レーティング:レアル・マドリー 4-2 鹿島アントラーズ《クラブW杯》
2016.12.18 22:08 Sun
▽FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2016の決勝のレアル・マドリー(欧州代表)vs鹿島アントラーズ(開催国代表)が18日に横浜国際総合競技場で行われ、延長戦の末に4-2で勝利したマドリーが2年ぶり2度目の優勝を決めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽レアル・マドリー採点
GK
1 ケイロル・ナバス 6.0
後半終盤にファブリシオと金崎のシュートに対して好セーブを見せた
DF
15 カルバハル 5.0
攻撃時に良い形で絡めず、凡庸な出来だった
5 ヴァラン 5.0
柴崎に先制点を奪われた場面でボールを処理しきれなかった。その後はまずまず
4 セルヒオ・ラモス 4.5
軽率なクリアで2失点目の原因をつくる。退場してもおかしくない場面も
12 マルセロ 5.5
前半は自重気味も、後半は持ち前のダイナミックなオーバーラップを見せた
MF
19 モドリッチ 5.5
強烈なミドルシュートで先制点に絡む。流れの中ではリズムをつくりきれず
(→コバチッチ -)
14 カゼミロ 5.0
失点場面での土居への対応が緩いなど、本来のソリッドさを欠いた
8 クロース 5.5
的確にパスをさばき、チャンスがあれば自らボールを運んだ
FW
17 L・バスケス 6.0
いつも通り献身的なランニングと積極性を見せた。PK獲得
(→イスコ 5.5)
さすがのテクニックで一定のアクセントを付けた
9 ベンゼマ 6.5
的確なポジション取りから確実に先制点を沈める。ロナウドに何度もチャンスメーク
7 C・ロナウド 7.0
前半は精彩を欠くも、ギアを上げた後半以降は盛り返してハットトリック
(→モラタ -)
監督
ジダン 5.5
2失点するまでチームにスイッチを入れることができなかったが、トロフィーを持ち帰る
▽鹿島アントラーズ採点
GK
21 曽ヶ端準 6.5
1失点目では真正面に弾いてしまったが、後半に好守を連発
DF
22 西大伍 5.5
特に後半はマルセロの圧力に苦しむも、奮闘した
23 植田直通 5.5
1失点目ではクリアが甘く、3失点目では1人だけラインを揃えられず。ただ、ゴール前での好守もあった
3 昌子源 7.0
前への強さを見せる積極的な守備。C・ロナウドとの一対一も制した
16 山本脩斗 5.0
軽率なチャレンジでPKを献上してしまった。攻撃でも目立てず
MF
25 遠藤康 5.5
自サイドで押し込まれ、攻撃面で仕事がほとんどできず
(→伊東幸敏 5.5)
積極性を見せて好クロスを供給
6 永木亮太 6.5
中盤でよく走り守備を締め、パスも無難にさばいた
(→赤崎秀平 -)
40 小笠原満男 6.0
危険なスペースをケア。良いミドルシュートもあった
(→ファブリシオ 6.0)
アグレッシブなプレーとゴールへの意識を見せて攻撃を活性化した
10 柴崎岳 7.0
ゴール前での少ないチャンスを確実にモノにして同点弾を挙げ、ワールドクラスのミドルシュートで2点目を奪う
FW
8 土居聖真 6.0
左サイドでの仕掛けから柴崎のゴールを演出した
(→鈴木優磨 5.5)
バー直撃のヘディングシュートで見せ場
33 金崎夢生 5.5
ボックス内での仕事はできなかったが、前からの守備やポストワークで働いた
監督
石井正忠 6.5
環境面でアドバンテージはあったものの、欧州王者を追い詰めた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
C・ロナウド(レアル・マドリー)
▽単純なレーティングで言えば昌子や柴崎が選出されるところだが、勝利チームからだとC・ロナウドだ。試合の中でフィジカルをフィットさせていき、終わってみればハットトリックの仕事ぶり。
レアル・マドリー 4-2 鹿島アントラーズ
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(前9)
