元銀河系戦士モリエンテス氏「乾は今の好調を続け、柴崎はヘタフェの中心になってほしい」、リーガ新時代の希望を語る
2017.08.18 12:30 Fri
昨シーズン、レアル・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げたリーガ・エスパニョーラ。そして17-18シーズンが、いよいよ8月19日(土)に開幕する。R・マドリードの連覇か、永遠のライバル・バルセロナの王座奪還か、はたまたジャイアントキリングか。エイバルの中心選手として飛躍を続ける乾貴士や、1部昇格を果たしたヘタフェに入団し10番を背負う柴崎岳にも注目が集まる。
そこで今回、現役時代はジダンらと共に銀河系軍団のメンバーとして活躍し、現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務める元R・マドリードの伝説的FWフェルナンド・モリエンテス氏に、WOWOW「リーガダイジェスト!」の番組MCを務めるペナルティのヒデが今季のR・マドリードとバルセロナ、活躍が期待される日本人プレーヤーの展望を聞いた。
◆柴崎が1部で活躍できる可能性は高い
ヒデ:実は初めてではないのですが、覚えていますか?昔、某テレビ番組で僕のパートナーが芝刈り機というものまねで。
モリエンテス:よく覚えています(笑)。すごく面白かったですし、楽しい思い出ですよ。日本人には、常にそのことを言われます(笑)。
モリエンテス:今回が5度目です。日本は大好きな国で、東京という町も好きですし、文化が好きです。毎回来る度に暖かい歓迎があるのも嬉しいですね。あとは食べ物が好きです。しゃぶしゃぶ、寿司、刺身…。
ヒデ:昨年ペレス会長とお話しさせていただいて、ぜひ日本に来たらしゃぶしゃぶを食べようとお話ししたんですけど、一向に連絡が来ないと伝えておいてください(笑)。まずは、リーガ・エスパニョーラでプレーする日本人選手についてお聞かせください。昨シーズンの最終節バルセロナ戦で2ゴールを決めたエイバルの乾貴士選手ですが、どのような印象をお持ちですか?
モリエンテス:乾選手はリーガ・エスパニョーラにおいて日本を代表する存在です。彼のプレーを見ると、パスが上手くてバランスのとれた選手だと感じます。エイバルで充実したシーズンを過ごしていますし、それがバルセロナ戦で決めた2ゴールで証明されたと思います。今の好調をこのまま続けてほしいですね。
ヒデ:今シーズンからヘタフェに加入した柴崎岳選手はご存知でしょうか?
モリエンテス:もちろん、知っています。昨シーズン途中に1部昇格を争うテネリフェに加入し、とても良いプレーをしていました。今シーズンはヘタフェの中心選手として活躍することを期待しています。
ヒデ:柴崎選手は2部での活躍が評価されて、今回の移籍が実現しました。1部で活躍するために求められることは何ですか?
モリエンテス:ヘタフェは、環境が整ったマドリードに本拠地を置くチームです。彼がこれまでいたテネリフェとは異なった生活になるので、まず新しい環境に慣れて、プレーに集中することが大事だと思います。1部と2部でレベルの差があるのは確かですが、彼は昨シーズンすでに2部で活躍しているので、スペインの文化や言葉、そしてスペイン人がどれだけサッカーを愛しているのか熟知しているはずです。アドバンテージがある分、1部で活躍できる可能性は高いと思っています。
ヒデ:日本のサッカーが世界と互角以上に渡り合うために必要なことは何だと思いますか?
モリエンテス:よくスペインと他の国の違いを聞かれますが、サッカーは若い年代からの育成期間が大事なので、育成がしっかりしている国は強いと思います。8歳から18歳の時にどれだけサッカーを好きになって、プロになることを意識できるかが重要です。
◆監督としてのジダンは新しい発掘

ヒデ:ここからはレアル・マドリードとバルセロナのお話しを中心にお伺いしたいと思います。昨シーズンはR・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げました。今シーズンのR・マドリードに期待していることを教えてください。
モリエンテス:今シーズンのR・マドリードに期待するのは、チーム内の競争力を上げることと、主要な大会で常に上位につけることです。リーグ戦だけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも良い結果を出し続けてほしいと思っています。
ヒデ:モリエンテスさんが現役時代、チームメイトだったジネディーヌ・ジダンさんがR・マドリードの監督をされています。どのように評価されていますか?
