アタランタ圧倒もミランとのロンバルディア・ダービーはドロー決着《セリエA》
2017.05.14 05:40 Sun
▽セリエA第36節、アタランタvsミランのロンバルディア・ダービーが13日に行われ、1-1で引き分けた。ミランのMF本田圭佑はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節ウディネーゼ戦を引き分け、ここ7試合負けなしと好調を維持している5位アタランタ(勝ち点65)は、引き分け以上でヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得をほぼ確実にできる中、ベストメンバーを送り込んだ。
▽一方、ローマに1-4と完敗した6位ミラン(勝ち点59)はここ4試合勝利から見放されているものの、引き続き後続が勝ち点を落としたため、7位インテルとの3ポイント差を維持。そのミランはパレッタとオカンポスが出場停止の中、3バックを採用。そして、昨年10月に長期離脱していた左ヒザの前十字靭帯を負傷したモントリーボが負傷明け後初先発となった。
▽3バックの中央にサパタを配し、モントリーボを中盤アンカーに据える[3-1-4-2]で臨んだミランに対し、立ち上がりからアタランタが圧力をかける展開で推移していく。そのアタランタは27分にアレハンドロ・ゴメスがミドルシュートでGKドンナルンマを強襲した。
▽劣勢のミランは33分にデウロフェウが枠内シュートを浴びせると、続く36分にはデウロフェウとのワンツーでボックス中央へ進入したラパドゥーラがシュートに持ち込むも、威力を欠いてGKにセーブされてしまう。
▽迎えた後半も圧力をかけたアタランタは、49分にクリスタンテがGKを強襲するシュートを浴びせる。その後、54分にFKからパシャリッチのヘディングシュートでゴールを脅かされたものの、攻め込み続けるアタランタは66分にケシエがボックス手前右からミドルシュート。枠の左隅を捉えたが、GKドンナルンマのファインセーブに阻止される。
▽71分にペターニャに代えてクルティッチを投入し、守備の比重を高めたアタランタはミランに付け入る隙を与えないままリードを保っていく。83分にはラパドゥーラに枠内シュートを浴びるも、GKベリシャが正面でセーブ。
▽しかし、終盤にかけて押し込んだミランが同点に追いつく。87分、ショートカウンターに転じると、ボックス左でパスを受けたデウロフェウがDFを外して放ったシュートがディフレクトしてネットを揺すった。このまま1-1で終了。アタランタがELストレートインとなる5位をほぼ確定させ、ミランがELプレーオフ権を得られる6位を死守している。
▽前節ウディネーゼ戦を引き分け、ここ7試合負けなしと好調を維持している5位アタランタ(勝ち点65)は、引き分け以上でヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得をほぼ確実にできる中、ベストメンバーを送り込んだ。
▽一方、ローマに1-4と完敗した6位ミラン(勝ち点59)はここ4試合勝利から見放されているものの、引き続き後続が勝ち点を落としたため、7位インテルとの3ポイント差を維持。そのミランはパレッタとオカンポスが出場停止の中、3バックを採用。そして、昨年10月に長期離脱していた左ヒザの前十字靭帯を負傷したモントリーボが負傷明け後初先発となった。
▽劣勢のミランは33分にデウロフェウが枠内シュートを浴びせると、続く36分にはデウロフェウとのワンツーでボックス中央へ進入したラパドゥーラがシュートに持ち込むも、威力を欠いてGKにセーブされてしまう。
▽引き続き攻め込むアタランタは44分、ロングフィードに抜け出したアレハンドロ・ゴメスがGKと一対一となったが、ドンナルンマにファインセーブで止められてしまう。それでも直後、ボックス左へ進入したスピナッツォーラのシュートはGKドンナルンマに再び好守で防がれるも、ルーズボールをA・コンティが押し込んで先制し、前半を終えた。
▽迎えた後半も圧力をかけたアタランタは、49分にクリスタンテがGKを強襲するシュートを浴びせる。その後、54分にFKからパシャリッチのヘディングシュートでゴールを脅かされたものの、攻め込み続けるアタランタは66分にケシエがボックス手前右からミドルシュート。枠の左隅を捉えたが、GKドンナルンマのファインセーブに阻止される。
