カバーニ2発もホームで首位ニースに勝ち切れず…PSGが公式戦3戦勝利なし《リーグ・アン》
2016.12.12 06:46 Mon
▽リーグ・アン第17節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsニースの上位対決が11日にパルク・デ・プランスで行われ、2-2のドローに終わった。
▽3位のPSG(勝ち点35)と、首位のニース(勝ち点39)による首位攻防戦。前節、格下モンペリエ相手に屈辱的な大敗を喫し、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではホームでルドゴレツ相手に引き分け、グループステージ首位通過を逃がすなど、失態続きのPSGは、エメリ新監督の去就が騒がれ始めている。必勝が求められるこの一戦に向けてスペイン人指揮官は、ルドゴレツ戦から先発4人を変更。ヴェッラッティとクリホヴィアクに、オーリエ、クルザワの両サイドバックが復帰した。
▽一方、智将ファブレ新監督の下で昨シーズンを上回る快進撃を続けるニースは、負傷明けのバロテッリがベンチスタートになったものの、ダンテやセリ、シプリアンなどの主力がスタメン入り。2トップにはベルアンダとプレアが並んだ。
▽試合は地力で勝るPSGが立ち上がりから攻勢を仕掛ける。開始7分にはクルザワが強烈なシュートを放ち、GKカルディナーレにファインセーブを強いると、このこぼれ球にカバーニが詰めるも、ここも首位チームの若手守護神に阻まれる。このプレーで得た左CKでディ・マリアのクロスにチアゴ・シウバが合わせるが、これもGK正面を突いた。その後も再三の決定機を決め切れないPSGはそのツケを払うことに。
▽守勢に回る展開が続くニースだったが、この試合のファーストシュートをゴールに結びつける。32分、ボックス手前中央の好位置で得たFKの場面でシプリアンが右足を振り抜くと、枠の外側から急激に曲がってきたボールがゴール右隅に突き刺さった。先制後は再び押し込まれたものの、粘り強く守るニースは、前半終了間際にもダウベルト・エンリケの左クロスがDFマルキーニョスとDFチアゴ・シウバの連係ミスを誘うと、ボックス内でこぼれ球を拾ったプレアのシュートが決まり、シュート2本で2点のリードを奪った。
▽このゴールで完全に息を吹き返したPSGは、畳みかける攻めを見せる。すると60分、幸運な形から同点ゴールが生まれる。左サイドでディ・マリアが入れたクロスをGKカルディナーレがパンチングで弾くと、これが目の前に居たDFダンテに当たり、ゴール前でフリーのカバーニの足元に転がる。これをカバーニが無人のゴールへ流し込んだ。
▽思わぬ形から2-2のイーブンとなった試合は、その後もPSGのペースで進む。流れを変えたいファブレ監督は、75分にプレアを下げて切り札のバロテッリを投入。そのバロテッリは80分に強烈なミドルシュートを放ち、早速見せ場を作った。
▽試合終盤にかけては勝ち点3が求められるPSGが、ベン・アルファ、トマス・ムニエと交代カードを切って猛攻を仕掛けるも、守りに入ったニースの守備をこじ開けることはできず。注目の上位対決は2-2のドローに終わり、2点差を追いつかれたものの敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ったニースが、首位キープに成功した。一方、公式戦3試合未勝利のPSGにとっては、厳しい結果となった。
▽3位のPSG(勝ち点35)と、首位のニース(勝ち点39)による首位攻防戦。前節、格下モンペリエ相手に屈辱的な大敗を喫し、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではホームでルドゴレツ相手に引き分け、グループステージ首位通過を逃がすなど、失態続きのPSGは、エメリ新監督の去就が騒がれ始めている。必勝が求められるこの一戦に向けてスペイン人指揮官は、ルドゴレツ戦から先発4人を変更。ヴェッラッティとクリホヴィアクに、オーリエ、クルザワの両サイドバックが復帰した。
▽一方、智将ファブレ新監督の下で昨シーズンを上回る快進撃を続けるニースは、負傷明けのバロテッリがベンチスタートになったものの、ダンテやセリ、シプリアンなどの主力がスタメン入り。2トップにはベルアンダとプレアが並んだ。
▽守勢に回る展開が続くニースだったが、この試合のファーストシュートをゴールに結びつける。32分、ボックス手前中央の好位置で得たFKの場面でシプリアンが右足を振り抜くと、枠の外側から急激に曲がってきたボールがゴール右隅に突き刺さった。先制後は再び押し込まれたものの、粘り強く守るニースは、前半終了間際にもダウベルト・エンリケの左クロスがDFマルキーニョスとDFチアゴ・シウバの連係ミスを誘うと、ボックス内でこぼれ球を拾ったプレアのシュートが決まり、シュート2本で2点のリードを奪った。
▽まさかの2点ビハインドで後半を迎えたPSGは、ハーフタイム明けにクリホヴィアクに代えてルーカス・モウラを投入。ハーフタイムにエメリ監督から強烈な檄が飛んだホームチームは、キックオフ直後に1点を返す。右サイドに抜け出したオーリエがゴール前に絶妙なクロスを入れると、ファーに走り込んだカバーニがワンタッチで押し込んだ。
▽このゴールで完全に息を吹き返したPSGは、畳みかける攻めを見せる。すると60分、幸運な形から同点ゴールが生まれる。左サイドでディ・マリアが入れたクロスをGKカルディナーレがパンチングで弾くと、これが目の前に居たDFダンテに当たり、ゴール前でフリーのカバーニの足元に転がる。これをカバーニが無人のゴールへ流し込んだ。
▽思わぬ形から2-2のイーブンとなった試合は、その後もPSGのペースで進む。流れを変えたいファブレ監督は、75分にプレアを下げて切り札のバロテッリを投入。そのバロテッリは80分に強烈なミドルシュートを放ち、早速見せ場を作った。
▽試合終盤にかけては勝ち点3が求められるPSGが、ベン・アルファ、トマス・ムニエと交代カードを切って猛攻を仕掛けるも、守りに入ったニースの守備をこじ開けることはできず。注目の上位対決は2-2のドローに終わり、2点差を追いつかれたものの敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ったニースが、首位キープに成功した。一方、公式戦3試合未勝利のPSGにとっては、厳しい結果となった。
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