女性レポーターへの暴言で物議をかもしたモイーズ氏に対し3万ポンドの罰金処分
2017.06.10 17:00 Sat
                ▽イングランドサッカー協会(FA)は9日、5月にサンダーランドの監督を辞任したデイビッド・モイーズ氏に対し、3万ポンド(約421万円)の罰金処分を下した。
▽モイーズ氏は、4月18日に行われたプレミアリーグ第29節のバーンリー戦後にイギリス『BBC』の女性レポーター、ヴィッキ・スパーク氏からインタビューを受けた際、「たとえ、あなたが女性だとしても平手打ちされるかもしれない」と語り、物議を醸していた。
▽その後、モイーズ氏はプレミアリーグ第30節のレスター・シティ戦に向けた公式会見に参加した際、「あのとき、少し熱くなってああいったことを言ってしまった。私はあの発言について深く反省している」と、自身の非を認めて謝罪。FAの聴取を受け、嫌疑については否認していたのだが、このほど委員会の審判でその事実が証明されたために罰金が科せられることになった。
▽昨夏にサンダーランドの指揮官に就任したモイーズ氏は、愛弟子であるMFアドナン・ ヤヌザイやFWヴィクター・アニチェベを獲得しシーズンに臨んだが、開幕から低迷。最後まで立て直しを図れず、最下位(6勝6分け26敗)でシーズンを終え、同クラブを10年ぶりのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格に導いてしまった。
▽なお、モイーズ氏が辞任したサンダーランドの後任候補には、かつてリバプールやイングランド代表を率いた経歴を持つロイ・ホジソン氏(69)の名が挙がっている。
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                        
                                            ▽モイーズ氏は、4月18日に行われたプレミアリーグ第29節のバーンリー戦後にイギリス『BBC』の女性レポーター、ヴィッキ・スパーク氏からインタビューを受けた際、「たとえ、あなたが女性だとしても平手打ちされるかもしれない」と語り、物議を醸していた。
▽その後、モイーズ氏はプレミアリーグ第30節のレスター・シティ戦に向けた公式会見に参加した際、「あのとき、少し熱くなってああいったことを言ってしまった。私はあの発言について深く反省している」と、自身の非を認めて謝罪。FAの聴取を受け、嫌疑については否認していたのだが、このほど委員会の審判でその事実が証明されたために罰金が科せられることになった。
▽なお、モイーズ氏が辞任したサンダーランドの後任候補には、かつてリバプールやイングランド代表を率いた経歴を持つロイ・ホジソン氏(69)の名が挙がっている。
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