ローマで構想外のイトゥルベがトリノにレンタル移籍へ! 今季ローマから4人目の加入選手に
2017.01.03 07:21 Tue
▽トリノが、ローマからパラグアイ代表FWファン・マヌエル・イトゥルベ(23)を獲得することが決定的となった。イタリア『スカイ・スポルト』は2日、同選手がメディカルチェックを受けるため、同日夜にトリノ入りしたと報じた。
▽2014年にヴェローナから総額3000万ユーロ(約37億円)でローマに加入したイトゥルベだが、独善的過ぎるプレースタイルと戦術理解度の低さから前指揮官のルディ・ガルシア監督、現指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督のいずれからの信頼を勝ち取ることができず、ここまで控えに甘んじている。また、昨年1月には半年間のレンタル移籍でボーンマスに武者修行に出されていた。
▽今シーズンは控え主体で戦ったヨーロッパリーグで5試合先発出場のチャンスを与えられたものの、思うような活躍を披露できておらず、クラブは今冬での放出を決断したようだ。
▽『スカイ・スポルト』などの現地メディアが伝えるところによれば、ローマは2019年6月まで契約を残すイトゥルベを買い取りオプション付きの1年半のレンタルでトリノに移籍させる意向だという。そして、完全移籍での買い取り金額は、1200万~1300万ユーロ(約14億8000万~16億円)の間となるようだ。
▽なお、トリノは昨夏の移籍市場でローマからセルビア代表FWアデム・リャイッチ(25)、スペイン人MFイアゴ・ファルケ(26)、元ブラジル代表DFレアンドロ・カスタン(30)の3選手が加入しており、いずれも主力として活躍している。今季4人目の加入となるイトゥルベは、前述の3選手に続いてトリノの地で輝きを取り戻せるか。
▽2014年にヴェローナから総額3000万ユーロ(約37億円)でローマに加入したイトゥルベだが、独善的過ぎるプレースタイルと戦術理解度の低さから前指揮官のルディ・ガルシア監督、現指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督のいずれからの信頼を勝ち取ることができず、ここまで控えに甘んじている。また、昨年1月には半年間のレンタル移籍でボーンマスに武者修行に出されていた。
▽今シーズンは控え主体で戦ったヨーロッパリーグで5試合先発出場のチャンスを与えられたものの、思うような活躍を披露できておらず、クラブは今冬での放出を決断したようだ。
▽『スカイ・スポルト』などの現地メディアが伝えるところによれば、ローマは2019年6月まで契約を残すイトゥルベを買い取りオプション付きの1年半のレンタルでトリノに移籍させる意向だという。そして、完全移籍での買い取り金額は、1200万~1300万ユーロ(約14億8000万~16億円)の間となるようだ。
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