ベネズエラとの激闘を制したイングランドがU-20W杯初制覇!《U-20W杯》
2017.06.11 20:57 Sun
▽FIFA U-20ワールドカップ(W杯)決勝戦のU-20ベネズエラ代表vsU-20イングランド代表が11日に行われ、0-1でイングランドが勝利。イングランドが11度目の出場で同大会初優勝を飾った。
▽さらに22分、バイタルエリア左でパスを受けたソランケが中央へ横パスを供給すると、これに反応したルックマンがペナルティアーク手前からシュート。しかし、これもGKファリニェスの好セーブに防がれた。
▽ここまでわずか3失点と堅守を誇るイングランドDFを前にほとんど決定機を作れなかったベネズエラだが、24分にセットプレーからチャンスを迎える。ヤンヘル・エレーラがアタッキングサード手前で倒されFKを獲得すると、ルセナが意表を突いたロングシュートでゴールを狙う。しかし、わずかに左に逸れたシュートはポストを直撃した。
▽先制を許したベネズエラは42分、バイタルエリア左でFKを獲得。このFKをペニャランダが直接狙うも、シュートはわずかにゴール左に逸れた。
▽イングランドの1点リードで迎えた後半、ベネゼエラは[4-2-3-1]の布陣から[4-4-2]の布陣に変更。前半は左MFで起用したペニャランダを1列前に移動させた。すると50分、左サイドで獲得したFKからルセナがクロスを供給。これをボックス中央のY・エレーラが頭で合わせたが、これはGKウッドマンがキャッチ。
▽攻勢を強めたいベネズエラは51分、チャコンを下げてソテルドを投入。すると直後の52分、ソテルドのスルーパスでボックス右から侵入したセルヒオ・コルドバが決定機を迎えたが、これは飛び出したGKウッドマンがファインセーブ。さらに55分にも、ルセナの右CKからY・エレーラがヘディングシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに阻まれた。
▽後半序盤からベネゼエラの猛攻を受けたイングランドだが、56分に反撃。バイタルエリアまで持ち上がったオノマーが強烈なミドルシュートでベネズエラゴールを脅かしたが、これはクロスバーを直撃した。
▽ソテルドの交代で敵陣へ侵攻する回数が増えたベネズエラに同点のチャンスが訪れる。73分、ボックス内でペニャランダがクラーク=ソルターに倒されPKを獲得。しかし、このPKをペニャランダが失敗。同点のチャンスを逃してしまう。
▽試合終盤にかけて決死の猛攻を見せるベネズエラに対し、イングランドは最後まで集中した守り披露。結局、試合はそのまま終了。1-0で勝利したイングランドが、U-20W杯初制覇を飾った。
PR
▽準決勝でPK戦の末にU-20ウルグアイ代表に勝利したベネズエラと、準決勝でU-20イタリア代表に3-1と快勝したイングランドが激突。どちらが勝っても初優勝となる一戦は、ポゼッションを高めて能動的に仕掛けるイングランドに対し、ベネズエラがショートカウンターを狙う展開となる。▽すると10分、イングランドが最初のチャンスを迎える。ドーウェルとのワンツーでボックス右から侵入したソランケがフリーでシュートを放ったが、これはGKファリニェスが正面でブロックした。▽ここまでわずか3失点と堅守を誇るイングランドDFを前にほとんど決定機を作れなかったベネズエラだが、24分にセットプレーからチャンスを迎える。ヤンヘル・エレーラがアタッキングサード手前で倒されFKを獲得すると、ルセナが意表を突いたロングシュートでゴールを狙う。しかし、わずかに左に逸れたシュートはポストを直撃した。
▽ピンチを凌いだイングランドは35分、中盤でFKを獲得するとルイス・クックのロングフィードをボックス左手前でカルバート=ルーウィンが競り合うと、相手DFのクリアミスを誘発。これに反応したカルバート=ルーウィンがボックス内に侵入しフリーでシュート。一度はGKファリニェスに弾かれるも、こぼれ球を再びカルバート=ルーウィンが押し込み、イングランドが先制に成功した。
▽先制を許したベネズエラは42分、バイタルエリア左でFKを獲得。このFKをペニャランダが直接狙うも、シュートはわずかにゴール左に逸れた。
▽イングランドの1点リードで迎えた後半、ベネゼエラは[4-2-3-1]の布陣から[4-4-2]の布陣に変更。前半は左MFで起用したペニャランダを1列前に移動させた。すると50分、左サイドで獲得したFKからルセナがクロスを供給。これをボックス中央のY・エレーラが頭で合わせたが、これはGKウッドマンがキャッチ。
▽攻勢を強めたいベネズエラは51分、チャコンを下げてソテルドを投入。すると直後の52分、ソテルドのスルーパスでボックス右から侵入したセルヒオ・コルドバが決定機を迎えたが、これは飛び出したGKウッドマンがファインセーブ。さらに55分にも、ルセナの右CKからY・エレーラがヘディングシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに阻まれた。
▽後半序盤からベネゼエラの猛攻を受けたイングランドだが、56分に反撃。バイタルエリアまで持ち上がったオノマーが強烈なミドルシュートでベネズエラゴールを脅かしたが、これはクロスバーを直撃した。
▽ソテルドの交代で敵陣へ侵攻する回数が増えたベネズエラに同点のチャンスが訪れる。73分、ボックス内でペニャランダがクラーク=ソルターに倒されPKを獲得。しかし、このPKをペニャランダが失敗。同点のチャンスを逃してしまう。