モリエンテス:監督としてのジダンは新しい発掘でしたし、それを実現させたR・マドリードは素晴らしいと思います。皆さんがご存じの通り、彼は世界中のサッカーファンを沸かせてきたプレーヤーの印象が強いですが、今は監督として輝かしい功績を残しています。まさに、スペインサッカー界になくてはならない存在です。
ヒデ:たくさんのスター選手が在籍しているR・マドリードですが、先発11人を束ねることはとても大変なことですよね?
モリエンテス:そうですね。戦術面はこれまでと変わらず、攻撃的に戦って守備でリスクをとるスタイルなので、毎試合スタメン11人を束ねることが彼の中で一番大変な仕事だと思います。
ヒデ:一方、昨シーズン惜しくも2位に終わったバルセロナは今シーズンからエルネスト・バルベルデ監督が就任しました。どんな印象をお持ちですか?
モリエンテス:バルベルデ監督は、今まで率いてきたチームで良い成績を残していますし、バルセロナのことを熟知しているので、とても合うと思います。監督が変わればシステム変更も予想されますが、バルセロナはメッシ、ルイス・スアレスらを中心とした4-3-3を継続するでしょうね。
ヒデ:R・マドリードとバルセロナ以外で注目しているチームを教えてください。
モリエンテス:R・マドリードとバルセロナが注目されがちですが、他にも素晴らしいチームはたくさんあります。アトレティコ・マドリードはリーグ戦で毎年上位にいますし、CLでも結果を残しています。近年、バレンシアがCLに出場できる順位にいませんが、力のあるチームだと思っているので、今後に期待しています。あとは、昨年上位につけていたセビージャとビジャレアルも良いチームなので注目したいですね。
ヒデ:では最後にWOWOWの視聴者の方にリーガ・エスパニョーラの魅力を教えていただけますでしょうか?
モリエンテス:リーガ・エスパニョーラの魅力は世界最高峰のチーム、選手が在籍していることだと思います。R・マドリード、バルセロナのような世界を代表するクラブはもちろん、A・マドリードやセビージャといった強豪クラブによるレベルの高い試合がたくさん繰り広げられるので、たくさんの方に注目してほしいです。
リーガ・エスパニョーラのアンバサダーとして、2大クラブだけではなく、リーグ全体の魅力と期待を語ってくれたモリエンテス氏。これまで日本人が活躍できないと言われ続けてきたリーガにも、乾貴士選手や柴崎岳選手のように実力を発揮して、チーム内で確固たる地位を築き貢献する選手が出てきた。長らく続いたバルセロナの天下から、R・マドリードが真の世界最強クラブに生まれ変わりつつある今、様々な選手が輝きを放ち、すべての試合に見どころが散りばめられた“リーガ新時代”から目が離せない。
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プロフィール
フェルナンド・モリエンテス:9年間に渡りスペイン代表で活躍し、歴代4位の27得点を記録。2010年の現役引退(※2015年の一時的な現役復帰は除く)から、指導者を経て現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務めている。
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◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
★『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ』
世界最高峰のサッカーリーグ「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」、8月19日(土)開幕!WOWOWでは毎節最大5試合を生中継!
