ナポリがインシーニェのドッピエッタなどでCL出場争うラツィオに3発完勝《セリエA》
2017.04.10 05:47 Mon
▽セリエA第31節ラツィオvsナポリが9日に行われ、0-3でナポリが完勝した。
▽前節サッスオーロ戦をインモービレ弾とオウンゴールで2-1と逆転勝利した4位ラツィオ(勝ち点60)は、3位ナポリとの勝ち点差を4に縮めた。リーグ戦ここ8試合で6勝と好調を維持する中、5日前に行われたローマとのコッパ・イタリア準決勝では2-3と敗れたものの、1stレグのアドバンテージを生かして余裕を持って決勝に進出した。そのローマ戦のスタメンから3選手を変更。負傷を抱えるデ・フライとルリッチが欠場となってビリアがベンチスタートとなった。
▽一方、前節ユベントス戦を圧倒しながらも1-1の引き分け止まりとなった3位ナポリ(勝ち点64)は、4日前に行われたユベントスとのコッパ・イタリア準決勝では3-2と勝利したものの、1stレグの結果を跳ね返すには至らず、決勝進出はならなかった。そのユベントス戦のスタメンから5選手を変更。メルテンスやアルビオルが先発に戻った。
▽[3-5-2]の布陣を敷いたラツィオはリスクを冒さず自陣に引いてナポリにポゼッションを譲る戦いを選択。そのラツィオは6分、両チーム通じて最初の決定機を演出する。フェリペ・アンデルソンの右サイドからのクロスをファーサイドのミリンコビッチ=サビッチが左足でボレー。しかし、わずかに枠の右へ外れた。
▽その後もナポリはウインバックが守備に戻って5バック気味になるラツィオの守備ブロックの前でボールを回すだけの状況を強いられていたが、25分に先制する。ハムシクが鋭い縦パスを入れた流れからメルテンスが前を向いてボックス左のハムシクへ。ハムシクはダイレクトで折り返し、最後はファーサイドのカジェホンが詰めた。
▽後半も仕掛けたナポリは開始3分にハムシクの左足ミドルでGKストラコシャを強襲。ギアを上げていくと、51分に追加点を奪う。アランの浮き球パスをボックス左に走り込んだインシーニェが右足のソールで押し込んだ。
▽2点を追う展開となったラツィオは2枚代えを敢行。ムルジャとバストスに代えてケイタとホードを投入した。直後、ケイタに決定機が訪れるも、GKレイナにセーブされる。
▽後半半ばを過ぎてラツィオの攻勢が強まっていくと、69分にはケイタがミドルシュートでGKレイナを強襲。続く71分にはケイタの突破からパトリックがシュートに持ち込むも、ゴールライン前でのインシーニェの身体を張ったブロックに阻まれた。
▽しかし、終盤にかけてはラツィオの攻撃はトーンダウン。そして、追加タイム2分にインシーニェがこの試合2点目を叩き込んでナポリがCL出場権争いを完勝し、ラツィオとの勝ち点差を7に広げている。
▽前節サッスオーロ戦をインモービレ弾とオウンゴールで2-1と逆転勝利した4位ラツィオ(勝ち点60)は、3位ナポリとの勝ち点差を4に縮めた。リーグ戦ここ8試合で6勝と好調を維持する中、5日前に行われたローマとのコッパ・イタリア準決勝では2-3と敗れたものの、1stレグのアドバンテージを生かして余裕を持って決勝に進出した。そのローマ戦のスタメンから3選手を変更。負傷を抱えるデ・フライとルリッチが欠場となってビリアがベンチスタートとなった。
▽一方、前節ユベントス戦を圧倒しながらも1-1の引き分け止まりとなった3位ナポリ(勝ち点64)は、4日前に行われたユベントスとのコッパ・イタリア準決勝では3-2と勝利したものの、1stレグの結果を跳ね返すには至らず、決勝進出はならなかった。そのユベントス戦のスタメンから5選手を変更。メルテンスやアルビオルが先発に戻った。
▽その後もナポリはウインバックが守備に戻って5バック気味になるラツィオの守備ブロックの前でボールを回すだけの状況を強いられていたが、25分に先制する。ハムシクが鋭い縦パスを入れた流れからメルテンスが前を向いてボックス左のハムシクへ。ハムシクはダイレクトで折り返し、最後はファーサイドのカジェホンが詰めた。
▽1チャンスを決められて先制を許したラツィオは30分、フェリペ・アンデルソンが単騎突破からGKレイナを強襲するシュートを浴びせたものの、ハーフタイムにかけてはチャンスを作れずに1点ビハインドのまま前半を終えた。
▽後半も仕掛けたナポリは開始3分にハムシクの左足ミドルでGKストラコシャを強襲。ギアを上げていくと、51分に追加点を奪う。アランの浮き球パスをボックス左に走り込んだインシーニェが右足のソールで押し込んだ。
▽2点を追う展開となったラツィオは2枚代えを敢行。ムルジャとバストスに代えてケイタとホードを投入した。直後、ケイタに決定機が訪れるも、GKレイナにセーブされる。
▽後半半ばを過ぎてラツィオの攻勢が強まっていくと、69分にはケイタがミドルシュートでGKレイナを強襲。続く71分にはケイタの突破からパトリックがシュートに持ち込むも、ゴールライン前でのインシーニェの身体を張ったブロックに阻まれた。
▽しかし、終盤にかけてはラツィオの攻撃はトーンダウン。そして、追加タイム2分にインシーニェがこの試合2点目を叩き込んでナポリがCL出場権争いを完勝し、ラツィオとの勝ち点差を7に広げている。
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