ドーピング違反のディナモ・ザグレブMFアデミの出場停止処分が2年に軽減…今年10月に復帰へ

2017.03.28 11:15 Tue
Getty Images
▽ドーピング違反により4年間の出場停止処分を下されていたディナモ・ザグレブの元マケドニア代表MFアリエン・アデミ(27)だが、処分が2年間に軽減されたとのことだ。クラブが公式サイトで発表した。

▽アデミは2015年9月16日に行われたチャンピオンズリーグのアーセナル戦にフル出場。チームの2-1での勝利に貢献したが、試合後に行われたドーピング検査で陽性反応が出ていた。この結果、UEFAから4年間の出場停止処分を下されていた。

▽しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は陽性反応に対して意図的な不正行為が見られなかったと判断。2年間の処分軽減が妥当であると判断したとのことだ。これにより、アデミは今年10月からプレーすることが可能となった。
▽アデミは2010年7月にHNKシベニクからディナモ・ザグレブへと加入。2012年1月にNKロコモティヴァへとレンタル移籍するも、同6月にディナモ・ザグレブへと復帰しプレーを続けていた。ディナモ・ザグレブでは、公式戦164試合に出場し12得点を記録している。また、世代別のクロアチア代表に選出された経験を持ち、A代表はクロアチア代表として国際親善試合に3試合出場。しかし、2014年10月にマケドニア代表を選択し、ユーロ2016予選で4キャップを記録していた。

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