セルビアが土壇場で追いつきマケドニアとドロー…《U-21欧州選手権2017》
2017.06.21 03:11 Wed
▽U-21欧州選手権2017グループB第2節、U-21セルビア代表vsU-21マケドニア代表が20日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
▽17日に行われた第1節でU-21ポルトガル代表に敗れたセルビアと、U-21スペイン代表に大敗したマケドニアが、共に今大会初勝利を目指した一戦。マケドニアのキャプテンを務める横浜FM所属のバブンスキーは今節もスタメンに名を連ねている。
▽立ち上がりから一進一退の展開となる中、セルビアが先にチャンスを迎える。9分、敵陣でボールを奪ったプラヴシッチがドリブルで持ち上がりラストパス。相手DFディフレクトしたこぼれ球に反応したガシノビッチがボックス手前から右足を振り抜くが、シュートは枠の上に外れる。さらに11分には、ジブコビッチの右クロスをマルコ・グルイッチが頭で合わせたが、これも枠の左に外れた。
▽その後は互いに集中を切らさず拮抗した攻防が続いた中、24分にセルビアが試合を動かす。プラヴシッチのパスをボックス左で受けたM・グルイッチが倒されるも、主審はノーファウルの判定。ロストボールを拾ったジュルジェビッチが素早くクロスを供給すると、相手に当たったボールをガシノビッチがゴール右に流し込んだ。
▽先制したセルビアは36分にも、左クロスからM・グルイッチに決定機が生まれるも、これは飛び出したGKアレクソフスキのファインセーブに阻まれ、前半は1-0で終了した。
▽対するマケドニアは58分、バブンスキーを下げてエルマスを投入。すると63分、味方とのワンツーでボックス左深くまで侵攻したエルマスの折り返しがジブコビッチのハンドを誘いPKを獲得。このPKを バルディがゴール右に決め、試合を振り出しに戻した。
▽この同点弾で勢いづくマケドニアは83分、バイタルエリア手前でラデスキとスイッチした途中出場のグジョルグジェフがペナルティエリア手前から右足を振り抜く。このシュートにGKミリンコビッチ=サビッチは一歩も動けず、そのままゴール左へと突き刺さった。
▽このまま試合終了かに思われたがセルビアは90分、ボックス右付近でFKを獲得するとジブコビッチのクロスをゴール左に走り込んだジュルジェビッチが頭で流し込み、土壇場で追いついた。その後、リスティッチの左クロスをファーサイドから走り込んだジブコビッチが頭で合わせたが、これは左ポストに嫌われた。
▽結局、試合はそのまま終了。勝ち点1を分け合った両チームは、グループリーグ突破の可能性を残して最終節に臨むことになった。
◆グループB
U-21セルビア2-2 U-21マケドニア
【U-21セルビア】
ガシノビッチ(前24)
ジュルジェビッチ(後45)
【U-21マケドニア】
ガシノビッチ(後19[PK])
グジョルグジェフ(後38)
▽17日に行われた第1節でU-21ポルトガル代表に敗れたセルビアと、U-21スペイン代表に大敗したマケドニアが、共に今大会初勝利を目指した一戦。マケドニアのキャプテンを務める横浜FM所属のバブンスキーは今節もスタメンに名を連ねている。
▽立ち上がりから一進一退の展開となる中、セルビアが先にチャンスを迎える。9分、敵陣でボールを奪ったプラヴシッチがドリブルで持ち上がりラストパス。相手DFディフレクトしたこぼれ球に反応したガシノビッチがボックス手前から右足を振り抜くが、シュートは枠の上に外れる。さらに11分には、ジブコビッチの右クロスをマルコ・グルイッチが頭で合わせたが、これも枠の左に外れた。
▽先制したセルビアは36分にも、左クロスからM・グルイッチに決定機が生まれるも、これは飛び出したGKアレクソフスキのファインセーブに阻まれ、前半は1-0で終了した。
▽迎えた後半、リードするセルビアはガイッチを下げてフィリポビッチを投入。さらに52分には、M・グルイッチに代えてリスティッチをピッチに送り出した。すると56分、サイドチェンチをボックス左付近で受けたガシノビッチの折り返しを走り込んだプラヴシッチがダイレクトシュート。しかし、これはGKアレクソフスキが正面でキャッチ。
▽対するマケドニアは58分、バブンスキーを下げてエルマスを投入。すると63分、味方とのワンツーでボックス左深くまで侵攻したエルマスの折り返しがジブコビッチのハンドを誘いPKを獲得。このPKを バルディがゴール右に決め、試合を振り出しに戻した。
