
福岡が前節の敗戦を払しょくして暫定ながらも首位に返り咲き!!《J2》
2017.06.03 14:58 Sat
▽3日に明治安田生命J2リーグ第17節のアビスパ福岡vsカマタマーレ讃岐がレベルファイブスタジアムで行われ、3-1で福岡が勝利した。
▽前節、下位のザスパクサツ群馬相手に6試合ぶりの失点を喫して敗れ、首位陥落となった2位の福岡(勝ち点30)が、徳島ヴォルティスとのダービーマッチをドローで終えて10試合未勝利となった21位の讃岐(勝ち点10)が対戦した。
▽試合は福岡が前線のウェリントンをターゲットに長いボールを入れていくと、讃岐も前線の原に長いボールを入れるなど、お互いに似た入りとなった。すると4分、左サイドから攻撃を展開した福岡は、三門の折り返しにボックス内でフリーとなったウェリントンが左足でシュート。このファーストシュートがネットを揺らし、福岡が先制した。
▽追いかける讃岐は7分、李栄直のロングフィードから左サイドで裏を取った仲間が折り返し。最後は西がボックス手前中央で合わせるが、ここは岩下が体を張ってブロックしたことでボールはゴールマウスに飛ばない。
▽すると12分、左サイドの坂田がゴール前に入れたクロスはファーサイドに流れる。しかしこれを収めたジウシーニョが入れたマイナスのボールを、後方から走り込んだ山瀬が右足で押し込み、福岡が2点目を奪った。しかし讃岐も16分に高木のシュートが實藤の手に当たってPKを獲得。このチャンスを原がしっかりと決めきって1点を返した。
▽そのまま試合を折り返すと、追いかける讃岐が前線からプレスを仕掛けていく。48分には左サイドから攻め込み、こぼれたボールを渡邉がダイレクトで狙うが、ボールはゴールマウスの左隅にそれていった。
▽一方の福岡は61分に坂田を下げてウィリアン・ポッピを投入。前線の3枚は外国人選手が並ぶこととなった。66分には右CKの流れからこぼれたボールを三門が狙うが、GKが正面でキャッチ。後半はスコアが動かないまま終盤に入っていった。
▽讃岐は68分に決定機。左サイドからのクロスがファーサイドに流れて馬場の元へ。馬場は右足でダイレクトシュートを狙うが、GK杉山が好セーブで防いだ。しかし杉山はこのプレーで目から出血。シュートを放った馬場は杉山を気遣う場面を見せえた。杉山はプレー続行が不可能となり、福岡は兼田を送り出す。
▽するとその兼田は82分、讃岐が右サイドのロングスローから最後は原に決定的なシュートを放たれるが、うまく飛び出してブロックする。その後、エブソンとウィリアン・ポッピがヒートアップする場面も見られ、両者にイエローカードが提示される。
▽讃岐は82分に右CKから李栄直がヘディングでネットを揺らすが、GKチャージの判定でノーゴール。88分にも讃岐は左CKからエブソンがゴールマウス急襲のヘディングシュートを見舞うが、堤がライン上でクリアする。結局試合はそのまま終了を迎え、福岡が暫定首位となった。
▽前節、下位のザスパクサツ群馬相手に6試合ぶりの失点を喫して敗れ、首位陥落となった2位の福岡(勝ち点30)が、徳島ヴォルティスとのダービーマッチをドローで終えて10試合未勝利となった21位の讃岐(勝ち点10)が対戦した。
▽試合は福岡が前線のウェリントンをターゲットに長いボールを入れていくと、讃岐も前線の原に長いボールを入れるなど、お互いに似た入りとなった。すると4分、左サイドから攻撃を展開した福岡は、三門の折り返しにボックス内でフリーとなったウェリントンが左足でシュート。このファーストシュートがネットを揺らし、福岡が先制した。
▽すると12分、左サイドの坂田がゴール前に入れたクロスはファーサイドに流れる。しかしこれを収めたジウシーニョが入れたマイナスのボールを、後方から走り込んだ山瀬が右足で押し込み、福岡が2点目を奪った。しかし讃岐も16分に高木のシュートが實藤の手に当たってPKを獲得。このチャンスを原がしっかりと決めきって1点を返した。
▽嫌な流れの福岡だったが28分、左サイドのロングスローから實藤が左足でシュート。これはGKのセーブで防がれるが、こぼれたところを岩下がプッシュ。岩下の移籍後初ゴールで福岡が再び2点差とした。
▽そのまま試合を折り返すと、追いかける讃岐が前線からプレスを仕掛けていく。48分には左サイドから攻め込み、こぼれたボールを渡邉がダイレクトで狙うが、ボールはゴールマウスの左隅にそれていった。
▽一方の福岡は61分に坂田を下げてウィリアン・ポッピを投入。前線の3枚は外国人選手が並ぶこととなった。66分には右CKの流れからこぼれたボールを三門が狙うが、GKが正面でキャッチ。後半はスコアが動かないまま終盤に入っていった。
▽讃岐は68分に決定機。左サイドからのクロスがファーサイドに流れて馬場の元へ。馬場は右足でダイレクトシュートを狙うが、GK杉山が好セーブで防いだ。しかし杉山はこのプレーで目から出血。シュートを放った馬場は杉山を気遣う場面を見せえた。杉山はプレー続行が不可能となり、福岡は兼田を送り出す。
▽するとその兼田は82分、讃岐が右サイドのロングスローから最後は原に決定的なシュートを放たれるが、うまく飛び出してブロックする。その後、エブソンとウィリアン・ポッピがヒートアップする場面も見られ、両者にイエローカードが提示される。
▽讃岐は82分に右CKから李栄直がヘディングでネットを揺らすが、GKチャージの判定でノーゴール。88分にも讃岐は左CKからエブソンがゴールマウス急襲のヘディングシュートを見舞うが、堤がライン上でクリアする。結局試合はそのまま終了を迎え、福岡が暫定首位となった。
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