや劣勢のリバプールはテンポをコントロールしつつ、63分にはディアスとエリオットを下げてジョタとヘンダーソンの主力コンビをピッチへ送り込んだ。 一方、前半途中から[3-5-2]の形で戦っていたトッテナムは66分にクルゼフスキを下げて右のインサイドハーフにパプ・サールを投入。このタイミングではリシャルリソンやダンジュマを投入してギャンブルに出ることを見送った。 一連の交代ではリバプールがうまく膠着状態に持ち込んだかに思われたが、トッテナムが再び鮮やかなコンビプレーでゴールをこじ開ける。77分、ハーフウェイライン付近でボールを受けたロメロがウェーブの動きでディフェンスラインの背後を狙ったソン・フンミンへ完璧なスルーパスを供給。そのままボックス内に持ち込んだ韓国代表FWが2試合連続となるゴールを記録した。 これで一気に勝敗がわからなくなると、押せ押せのトッテナムはこのタイミングで勝負に出る。直前にジョタとの接触で流血したスキップを下げて84分に元エバートンのエースFWリシャルリソンを投入。さらに、90分には両ウイングバックを下げてルーカス・モウラ、ダンジュマとピッチ内に5人のストライカーを同居させることに。 すると、指揮官の勝負手が土壇場での同点ゴールをもたらす。6分が加えられたアディショナルタイムの93分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのソン・フンミンが右足インスウィングの正確なボールをゴール前のスペースに落とすと、これに飛び込んだリシャルリソンがヌニェスと交錯しながらも頭でわずかにコースを変えてピッチに叩きつけると、GKアリソンの頭上を越えたボールがゴールネットを揺らした。 元トフィーズのエースの今季リーグ戦初ゴールによってさすがに一瞬静まり返ったアンフィールドだったが、そのわずか1分後にはこの試合最大の歓声がスタジアムを包んだ。94分、GKアリソンのロングフィードをルーカス・モウラが不用意にフリックの形で後ろにボールを下げると、これを狙っていたジョタがかっさらってそのままボックス左に持ち込むと、左足の正確なシュートをゴール右隅に流し込んだ。 そして、3点差を追いつかれての痛恨のドローゲームとなりかけた一戦を劇的な4-3の勝利に変えたリバプールが、シックスポインターを制して4連勝。上位陣の勝利で勝ち点差こそ縮まらなかったが、5位浮上に成功した。一方、2試合連続で複数失点から追いつく気概を見せたトッテナムだったが、脆弱な守備と勝負弱さによって新体制初黒星と共に4戦未勝利となった。 2023.05.01 02:42 Mon

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