FA、女性レポーターへ不適切発言のモイーズ監督を聴取
2017.04.04 03:25 Tue
▽イングランドサッカー協会(FA)は3日、先月のバーンリー戦後に女性レポーターに対して、不適切な発言を行ったサンダーランドのデイビッド・モイーズ監督に対して、聴取を求めたことを発表した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
▽『スカイ・スポーツ』の伝えるところによれば、スパーク氏は現在リーグ戦最下位に低迷するサンダーランドを率いるモイーズ監督に対して、同クラブのオーナーを務めるエリス・ショートが現地観戦を行ったことで、自身の去就へのプレッシャーを感じたか、との質問を行ったという。
▽モイーズ監督は「いや、何も感じていない」と返答したものの、この質問が同監督の気に障ったようだ。そして、直後に同監督は「そういった発言はよくないね。ちょっと気を付けた方がいいよ。たとえ、あなたが女性だとしても平手打ちされるかもしれない。だから、今度来るときは気を付けなさい」と、スパーク氏を威圧するような問題発言を行っていた。
「あのとき、少し熱くなってああいったことを言ってしまった。私はあの発言について深く反省している」
「本来、私はそういったタイプの人間ではない。そして、あれが間違いであったことを認める」
「既に私はレポーターと連絡を取り、謝罪を受け入れてもらった。我々の関係は良い方向に向かっている」
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▽モイーズ監督は、先月18日に行われたプレミアリーグ第29節のバーンリー戦後にイギリス『BBC』の女性レポーター、ヴィッキ・スパーク氏からインタビューを受けた際、「たとえ、あなたが女性だとしても平手打ちされるかもしれない」と語り、物議を醸していた。▽FAはこの不適切な発言に関して、モイーズ監督から発言の意図を聴取することをサンダーランドと同監督に求めた。▽モイーズ監督は「いや、何も感じていない」と返答したものの、この質問が同監督の気に障ったようだ。そして、直後に同監督は「そういった発言はよくないね。ちょっと気を付けた方がいいよ。たとえ、あなたが女性だとしても平手打ちされるかもしれない。だから、今度来るときは気を付けなさい」と、スパーク氏を威圧するような問題発言を行っていた。
▽モイーズ監督は3日、翌日に行われるレスター・シティ戦に向けた公式会見に参加した際、この一件に関して自身の非を認めている。
「あのとき、少し熱くなってああいったことを言ってしまった。私はあの発言について深く反省している」
「本来、私はそういったタイプの人間ではない。そして、あれが間違いであったことを認める」
「既に私はレポーターと連絡を取り、謝罪を受け入れてもらった。我々の関係は良い方向に向かっている」
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