▽この同点弾で勢いづくマケドニアは83分、バイタルエリア手前でラデスキとスイッチした途中出場のグジョルグジェフがペナルティエリア手前から右足を振り抜く。このシュートにGKミリンコビッチ=サビッチは一歩も動けず、そのままゴール左へと突き刺さった。
▽このまま試合終了かに思われたがセルビアは90分、ボックス右付近でFKを獲得するとジブコビッチのクロスをゴール左に走り込んだジュルジェビッチが頭で流し込み、土壇場で追いついた。その後、リスティッチの左クロスをファーサイドから走り込んだジブコビッチが頭で合わせたが、これは左ポストに嫌われた。
▽結局、試合はそのまま終了。勝ち点1を分け合った両チームは、グループリーグ突破の可能性を残して最終節に臨むことになった。
◆グループB
U-21セルビア2-2 U-21マケドニア
【U-21セルビア】
ガシノビッチ(前24)
ジュルジェビッチ(後45)
【U-21マケドニア】
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グジョルグジェフ(後38)
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セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督の行為が物議を醸している。 かつては名古屋グランパスで選手と監督として所属し、Jリーグでもレジェンドとして多くのファンに愛されているストイコビッチ監督。セルビアを率いて臨んだカタール・ワールドカップ(W杯)では、ブラジル代表、スイス代表、カメルーン代表とグループGで同居。1勝もできずに最下位で敗退していた。 そのストイコビッチ監督だが、2日に行われたグループステージ最終節のスイス戦の行為が問題視されているのだ。 セルビアはスイスと対戦し、2-3で敗戦。20分にジェルダン・シャキリに先制ゴールを許すが、26分にアレクサンダル・ミトロビッチ、35分にドゥシャン・ヴラホビッチがゴールを決めて逆転した。 しかし、44分にブリール・エンボロに同点ゴールを許すと、48分にはレモ・フロイラーに逆転ゴールを許すことに。そのまま2-3で敗れていた。 問題視されたのはヴラホビッチが逆転ゴールを決めた直後。中継のカメラはストイコビッチ監督のゴール後の反応を映し出していたが、そこで叫んだ言葉が良くなかった。 クロアチア『VI』によれば、ストイコビッチ監督の口の動きがハッキリとわかったとのこと。「思い知ったか! クソッタレめ!」と非常によろしくない言葉を発していた。 細かい発言はデリケートな言葉となっているが、内容としては非常に良くないもの。コソボ移民系の人々を侮辱する蔑称を用いており、「ジプシーの母」という言葉を使っていた。 スイスとは関係ないようにも思えるが、先制ゴールを決めたシャキリやキャプテンのMFグラニト・ジャカはアルバニア系の選手。ここに当てたものとされている。 というのも、4年前の2018年に行われたロシアW杯でもスイスとセルビアは同じグループに入り対戦。この試合では前述のジャカとシャキリがゴールを決めて1-2でスイスが勝利していたが、この時に2人がアルバニア国旗などにも示されている「双頭の鷲」のジェスチャーを見せ騒動となり、国際サッカー連盟(FIFA)は2人に罰金を科していた。 そのお返しというわけではないだろうが、4年越しにスイスを打ち負かすことができると思い、興奮して発された言葉だと思われるが、あまりにも良くない発言だった。 『VI』も「呪いの言葉は彼の唇からハッキリと識別でき、それが誰に当てられているかは簡単に結論付けられる」と、シャキリとジャカに向けての言葉だろうとし、「本当にとても悪い振る舞いを見せた。懲戒委員会もこの行為に対処する必要がある」と、なんらかの処分が下されるだろうとの見解を示した。 <span class="paragraph-title">【動画】ストイコビッチ監督が逆転ゴールに興奮し侮辱的な言葉を叫ぶ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/ClrXou-Nrav/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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