▽試合終盤にかけて決死の猛攻を見せるベネズエラに対し、イングランドは最後まで集中した守り披露。結局、試合はそのまま終了。1-0で勝利したイングランドが、U-20W杯初制覇を飾った。
PR
イングランド代表の関連記事
U20ワールドカップの関連記事
|
イングランド代表の人気記事ランキング
1
8人離脱のイングランド代表にケインが苦言「代表はクラブよりも優先されるべき」
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが代表辞退者が相次いでいることに苦言を呈した。 UEFAネーションズリーグで14日にギリシャ代表と、17日にアイルランド代表と対戦するイングランド代表では、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFフィル・フォーデン、MFジャック・グリーリッシュ、MFブカヨ・サカ、MFデクラン・ライス、MFコール・パーマー、DFレヴィ・コルウィル、GKアーロン・ラムズデールの8選手がコンディション不良により代表合流を辞退していた。 ビッグクラブ所属の選手が相次いで代表合流を辞退したことを受けてイングランド代表で主将を務めるケインは前日会見にて以下のような苦言を呈した。 「代表は何よりも大切だと思っている。クラブよりもね。プロサッカー選手として最も重要なことだ。ガレス(サウスゲート)が代表でプレーする喜びを取り戻してくれた。仮に代表へのモチベーションが欠けている選手が居たら、ガレスはその選手を外す決断を下すことに躊躇することはなかった」 「今回は明らかに残念だ。シーズンの厳しい時期でそれが代表辞退の考えに至らせたのかもしれない。正直、その考えは好きではない。代表はクラブよりも優先されるべきだからね」 UEFAネーションズリーグでリーグBを戦っているイングランドは14日に3ポイント差の首位ギリシャと対戦。17日のアイルランド戦を連勝すると逆転で首位浮上の可能性があり、リーグA復帰が決まる状況となっている。 2024.11.14 06:30 Thu2
現時点で2024年最強のゴールハンターは? 1位はクラブ&代表戦で54得点、2位タイには中国代表FWがランクイン
クラブと代表チームを合わせ、2024年に最も多くのゴールを決めている選手とは。 2024年のサッカーシーンも佳境。 インターナショナルマッチウィークは現在進行中の今回が年内ラストであり、日本のように年を跨がないリーグスケジュールを採用する国は、これから順次オフへと突入する。 では、現時点で今年最もネットを揺らしているゴールハンターとは。 1位はスポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュで「54得点」。 ビッグクラブ移籍が取り沙汰されるストライカーで、2024年中の23-24シーズンに「25得点」、24-25シーズンここまで「23得点」、代表戦で「6得点」を叩き出している。 2位には「42得点」で3選手。 バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケイン、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、そして上海海港の中国代表FWウー・レイがランクインした。 中国代表キャプテンについては、2024シーズンの海港で公式戦「38得点」。うち中国スーパーリーグは34得点で自身2度目となる得点王に。32歳にしてキャリアハイの数字である。 ただし、ご存知の方も多い通り、33歳の誕生日に迎えるはずだったW杯アジア最終予選・日本代表戦(19日)は、おそらくケガで欠場だ。 ◆トップ6 ▽1位「54得点」 ヴィクトル・ギョケレシュ(26) スポルティング/スウェーデン代表 ▽2位「42得点」 ハリー・ケイン(31) バイエルン/イングランド代表 ▽2位「42得点」 アーリング・ハーランド(24) マンチェスター・C/ノルウェー代表 ▽2位「42得点」 ウー・レイ(32) 上海海港/中国代表 ▽5位「39得点」 マルティン・カウテルッシオ(37) スポルティング・クリスタル(ペルー1部)/代表歴なし ▽6位「38得点」 ロベルト・レヴァンドフスキ(36) バルセロナ/ポーランド代表 <span class="paragraph-title">【動画】イングランド2部時代のギョケレシュ弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Throwing it back to Viktor Gyökeres' first and last goal in the <a href="https://twitter.com/hashtag/EmiratesFACup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#EmiratesFACup</a>! <a href="https://t.co/dPQjhhsSuk">pic.twitter.com/dPQjhhsSuk</a></p>— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) <a href="https://twitter.com/EmiratesFACup/status/1857361986603876757?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.17 22:10 Sun3
