バルサでゴールが決まらず苦しんだアルカセル、「ケツででも決めなければならなかった」

2017.06.25 22:44 Sun
バルセロナFWパコ・アルカセルがスペイン『マルカ』とのインタビューに応じ、同クラブ加入後初シーズンを振り返った。

昨夏の移籍市場でバレンシアからバルセロナに加わったアルカセルだが得点を決めることに苦労を強いられ、公式戦では12月のコパ・デル・レイまでゴールできず、リーガエスパニョーラでは2月にようやく初得点を記録した。同選手はゴールが決まった瞬間を、次のように振り返っている。

「解放されたと感じたよ。本当に長い間、向かい風を受けていたからね。結果もライバルも関係なく、ゴールを決めることが必要だったんだ。悪い流れにいるストライカーなら、誰にとっても解放されたと感じるだろう。ケツででも、ゴールを決めなくてはならなかったんだよ(笑)」

アルカセルは今季最後の12試合で7得点2アシストを記録。最終的には、数字上でも結果を残した。

「でも、僕はシーズンを通して満足感を得ている。ゴールは決まらなかったけど、プレッシング、マークを外す動き、チームメートのためにスペースを空ける動き、そしてアシストと目に見えない仕事は行っていた。素晴らしいシーズンとは決して言えないけど、良いシーズンではあったと思う」

また来季については、与えられる出場機会をしっかりと生かし切る意欲を示した。

「僕の前には世界最高のストライカー(ルイス・スアレス)がいるだけでなく、右に世界最高の選手(リオネル・メッシ)、左にその後を継ぐ選手(ネイマール)がいる。とても難しいことだけど、毎日懸命に仕事に励み、出場機会が訪れるときのために備えたいと思う」


提供:goal.com

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