審判買収明るみの全北現代、1年間のACL出場禁止処分か
2016.12.25 11:00 Sun
▽今シーズンのアジア王者であり、先のFIFAクラブ・ワールドカップにも出場した全北現代に1年間のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場禁止処分が下される可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
▽過去4度のKリーグクラシック制覇を成し遂げるなど韓国サッカー界の雄として知られる全北現代。しかし、今年には過去の審判買収が明るみとなり、今シーズンのKリーグクラシックで9ポイントの勝ち点剥奪処分が科されていた。
▽報道によれば、アジアサッカー連盟(AFC)は、23日に来シーズンのACL出場クラブの資格審査会を実施。そこで、複数名の委員から全北現代に対して1年間の大会出場禁止処分の声が挙がったという。果たして、来シーズンのACLに全北現代の姿はあるのだろうか。
▽過去4度のKリーグクラシック制覇を成し遂げるなど韓国サッカー界の雄として知られる全北現代。しかし、今年には過去の審判買収が明るみとなり、今シーズンのKリーグクラシックで9ポイントの勝ち点剥奪処分が科されていた。
▽報道によれば、アジアサッカー連盟(AFC)は、23日に来シーズンのACL出場クラブの資格審査会を実施。そこで、複数名の委員から全北現代に対して1年間の大会出場禁止処分の声が挙がったという。果たして、来シーズンのACLに全北現代の姿はあるのだろうか。
全北現代の関連記事
|
全北現代の人気記事ランキング
1
パク・チソン氏が全北現代のTDを辞任へ…Kリーグで近年稀にみる低迷、現時点で受理されずもイギリスへ出国
元韓国代表MFパク・チソン氏(43)が全北現代のテクニカル・ディレクター(TD)職を辞任へ。韓国『東亜日報』が伝える。 京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やPSV、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、韓国代表では通算100キャップを誇るレジェンド、パク・チソン氏。 現役引退後はユナイテッドのアンバサダー、QPRの育成コーチを務めた一方、21年1月にKリーグ1屈指の強豪・全北でアドバイザーとなり、22年9月にはTD職となった。 現役時代に母国クラブでプレーしたことのない氏にとって、初のKリーグとなったわけだが、『東亜日報』によると23日、複数の同国サッカー関係者が「全北はパク・チソンTDの後任を探している」と明かしたという。 パク・チソン氏は21日に韓国を出国しているといい、現在はイギリス・ロンドンに滞在しているとのこと。出国に先立ち、全北に対して辞任の意向を伝えていたとされる。 今季の全北は近年稀にみる低迷。 2009〜20年の12年間で「8度」ものKリーグ1優勝を成し遂げた名門だが、今季は第24節を消化して12チーム中11位。ボトムハーフの6チームで争われる「降格ラウンド」行きが現実味を帯びている。 また、序盤戦で解任されたダン・ペトレスク前監督は、昨季途中にパク・チソン氏がTDとして招聘。全北関係者は「低迷の原因はパク・チソン氏だけではない」と話しているというが、辞任意向は低迷を受けてのものとされている。 ただ、現時点では全北がパク・チソン氏の辞任を受理していないとのこと。TD職の離脱はさておき、アドバイザーとしてクラブに留めるアイデアなど、選手からの人望が厚い氏の慰留に必死とみられている。 2024.07.23 18:20 Tue2
全北現代を下したクラブ・アメリカがレアル・マドリー戦へ《クラブW杯》
▽FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2016の準々決勝、全北現代モータース(アジア代表)vsクラブ・アメリカ(北中米カリブ海代表)が11日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、1-2でクラブ・アメリカが勝利した。 ▽AFCチャンピオンズリーグの覇者である韓国の全北現代と、メキシコのクラブで北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカが、レアル・マドリーとの対戦権をかけて激突した。 ▽エドゥーと長身のキム・シンウクを2トップとする3バックで試合に臨んだ全北現代に対し、クラブ・アメリカはロングボールを織り交ぜながら速い仕掛けでゴールを目指す。 ▽そんな中、やや押し込まれていた全北現代が先行する。23分、左サイドを崩すと、ボックス左からパク・ウォンジェが折り返したボールをキム・ボギョンがダイレクトで合わせる。Jリーグでもプレーしたキム・ボギョンのゴールにより、全北現代が均衡を破った。 ▽ビハインドを背負ったクラブ・アメリカは、ハーフタイムにかけて反撃。すると、31分に決定機を創出する。正面で持ち上がったロメロが右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴールに向かうが、これは右のクロスバーに弾かれた。 ▽一方、カウンターで効率的にゴールへ迫る全北現代は38分、バイタルエリアをワンツーで攻略したキム・ボギョンに決定機。しかし、ゴール正面で放ったシュートはわずかに右ポストをそれた。 ▽迎えた後半、立ち上がりから積極性を見せたクラブ・アメリカは、58分に同点に追いつく。ハーフタイム明けから出場してきたアロヨが左から上げたクロスにニアサイドのロメロがヘッド。これがゴール左隅に決まり、クラブ・アメリカがスコアを1-1とした。 ▽勢いに乗るクラブ・アメリカは、73分にペラルタの決定的なシュートがGKボン・ジョンナムのファインセーブに遭うも、この直後のCKで得点を挙げる。アロヨの左CKからボックス右でボールを拾ったロメロがシュート。DFにディフレクトしたボールがゴール右に吸い込まれた。 ▽その後、全北現代はパワープレーで反撃。しかし、クラブ・アメリカが何とかこれを凌ぎきった。勝利したクラブ・アメリカは、15日に行われる準決勝で欧州王者のレアル・マドリーと対戦する。 2016.12.11 17:58 Sun3