4選手初ゴールのイングランドが暫定体制最終戦で5発完勝! 首位でリーグA復帰しトゥヘル体制移行【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2最終節のイングランド代表vsアイルランド代表が17日に行われ、ホームのイングランドが5-0で圧勝した。 前節、ギリシャ代表との首位攻防戦を3-0で制したイングランドは、リー・カーズリー暫定体制ラストマッチとなる3位のアイルランド戦で首位フィニッシュを目指した。前節からは先発3人を変更し、コンサとリコ・ルイス、ワトキンスに代えてリヴラメント、ホール、ケインを起用した。 前半からボールの主導権を握って押し込む展開に持ち込んだイングランド。立ち上がりのセットプレーでウォーカーが際どいヘディングシュートを放つなど、セットプレーを軸にチャンスを窺う。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開していくが、後ろ重心のアイルランドの守備に苦戦。なかなか決定機まで持ち込むことができない。結局、前半はシュート8本を放ったが、いずれも枠へ飛ばすことができず。相手に1本のシュートを許さなかったが、完全に攻めあぐねた状況で試合を折り返した。 それでも、後半に入って攻撃のギアを上げたイングランドは畳みかける攻めを見せる。51分にボックス内で倒されたベリンガムがPKを獲得。これをキッカーのケインが難なく右隅へ蹴り込んで先制に成功。さらに、このファウルでスケールズが2枚目のカードを科されて退場に。数的優位まで手にした。 すると55分、右サイド深くでリヴラメントが上げたクロスがDFのクリアミスを誘ってゴール前に流れると、これをゴードンが右足ボレーで合わせて嬉しい代表初ゴールを奪取。続く58分にはマドゥエケの右CKをニアのグエイが頭でフリックしたボールをファーに詰めたギャラガーが右足ワンタッチで押し込み、こちらも代表初ゴール。瞬く間にリードを広げた。 これで勝利を確信したカーズリー監督はウォーカーやゴードン、マドゥエケの両ウイングなど積極的にメンバーを入れ替えると、交代選手が決定的な仕事を果たす。 75分、相手陣内左サイドで得たFKの流れからベリンガムの横パスにペナルティアーク付近で反応した途中出場のボーウェンが左足ダイレクトシュートを突き刺して代表初ゴール。直後の79分には右CKの二次攻撃から再びベリンガムの正確な右クロスを、今度は代表デビュー戦のハーウッド=ベリスがヘディングで合わせ、この試合4人目の初ゴール記録者となった。 その後、数的不利のアイルランドの反撃を難なく撥ね返し続けたイングランドが5-0の圧勝。カーズリー暫定体制を首位フィニッシュという最高の形で終え、1月からのトゥヘル体制にバトンを渡すことになった。 イングランド代表 5-0 アイルランド代表 【イングランド】 ハリー・ケイン(後8[PK]) アンソニー・ゴードン(後10) コナー・ギャラガー(後13) ジャロッド・ボーウェン(後30) テイラー・ハーウッド=ベリス(後34) 2024.11.18 04:30 Mon4
「本当に感銘を受けた」ケインの等身大像が4年の保管を経てお披露目…幼少期在籍クラブの近くに設置
バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、幼少期に通っていたフットボールクラブの近くに設置された自身の等身大の像の除幕式に参加した。イギリス『BBC』が伝えている。 この像はケインの生まれ故郷、ウォルサム・フォレスト市議会が7200ポンド(約140万円)で購入したが、設置場所が見つかるまで4年間保管されていた。 しかし、最終的にケインが少年時代にプレーしていたリッジウェイ・ローヴァーズFCの近くにあるウォルサムストウのピーター・メイ・スポーツセンターへの設置が決定。 18日にはケインと同クラブに在籍する2人の少年によって除幕式が実施された。 その除幕式後に記者団の取材を受けたイングランド歴代最多得点者は「本当に感銘を受けた」と喜びの言葉を語っている。 「今ここにあるのを見ると、たくさんの子供たちが通り過ぎて、うまくいけば刺激を受けるだろうと考えると、とても謙虚な気持ちになるよ」 「これは僕の旅と人生、そして懸命な努力の本当に素晴らしい物語だと思っている」 「子供たちが刺激を受ける場所があるのは本当に素晴らしいことだね」 <span class="paragraph-title">【写真】ケインが自身の像と自撮り、気になる再現度は…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A real proud moment for me to go back to where my life in football began and unveil a statue. I hope it helps inspire the next generation to work hard and believe in themselves. <a href="https://t.co/rbAs8RrZgS">pic.twitter.com/rbAs8RrZgS</a></p>— Harry Kane (@HKane) <a href="https://twitter.com/HKane/status/1858495539093852245?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 09:00 Tue5