※第1節は5試合無料放送
・「ジローナvsアトレティコ・マドリード」
8月19日(土)深夜3:00~
[WOWOWライブ]※生中継
・「アスレティック・ビルバオvsヘタフェ」
8月20日(日)深夜1:00~
[WOWOWライブ]※生中継
・「バルセロナvsベティス」
8月20日(日)深夜3:12~
[WOWOWライブ]※生中継
・「デポルティーボvsレアル・マドリード」
8月21日(月)午前5:12~
[WOWOWライブ]※生中継
・「マラガvsエイバル」
8月22日(火)午前4:45~
[WOWOWライブ]※生中継
★『リーガダイジェスト!』
週末に開催されたリーガの全試合全ゴールをお届けしてきた「リーガダイジェスト!」。10周年を迎える今シーズンは、放送時間を10分間拡大し、リーガの魅力によりディープに迫る。
【放送日】8月21日(月)~毎週月曜夜8:00放送
★『リーガダイジェストNEXT』
柴崎岳の最新情報を中心に毎週ネット配信する新番組!
【放送日】8月24日(木)~毎週木曜夜8:00配信
そこで今回、現役時代はジダンらと共に銀河系軍団のメンバーとして活躍し、現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務める元R・マドリードの伝説的FWフェルナンド・モリエンテス氏に、WOWOW「リーガダイジェスト!」の番組MCを務めるペナルティのヒデが今季のR・マドリードとバルセロナ、活躍が期待される日本人プレーヤーの展望を聞いた。
◆柴崎が1部で活躍できる可能性は高い
モリエンテス:よく覚えています(笑)。すごく面白かったですし、楽しい思い出ですよ。日本人には、常にそのことを言われます(笑)。
ヒデ:うわー嬉しい。訪日は何度目になりますか?日本の好きなところがあったら教えてください。
モリエンテス:今回が5度目です。日本は大好きな国で、東京という町も好きですし、文化が好きです。毎回来る度に暖かい歓迎があるのも嬉しいですね。あとは食べ物が好きです。しゃぶしゃぶ、寿司、刺身…。
ヒデ:昨年ペレス会長とお話しさせていただいて、ぜひ日本に来たらしゃぶしゃぶを食べようとお話ししたんですけど、一向に連絡が来ないと伝えておいてください(笑)。まずは、リーガ・エスパニョーラでプレーする日本人選手についてお聞かせください。昨シーズンの最終節バルセロナ戦で2ゴールを決めたエイバルの乾貴士選手ですが、どのような印象をお持ちですか?
モリエンテス:乾選手はリーガ・エスパニョーラにおいて日本を代表する存在です。彼のプレーを見ると、パスが上手くてバランスのとれた選手だと感じます。エイバルで充実したシーズンを過ごしていますし、それがバルセロナ戦で決めた2ゴールで証明されたと思います。今の好調をこのまま続けてほしいですね。
ヒデ:今シーズンからヘタフェに加入した柴崎岳選手はご存知でしょうか?
モリエンテス:もちろん、知っています。昨シーズン途中に1部昇格を争うテネリフェに加入し、とても良いプレーをしていました。今シーズンはヘタフェの中心選手として活躍することを期待しています。
ヒデ:柴崎選手は2部での活躍が評価されて、今回の移籍が実現しました。1部で活躍するために求められることは何ですか?
モリエンテス:ヘタフェは、環境が整ったマドリードに本拠地を置くチームです。彼がこれまでいたテネリフェとは異なった生活になるので、まず新しい環境に慣れて、プレーに集中することが大事だと思います。1部と2部でレベルの差があるのは確かですが、彼は昨シーズンすでに2部で活躍しているので、スペインの文化や言葉、そしてスペイン人がどれだけサッカーを愛しているのか熟知しているはずです。アドバンテージがある分、1部で活躍できる可能性は高いと思っています。
ヒデ:日本のサッカーが世界と互角以上に渡り合うために必要なことは何だと思いますか?