▽71分にペターニャに代えてクルティッチを投入し、守備の比重を高めたアタランタはミランに付け入る隙を与えないままリードを保っていく。83分にはラパドゥーラに枠内シュートを浴びるも、GKベリシャが正面でセーブ。
▽しかし、終盤にかけて押し込んだミランが同点に追いつく。87分、ショートカウンターに転じると、ボックス左でパスを受けたデウロフェウがDFを外して放ったシュートがディフレクトしてネットを揺すった。このまま1-1で終了。アタランタがELストレートインとなる5位をほぼ確定させ、ミランがELプレーオフ権を得られる6位を死守している。
アタランタの関連記事
セリエAの関連記事
|
アタランタの人気記事ランキング
1
復帰戦で再び負傷のスカマッカ、右太ももの手術で再びの長期離脱か
アタランタは7日、イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカが手術を受けたことを発表した。 スカマッカは1日に行われたセリエA第23節のトリノ戦に途中出場。85分からレテギに代わりピッチに立ったが、この試合で右足を負傷していた。 クラブの発表によれば、精密検査を受けたスカマッカは右大腿直筋近位の筋肉と腱の接合部に損傷が見つかったとのこと。そして、6日に同箇所の手術をバルセロナで受け、無事に成功したとのことだ。 昨夏のプレシーズンマッチで負った左ヒザのケガで、シーズン前半戦を棒に振ったスカマッカ。約6カ月にわたる離脱から、トリノ戦で復帰を果たしたが、復帰初戦で新たなケガを負い再離脱することとなった。 2025.02.08 11:15 Sat2
ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心
アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu3
重傷から復帰のアタランタDFスカルヴィーニが肩の手術成功…CLバルセロナ戦で負傷
アタランタは5日、イタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニの手術成功を発表した。 スカルヴィーニは、2024年6月に行われたシーズン最終戦のフィオレンティーナ戦で左ヒザの前十字じん帯を損傷。長期離脱となっていた。 2024年11月に復帰すると、今年に入ってからはコンスタントにプレーしていたが、1月29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節のバルセロナ戦で途中出場を果たすと、試合終盤に負傷。ストレッチャーに乗せられてピッチを後にしていた。 左肩を痛めていたスカルヴィーニは、5日に左肩関節上腕骨安定化手術を受け無事に成功。すでにリハビリのプログラムを行っているという。 負傷続きとなってしまったスカルヴィーニ。しっかりと治して復帰してもらいたいものだ。 2025.02.06 12:10 Thu4
パリ五輪金メダルの右SBにアクシデント…アタランタ移籍が土壇場で破談
U-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)のアタランタ移籍が土壇場で破談に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。 U-23スペイン代表の一員としてパリ・オリンピック優勝を成し遂げたプビル。その高揚感と共に新天地への移籍に向け、すぐさまベルガモへメディカルチェックに向かった。 しかし、報道によると、詳細は不明なもののメディカルチェックで問題が発生したようで、アタランタはクラブ間で合意していた1600万ユーロ+アドオン400万ユーロの総額2000万ユーロ(約32億1000万円)の契約を破棄することを、保有元のアルメリアに通知したようだ。 そして、クラブはすでにノッティンガム・フォレストのウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ、フラメンゴのブラジル人DFウェズレイといった別のターゲットへの獲得の動きを進めているようだ。 なお、アルメリアは財政問題を抱え、現スカッドで最も高額な移籍金を得られる右サイドバックの売却を考慮。プビル自身もステップアップを希望しており、以前に交渉を行っていたローマなど異なるクラブとの交渉を行う可能性は高いようだ。 2024.08.12 22:38 Mon5