FW武藤嘉紀がアディダスの新スパイク『NEMEZIZ』について語る「自分の良さが最大限引き出せるスパイク」
2017.05.29 19:00 Mon
▽マインツに所属するFW武藤嘉紀が、アディダスが新たに発売する新スパイク『NEMEZIZ(ネメシス)』を着用する。
▽『NEMEZIZ』は、アジリティを追求するプレーヤー向けの新フランチャイズとして6月1日より全国で販売を開始。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが着用していた『MESSI』が進化したもので、バンデージテープの構造をアディダス史上初めて採用したものとなっている。
▽武藤は、『NEMEZIZ』の着用にあたりアディダスのインタビューに答え、今シーズンのブンデスリーガや新スパイク『NEMEZIZ』について語った。
──ドイツでの2シーズン目、昨シーズンと比べての変化や成長した部分などは
武藤嘉紀「自分で成長したなと思うのはメンタル面です。考え方の面で、大分色々な考え方を持てるようになりました。ケガをした後、コンディションが上がらない時に、なにやっても自信がないようにプレーしてしまったり、自分が思っている様なプレーを出せないことが多かったですが、ある日突然、自分のプレーにおいて迷いがあったり、怖さがある方がもったいないと。チャンスを貰っている以上、もしそこでミスをしたとしても、ミスを恐れてプレーするよりは、ミスをしても自分が思ったプレーを出せた方が自分にとってプラスだと気づいて、自分が表現したいこと、やりたいことを全面に出せるようになってきて、コンディションも上がってきました」
──今シーズン、ターニングポイントになった試合はありますか
武藤「ライプツィヒとの試合(第27節)ですね。その試合は(2-3で)負けたんですが、0-2で負けていて、自分は途中から出場しました。その時は定まったポジションを得られていなかったので、出たら必ず点を獲ってやる。誰が何と言おうと、自分がゴールを決める、自分が思ったようにプレーするという気持ちで途中出場しました。CKからですがゴールを決められたり、入ってすぐに良いプレーがあったり。自分が点を獲るというイメージを全面に押し出すことができて、そこから先発で出られるようになりました」
武藤「ゴール前で落ち着いてプレーすることですね。日本人はGKとの一対一の場面で緊張してしまう、バタついてしてしまうことがありますし、そういった選手が多いです。外国人選手は一対一を楽しんでいます。GKとの駆け引きとか。その駆け引きをもっと楽しめる選手になりたいなと思います」
──今まではエースを履いていましたが、今回の『NEMEZIZ(ネメシス)』は何が違うと感じていますか
武藤「やっぱりフィット感ですね。エースよりも、スパイクが自分の足を包んでくれているという感覚があります。あとは、アジリティの動きですね。中ズレがないので、自分が思ったプレーができるスパイクじゃないかなと思います」
──このスパイクを履くことへの想いは
武藤「自分に合ったスパイク、パーフェクトだなと思ったスパイクはそんなに無いんですが、『NEMEZIZ(ネメシス)』に関しては来たなと。自分のプレーにも合っているし、自分の足にも合っている。自分の良さが最大限引き出せるスパイクだなという実感を得ているので、今までの自分よりもさらにゴールだったり、結果を出すようなところを見せたいと思います」
──ドイツや日本のメディアで“日本のメッシ”と言われていることについては
武藤「メッシ選手に申し訳ないので、そこは流して(笑)。自分自身が評価されるように、武藤嘉紀は武藤嘉紀だと言ってもらえるような活躍をしたいなと思います」
──日本代表に定着するための今後の目標は
武藤「定着するためには海外で結果を残し続けることですね。日本代表で呼ばれた時に結果を出さないと、呼ばれただけじゃ引き続き呼んでもらえないので、代表で結果を出すこと。この2つが大事だと思います」
▽『NEMEZIZ』は、アジリティを追求するプレーヤー向けの新フランチャイズとして6月1日より全国で販売を開始。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが着用していた『MESSI』が進化したもので、バンデージテープの構造をアディダス史上初めて採用したものとなっている。
▽武藤は、『NEMEZIZ』の着用にあたりアディダスのインタビューに答え、今シーズンのブンデスリーガや新スパイク『NEMEZIZ』について語った。
武藤嘉紀「自分で成長したなと思うのはメンタル面です。考え方の面で、大分色々な考え方を持てるようになりました。ケガをした後、コンディションが上がらない時に、なにやっても自信がないようにプレーしてしまったり、自分が思っている様なプレーを出せないことが多かったですが、ある日突然、自分のプレーにおいて迷いがあったり、怖さがある方がもったいないと。チャンスを貰っている以上、もしそこでミスをしたとしても、ミスを恐れてプレーするよりは、ミスをしても自分が思ったプレーを出せた方が自分にとってプラスだと気づいて、自分が表現したいこと、やりたいことを全面に出せるようになってきて、コンディションも上がってきました」
──今シーズン、ターニングポイントになった試合はありますか
武藤「ライプツィヒとの試合(第27節)ですね。その試合は(2-3で)負けたんですが、0-2で負けていて、自分は途中から出場しました。その時は定まったポジションを得られていなかったので、出たら必ず点を獲ってやる。誰が何と言おうと、自分がゴールを決める、自分が思ったようにプレーするという気持ちで途中出場しました。CKからですがゴールを決められたり、入ってすぐに良いプレーがあったり。自分が点を獲るというイメージを全面に押し出すことができて、そこから先発で出られるようになりました」
──メンタル以外で自身が感じている課題は
武藤「ゴール前で落ち着いてプレーすることですね。日本人はGKとの一対一の場面で緊張してしまう、バタついてしてしまうことがありますし、そういった選手が多いです。外国人選手は一対一を楽しんでいます。GKとの駆け引きとか。その駆け引きをもっと楽しめる選手になりたいなと思います」

武藤「やっぱりフィット感ですね。エースよりも、スパイクが自分の足を包んでくれているという感覚があります。あとは、アジリティの動きですね。中ズレがないので、自分が思ったプレーができるスパイクじゃないかなと思います」
──このスパイクを履くことへの想いは
武藤「自分に合ったスパイク、パーフェクトだなと思ったスパイクはそんなに無いんですが、『NEMEZIZ(ネメシス)』に関しては来たなと。自分のプレーにも合っているし、自分の足にも合っている。自分の良さが最大限引き出せるスパイクだなという実感を得ているので、今までの自分よりもさらにゴールだったり、結果を出すようなところを見せたいと思います」
──ドイツや日本のメディアで“日本のメッシ”と言われていることについては
武藤「メッシ選手に申し訳ないので、そこは流して(笑)。自分自身が評価されるように、武藤嘉紀は武藤嘉紀だと言ってもらえるような活躍をしたいなと思います」
──日本代表に定着するための今後の目標は
武藤「定着するためには海外で結果を残し続けることですね。日本代表で呼ばれた時に結果を出さないと、呼ばれただけじゃ引き続き呼んでもらえないので、代表で結果を出すこと。この2つが大事だと思います」
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