モリエンテス:よくスペインと他の国の違いを聞かれますが、サッカーは若い年代からの育成期間が大事なので、育成がしっかりしている国は強いと思います。8歳から18歳の時にどれだけサッカーを好きになって、プロになることを意識できるかが重要です。
◆監督としてのジダンは新しい発掘

ヒデ:ここからはレアル・マドリードとバルセロナのお話しを中心にお伺いしたいと思います。昨シーズンはR・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げました。今シーズンのR・マドリードに期待していることを教えてください。
モリエンテス:今シーズンのR・マドリードに期待するのは、チーム内の競争力を上げることと、主要な大会で常に上位につけることです。リーグ戦だけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも良い結果を出し続けてほしいと思っています。
ヒデ:モリエンテスさんが現役時代、チームメイトだったジネディーヌ・ジダンさんがR・マドリードの監督をされています。どのように評価されていますか?
モリエンテス:監督としてのジダンは新しい発掘でしたし、それを実現させたR・マドリードは素晴らしいと思います。皆さんがご存じの通り、彼は世界中のサッカーファンを沸かせてきたプレーヤーの印象が強いですが、今は監督として輝かしい功績を残しています。まさに、スペインサッカー界になくてはならない存在です。
ヒデ:たくさんのスター選手が在籍しているR・マドリードですが、先発11人を束ねることはとても大変なことですよね?
モリエンテス:そうですね。戦術面はこれまでと変わらず、攻撃的に戦って守備でリスクをとるスタイルなので、毎試合スタメン11人を束ねることが彼の中で一番大変な仕事だと思います。
ヒデ:一方、昨シーズン惜しくも2位に終わったバルセロナは今シーズンからエルネスト・バルベルデ監督が就任しました。どんな印象をお持ちですか?
モリエンテス:バルベルデ監督は、今まで率いてきたチームで良い成績を残していますし、バルセロナのことを熟知しているので、とても合うと思います。監督が変わればシステム変更も予想されますが、バルセロナはメッシ、ルイス・スアレスらを中心とした4-3-3を継続するでしょうね。
ヒデ:R・マドリードとバルセロナ以外で注目しているチームを教えてください。
モリエンテス:R・マドリードとバルセロナが注目されがちですが、他にも素晴らしいチームはたくさんあります。アトレティコ・マドリードはリーグ戦で毎年上位にいますし、CLでも結果を残しています。近年、バレンシアがCLに出場できる順位にいませんが、力のあるチームだと思っているので、今後に期待しています。あとは、昨年上位につけていたセビージャとビジャレアルも良いチームなので注目したいですね。
ヒデ:では最後にWOWOWの視聴者の方にリーガ・エスパニョーラの魅力を教えていただけますでしょうか?
モリエンテス:リーガ・エスパニョーラの魅力は世界最高峰のチーム、選手が在籍していることだと思います。R・マドリード、バルセロナのような世界を代表するクラブはもちろん、A・マドリードやセビージャといった強豪クラブによるレベルの高い試合がたくさん繰り広げられるので、たくさんの方に注目してほしいです。
リーガ・エスパニョーラのアンバサダーとして、2大クラブだけではなく、リーグ全体の魅力と期待を語ってくれたモリエンテス氏。これまで日本人が活躍できないと言われ続けてきたリーガにも、乾貴士選手や柴崎岳選手のように実力を発揮して、チーム内で確固たる地位を築き貢献する選手が出てきた。長らく続いたバルセロナの天下から、R・マドリードが真の世界最強クラブに生まれ変わりつつある今、様々な選手が輝きを放ち、すべての試合に見どころが散りばめられた“リーガ新時代”から目が離せない。
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プロフィール
フェルナンド・モリエンテス:9年間に渡りスペイン代表で活躍し、歴代4位の27得点を記録。2010年の現役引退(※2015年の一時的な現役復帰は除く)から、指導者を経て現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務めている。
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8月20日(日)深夜1:00~
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8月20日(日)深夜3:12~
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8月21日(月)午前5:12~
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8月22日(火)午前4:45~
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週末に開催されたリーガの全試合全ゴールをお届けしてきた「リーガダイジェスト!」。10周年を迎える今シーズンは、放送時間を10分間拡大し、リーガの魅力によりディープに迫る。
【放送日】8月21日(月)~毎週月曜夜8:00放送
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バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun4
40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri5
