リヨンがホームで猛追も1stレグのアドバンテージを生かしたアヤックスが1991-92シーズン以来の決勝進出!《EL》
2017.05.12 06:30 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのリヨンvsアヤックスが11日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、3-1でリヨンが勝利。しかし、2戦合計スコア4-5でアヤックスが決勝進出を果たした。
▽4日に行われた1stレグでアウェイゴールを奪い大敗したものの2ndレグに望みを繋いだリヨンは、その後に行われたリーグ戦では2連勝と好調をキープ。そのリヨンは、1stレグからスタメンを2人変更。トゥサール、ジャレに代わり、ラカゼットとラファエウがスタメンに名を連ねた。
▽一方、本拠地アムステルダム・アレナでの1stレグをほぼ完璧な結果で終えたアヤックス。直近のリーグ戦でも一部主力を温存しながらも快勝すると、首位フェイエノールトとの勝ち点差を縮め、最終節での逆転優勝の可能性が浮上。最高の形で今回の一戦を迎えたアヤックスは、1stレグからスタメンを2選手変更。テテとリードウォルドに代わり、1stレグを出場停止で欠場したフェルトマンとフィールヘーフェルがスタメンに復帰した。
▽決勝進出へ攻めるしかないリヨンが立ち上がりから敵陣に迫ると開始1分、バイタルエリア手前で獲得したFKからラカゼットがヘディングシュートを放ったが、これはゴール左に外れた。
▽一方、前がかるリヨンに対して落ち着いた守備から攻撃を組み立てるアヤックスは14分、中盤で獲得したFKをジイェフが素早くリスタート。このロングパスでボックス中央に抜け出したユーネスが、飛び出したGKアントニー・ロペスの上を突くループシュートを狙ったが、シュートは枠の上に外れた。
▽痛恨のアウェイゴールを許すも諦めないリヨンは44分、ボックス内でラカゼットがデ・リフトに倒され、PKを獲得。このPKをラカゼットがゴール右隅に突き刺し、同点に追いつくと、前半アディショナルタイム1分にもフィールヘーフェルのクリアミスを奪ったフェキルがゴール右まで侵攻。グラウンダーの折り返しをゴール左のラガゼットがワンタッチでゴール押し込み、リヨンが前半のうちに逆転に成功した。
▽前半終盤の連続ゴールで反撃ムードの高まるリヨンが、後半も攻勢に出る。51分、バイタルエリア中央でFKを獲得すると、ヴァルブエナのロングパスをボックス中央に抜け出したディアカビがシュート。さらに53分には、右サイドを持ち上がったラファエウの横パスを受けたラカゼットがボックス右からシュート放ったが、ともにGKオナナのセーブに防がれた。
▽流れの悪いアヤックスは59分、シェーネを下げてファン・デ・ビークを投入。さらに65分には、フェルトマンを下げてテテをピッチに送り出した。ピッチに送り出した。対するリヨンは、75分にモレルを下げてリブス。77分にヴァルブエナを下げてゲザルを投入した。
▽するとアヤックスは79分、右CKをファーサイドで収めたクラーセンの落としをボックス手前で受けたファン・デ・ビークがコントロールシュートでゴール右上を狙うも、これはクロスバーの右角を叩く。
▽ピンチを凌いだリヨンは81分、ボックス左でパスを受けたリブスのクロスをファーサイドのゲザルが頭で合わせると、ブロックに入ったフィールヘーフェルにディフレクトしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、2戦合計スコアで1点差に迫った。
▽ホームの大声援を受け、攻勢を強めるリヨンに更なる追い風が吹く。84分、フィールヘーフェルが2枚目イエローカードで退場処分となる。数的優位を得たリヨンは89分、ボックス右から仕掛けたゲザルのクロスをファーサイドで受けたM・コルネが胸トラップから左足を振り抜くが、このシュートはわずかにゴール右に逸れる。
▽結局、最後まで諦めずにゴールを目指したリヨンだったが及ばず、2戦合計スコア4-5で敗戦。一方、数的不利となるもホームで得たアドバンテージを生かしたアヤックスが前身のUEFAカップ時代の1991-92シーズン以来となる決勝進出を果たした。
