ナポリのストライカー問題が解決! ジェノアFWパヴォレッティ加入へ

2016.12.17 06:45 Sat
Getty Images
ナポリジェノアのイタリア代表FWレオナルド・パヴォレッティ(28)を獲得することが決定的となった。両クラブの幹部が公の場で認めている。

▽今夏、絶対的エースだったアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがユベントスに旅立ったナポリは、アヤックスから獲得したポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクがすぐさまその穴を埋めた。しかし、同選手は10月に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、離脱が続いている。

▽この状況を受けて、マウリツィオ・サッリ監督はイタリア代表FWマウロ・ガッビアディーニと、ウイングが本職のベルギー代表FWドリエス・メルテンスを代役に起用しているが、思うようにフィットしていない。
▽そのため、今冬の移籍市場でストライカーの獲得が確実視されていたが、ミランなども獲得に関心を示していたパヴォレッティの獲得にこぎ着けたようだ。

▽ジェノアを率いるイバン・ユリッチ監督は、イタリア『メディアセット・プレミアム』のインタビューでパヴォレッティのナポリ行きを認めている。
「パヴォレッティはクラブを去ることになるだろう。そうなれば、彼と同レベルのストライカーが新たに加わることを望むよ。彼はこのクラブを愛する素晴らしい男だっただけに、我々は失望している」

「彼は夏に移籍を選択しなかったが、今回は移籍を選択したようだ」

▽また、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、イタリア『スカイTV』の番組内で「パヴォレッティ? そうかもしれない、断定はできないがね」と、同選手の獲得が決定したことを示唆した。

▽昨シーズンのセリエAでキャリアハイの14ゴールを記録したパヴォレッティは、今シーズンのセリエAではケガの影響もあり、3ゴールにとどまっている。なお、ナポリは同選手の移籍金として1500万ユーロ(約18億3000万円)と、ボーナスとして300万ユーロ(約3億7000万円)を支払うことになるようだ。

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