ニャブリ弾浴び逃げ切り失敗も、ホッフェンハイムが無敗でウィンターブレーク突入《ブンデスリーガ》

2016.12.22 06:52 Thu
Getty Images
▽ブンデスリーガ第16節のホッフェンハイムvsブレーメンが21日にライン・ネッカー・アレーナで行われ、1-1のドローに終わった。

▽ドローが目立つものの、開幕から唯一無敗を継続する3位ホッフェンハイムが、14位のブレーメンを迎えた年内最後のリーグ戦。立ち上がりから球際の激しさと、切り替えの速さで圧倒するホッフェンハイムがペースを握ると、26分に先制点を奪う。右CKの場面でデミルバイが入れたクロスをゴール前に飛び込んだワグナーがワンタッチで流し込んだ。

▽幸先良く先制に成功したホッフェンハイムは、34分にもデミルバイの右クロスをファーサイドでフリーのジューレがボレーで合わせるが、ここはGKドロブニのビッグセーブに阻まれた。それでも、ブレーメンをきっちりコントロールしたホームチームが1点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半は連戦の影響か、ややこう着状態が続いていく。それでも、カウンターとセットプレーを効果的にチャンスに繋げたホッフェンハイムが、アミリやトルジャンのシュートで追加点に迫る。

▽一方、ニャブリやピサーロの個人技以外になかなか攻め手を見いだせないブレーメンは、77分にDFを1枚削ってヨハンソンを投入し、リスクを冒して攻めに出る。すると、試合終盤にかけて攻勢に転じたアウェイチームは88分に追いつく。左サイドでサンチャゴ・ガルシアが入れた低いクロスを、ゴール前でうまくフリーとなったニャブリが右足ダイレクトで蹴り込んだ。
▽これでゴールが必要となったホッフェンハイムはすぐさま攻勢に転じるも、残された時間はあまりにも少なく、試合はこのままタイムアップ。格下相手に逃げ切りに失敗したホッフェンハイムは、リーグ戦無敗記録を16試合に伸ばすも、2つ順位を落とした5位でウィンターブレークを迎えることになった。

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