香川先制点アシストもレヴィア・ダービーはドロー決着《ブンデスリーガ》

2017.04.02 00:45 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第26節シャルケvsドルトムントの“レヴィア・ダービー”が1日に行われ、1-1で引き分けた。ドルトムントのMF香川真司は87分までプレーしている。

▽オーバメヤンのリーグ戦4試合連続ゴールで前節インゴルシュタット戦を1-0と辛勝した3位ドルトムント(勝ち点46)は、3位ホッフェンハイムとの1ポイント差を維持。代表戦で2試合に先発し、タイ戦で先制ゴールを決める活躍を見せるなど好調を維持する香川は3試合連続スタメンとなった。

▽9位シャルケ(勝ち点33)とのダービーに向けてドルトムントは[3-4-2-1]の布陣を採用。最前線のオーバメヤンの後方に香川とO・デンベレの2シャドーを、中盤センターにカストロとヴァイグル、右にパスラック、左にシュメルツァーを配置した。
▽そのドルトムントが仕掛けていく展開となったが、自陣に引いてタイトな守備を見せるシャルケ相手になかなかシュートに持ち込むことができない。

▽そんな中、30分にようやく1stシュートが生まれ、O・デンベレがコントロールシュートを浴びせた。続く34分には香川のダイレクトパスを受けたオーバメヤンがボックス右に侵入してGKを強襲するシュートを浴びせたドルトムントは、ハーフタイムにかけても押し込み続け、42分にはオーバメヤンがコントロールシュートを放つも枠を捉えきれず、前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半、前がかってきたシャルケ相手にドルトムントは53分に先制する。O・デンベレのスルーパスを受けた香川がGKと一対一となると、香川は冷静にオーバメヤンへラストパスを送ってドルトムントが先手を取った。

▽オーバメヤンのリーグ戦5試合連続ゴールが生まれたドルトムントは、57分にCKからヘヴェデスに決定的なヘディングシュートを浴びるも、GKビュルキのファインセーブで阻止。

▽その後もドルトムントがボールを保持して試合をコントロール。マックス・マイヤーとシェプフの両アタッカーを投入してきたシャルケをいなしていくと、74分に決定機。O・デンベレがドリブルでボックス左へ侵入し、コントロールシュートを放ったが右ポストを直撃した。

▽しかし77分、ゴレツカの絶妙なヒールパスを受けたケフラーが右足でゴール左下へ蹴り込み、シャルケがワンチャンスを生かして試合を振り出しに戻した。

▽結局、終盤にかけては互いにチャンスを生み出せずに1-1でタイムアップ。ダービーは痛み分けに終わった。

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