C・ロナウド(後15[PK])
C・ロナウド(延前8)
C・ロナウド(延前14)
【鹿島】
柴崎岳(前44)
柴崎岳(後7)
▽レアル・マドリー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケイロル・ナバス 6.0
後半終盤にファブリシオと金崎のシュートに対して好セーブを見せた
DF
15 カルバハル 5.0
攻撃時に良い形で絡めず、凡庸な出来だった
柴崎に先制点を奪われた場面でボールを処理しきれなかった。その後はまずまず
4 セルヒオ・ラモス 4.5
軽率なクリアで2失点目の原因をつくる。退場してもおかしくない場面も
(→ナチョ -)
12 マルセロ 5.5
前半は自重気味も、後半は持ち前のダイナミックなオーバーラップを見せた
MF
19 モドリッチ 5.5
強烈なミドルシュートで先制点に絡む。流れの中ではリズムをつくりきれず
(→コバチッチ -)
14 カゼミロ 5.0
失点場面での土居への対応が緩いなど、本来のソリッドさを欠いた
8 クロース 5.5
的確にパスをさばき、チャンスがあれば自らボールを運んだ
FW
17 L・バスケス 6.0
いつも通り献身的なランニングと積極性を見せた。PK獲得
(→イスコ 5.5)
さすがのテクニックで一定のアクセントを付けた
9 ベンゼマ 6.5
的確なポジション取りから確実に先制点を沈める。ロナウドに何度もチャンスメーク
7 C・ロナウド 7.0
前半は精彩を欠くも、ギアを上げた後半以降は盛り返してハットトリック
(→モラタ -)
監督
ジダン 5.5
2失点するまでチームにスイッチを入れることができなかったが、トロフィーを持ち帰る
▽鹿島アントラーズ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
21 曽ヶ端準 6.5
1失点目では真正面に弾いてしまったが、後半に好守を連発
DF
22 西大伍 5.5
特に後半はマルセロの圧力に苦しむも、奮闘した
23 植田直通 5.5
1失点目ではクリアが甘く、3失点目では1人だけラインを揃えられず。ただ、ゴール前での好守もあった
3 昌子源 7.0
前への強さを見せる積極的な守備。C・ロナウドとの一対一も制した
16 山本脩斗 5.0
軽率なチャレンジでPKを献上してしまった。攻撃でも目立てず
MF
25 遠藤康 5.5
自サイドで押し込まれ、攻撃面で仕事がほとんどできず
(→伊東幸敏 5.5)
積極性を見せて好クロスを供給
6 永木亮太 6.5
中盤でよく走り守備を締め、パスも無難にさばいた
(→赤崎秀平 -)
40 小笠原満男 6.0
危険なスペースをケア。良いミドルシュートもあった
(→ファブリシオ 6.0)
アグレッシブなプレーとゴールへの意識を見せて攻撃を活性化した
10 柴崎岳 7.0
ゴール前での少ないチャンスを確実にモノにして同点弾を挙げ、ワールドクラスのミドルシュートで2点目を奪う
FW
8 土居聖真 6.0
左サイドでの仕掛けから柴崎のゴールを演出した
(→鈴木優磨 5.5)
バー直撃のヘディングシュートで見せ場
33 金崎夢生 5.5
ボックス内での仕事はできなかったが、前からの守備やポストワークで働いた
監督
石井正忠 6.5
環境面でアドバンテージはあったものの、欧州王者を追い詰めた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
C・ロナウド(レアル・マドリー)
▽単純なレーティングで言えば昌子や柴崎が選出されるところだが、勝利チームからだとC・ロナウドだ。試合の中でフィジカルをフィットさせていき、終わってみればハットトリックの仕事ぶり。
レアル・マドリー 4-2 鹿島アントラーズ
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(前9)
C・ロナウド(後15[PK])
C・ロナウド(延前8)
C・ロナウド(延前14)
【鹿島】
柴崎岳(前44)
柴崎岳(後7)
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