【天皇杯プレビュー】今季5度目の対戦…主導権争いに注目《横浜FMvsG大阪》

2016.12.24 10:00 Sat
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▽24日、天皇杯準々決勝が行われる。日産スタジアムでは横浜F・マリノスvsガンバ大阪がベスト4を懸けて対戦する。

▽シーズンを通して安定した戦いを見せることができず、年間10位でシーズンを終えた横浜FM。一方のG大阪も、満足行く結果を残したとは言えないものの、最終節で年間4位となり、シーズンを終えられたことはプラスと言える。

◆今季5度目の対戦
▽横浜FMとG大阪は、今シーズンのJリーグで2度、YBCルヴァンカップの準決勝で2度対戦。4試合の結果は1勝3分けと横浜FMが勝ち越している。しかし、決勝進出を懸けたYBCルヴァンカップ準決勝では、2戦とも引き分けに終わるもアウェイゴール差でG大阪が勝利。横浜FMとしては、天皇杯で借りを返したいところだろう。
◆今シーズンの対戦結果
【1stステージ第5節】
4月2日(土)
G大阪 1-2 横浜FM
【G大阪】
アデミウソン(前19)
【横浜FM】
中村俊輔(前40)
マルティノス(後25)
▽今季最初の対戦はリーグ戦。19分にホームのG大阪がアデミウソンの古巣弾で先制する。しかし40分に中村の左足が輝きを放ちFKを直接沈めて同点に。さらに70分には新加入のマルティノスがデビュー戦弾を決めて横浜FMが逆転に成功。G大阪は後半アディショナルタイムで得たPKを遠藤が失敗し敗戦を喫した。

【YBCルヴァンカップ準決勝1stレグ】
10月5日(水)
G大阪 0-0 横浜FM
▽代表組が抜けた状態で行われた試合。しかし、この試合では両チームとも低調なパフォーマンスに終わり、決め手を欠いたまま試合は推移した。前半こそ互いに攻勢をかけるものの、後半に入ってG大阪は守勢に。そのまま90分を終えて引き分けに終わった。
【YBCルヴァンカップ準決勝2ndレグ】
10月9日(日)
横浜FM 1-1 G大阪
【横浜FM】
伊藤翔(後11)
【G大阪】
遠藤保仁(後18)
▽1stレグ同様に慎重な立ち上がりを見せた両チーム。互いに決定機を作るも前半はゴールレスに終わる。後半に入ると先手を奪ったのは横浜FM。56分に中町のパスを受けた伊藤が豪快にネットを揺らして先制する。しかし63分に藤本のお膳立てから遠藤がゴール。そのまま試合は終わり、アウェイゴール差でG大阪が決勝に進んだ。

【2ndステージ第15節】
10月22日(土)
横浜FM 2-2 G大阪
【横浜FM】
冨樫敬真(前32)
齋藤学(後30)
【G大阪】
井手口陽介(前46)
井手口陽介(後43)
▽公式戦3試合連続での対戦となった両チーム。慎重な入りを見せることは変わらなかったがゴールラッシュとなった。まずは32分、冨樫が巧みなプレーで先制点を奪うも、前半アディショナルタイムに井手口が豪快なミドルシュートを叩き込んで同点で終える。75分には齋藤が米倉のパスミスを見逃さずに勝ち越しゴールを奪うも、88分には井手口が再びミドルシュートを決め2-2のドローに終わった。

◆注目選手
【横浜F・マリノス】
MF齋藤学(26)
J1:33試合10得点
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▽言わずもがな、横浜FMの注目選手は齋藤だ。Jリーグベストイレブンに選ばれた齋藤は、今シーズンの横浜FMにおいて希望の光とも言える活躍を見せている。局面を打開するドリブル突破はもちろんのこと、持ち前の献身性によるチームプレーに加え、得点力がついた。なかなか決着がつかない相手との試合は、齋藤の出来にかかっている。

【ガンバ大阪】
FWアデミウソン(22)
J1:29試合9得点
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▽高い期待を寄せられながら、まずまずの成績に終わってしまったアデミウソンに注目。古巣対戦ということもあり、気合いが入ることは間違いないが、シーズン終盤にゴールを重ねていたことはプラス材料だ。来シーズンは完全移籍でチームに加わるため、ここで結果を残しACL出場権を掴みたい所。持ち味のゴール前での勝負強さは一発勝負でこそ発揮されるはずだ。

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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue
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8月のACLセントラル開催に立候補、Jリーグ野々村芳和チェアマン「日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないか」

Jリーグは31日、第5回理事会を開催。その後に記者会見を行った。 今回の理事会では、声出し応援の段階的導入の試合が決定したことや、百年構想クラブの審査結果、また、競技規則の適用ミスとなった試合の取り扱いなどが決議された。 様々な決議事項があった中、野々村芳和チェアマンは、5月31日が日韓ワールドカップ(W杯)開幕からちょうど20周年であることに触れ、「森島さん、宮本さんが20年経ったねということから理事会が始まりました」と、理事会に出席したメンバーであり、当時大会に出場していた森島寛晃氏、宮本恒靖氏と、当時を懐かしんだとコメント。「歳をとったねということと、サッカーも前に進んでいるよねという話になりました」と、20年経っての今を考えさせられたとした。 その中で、弾丸でチャンピオンズリーグ(CL)のリバプールvsレアル・マドリーの決勝を観に行ったと明かし、「CL決勝を弾丸で見に行きました。パリは日本人の我々がいくと、コロナがどこに行ったんだというぐらいでした」と環境の違いについてコメント。「スタジアムの雰囲気は、盛り上がることは当然ですが、サッカーにおけるサポーターの皆さんの存在は本当に大きいなと感じて帰ってきました」と、改めてサポーターのありがたさを感じられたとした。 また、会見の中ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)について言及。川崎フロンターレは敗退したものの、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3チームが勝ち上がっている。 8月には東地区はラウンド16から準決勝までがセントラル開催される予定だが、開催地が未定となっていた。 野々村チェアマンは「ACLの次のステージはセントラル開催になる。日本のサッカー界として、ACLでチャンピオンを目指すという気持ちも含めて、日本でセントラル開催をすることを検討しています」とコメント。アジアサッカー連盟(AFC)に対して、日本が立候補したことを明かした。 今回の立候補した理由については「Jリーグとしてどういうサポートができるかということも考えると、日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないかということ」と、Jリーグ勢が勝ち上がるための環境を作りたいということを挙げた。 また、日韓W杯以来、東京オリンピックは行ったものの、大規模なサッカーの国際大会は開催されていない。 野々村チェアマンは「日本の国内において、それなりのサイズの国際大会をたくさんやっているわけではないです。(W杯から)20年たって、若いスタッフが増えた中で、国際大会を経験するのはクラブにもリーグにも将来必ず役に立つということで、費用は多少かかってもトライしたいというところです」と語り、日本が大きな大会を実施できることを示したいという狙いもあるようだ。 2022.05.31 19:22 Tue

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