▽4日に行われた1stレグでアウェイゴールを奪い大敗したものの2ndレグに望みを繋いだリヨンは、その後に行われたリーグ戦では2連勝と好調をキープ。そのリヨンは、1stレグからスタメンを2人変更。トゥサール、ジャレに代わり、ラカゼットとラファエウがスタメンに名を連ねた。
▽一方、本拠地アムステルダム・アレナでの1stレグをほぼ完璧な結果で終えたアヤックス。直近のリーグ戦でも一部主力を温存しながらも快勝すると、首位フェイエノールトとの勝ち点差を縮め、最終節での逆転優勝の可能性が浮上。最高の形で今回の一戦を迎えたアヤックスは、1stレグからスタメンを2選手変更。テテとリードウォルドに代わり、1stレグを出場停止で欠場したフェルトマンとフィールヘーフェルがスタメンに復帰した。
▽一方、前がかるリヨンに対して落ち着いた守備から攻撃を組み立てるアヤックスは14分、中盤で獲得したFKをジイェフが素早くリスタート。このロングパスでボックス中央に抜け出したユーネスが、飛び出したGKアントニー・ロペスの上を突くループシュートを狙ったが、シュートは枠の上に外れた。
▽その後も拮抗した展開となる中、アヤックスはロングカウンターからアウェイゴールの奪取に成功する。26分、自陣からのロングフィードをディアカビがクリアミス。これを中盤で拾ったドルベアが素早く左サイドへ展開すると、ユーネスのスルーパスでボックス左から侵入したドルベアが飛び出したGKアントニー・ロペスの上を抜くチップシュートでゴールネットを揺らした。
▽痛恨のアウェイゴールを許すも諦めないリヨンは44分、ボックス内でラカゼットがデ・リフトに倒され、PKを獲得。このPKをラカゼットがゴール右隅に突き刺し、同点に追いつくと、前半アディショナルタイム1分にもフィールヘーフェルのクリアミスを奪ったフェキルがゴール右まで侵攻。グラウンダーの折り返しをゴール左のラガゼットがワンタッチでゴール押し込み、リヨンが前半のうちに逆転に成功した。
▽前半終盤の連続ゴールで反撃ムードの高まるリヨンが、後半も攻勢に出る。51分、バイタルエリア中央でFKを獲得すると、ヴァルブエナのロングパスをボックス中央に抜け出したディアカビがシュート。さらに53分には、右サイドを持ち上がったラファエウの横パスを受けたラカゼットがボックス右からシュート放ったが、ともにGKオナナのセーブに防がれた。
▽流れの悪いアヤックスは59分、シェーネを下げてファン・デ・ビークを投入。さらに65分には、フェルトマンを下げてテテをピッチに送り出した。ピッチに送り出した。対するリヨンは、75分にモレルを下げてリブス。77分にヴァルブエナを下げてゲザルを投入した。
▽するとアヤックスは79分、右CKをファーサイドで収めたクラーセンの落としをボックス手前で受けたファン・デ・ビークがコントロールシュートでゴール右上を狙うも、これはクロスバーの右角を叩く。
▽ピンチを凌いだリヨンは81分、ボックス左でパスを受けたリブスのクロスをファーサイドのゲザルが頭で合わせると、ブロックに入ったフィールヘーフェルにディフレクトしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、2戦合計スコアで1点差に迫った。
▽ホームの大声援を受け、攻勢を強めるリヨンに更なる追い風が吹く。84分、フィールヘーフェルが2枚目イエローカードで退場処分となる。数的優位を得たリヨンは89分、ボックス右から仕掛けたゲザルのクロスをファーサイドで受けたM・コルネが胸トラップから左足を振り抜くが、このシュートはわずかにゴール右に逸れる。
▽結局、最後まで諦めずにゴールを目指したリヨンだったが及ばず、2戦合計スコア4-5で敗戦。一方、数的不利となるもホームで得たアドバンテージを生かしたアヤックスが前身のUEFAカップ時代の1991-92シーズン以来となる決勝進出を果たした。
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