鹿児島がMF新中剛史ら5選手の契約満了を発表

▽鹿児島ユナイテッドは25日、MF新中剛史(30)、MF柳崎祥兵(32)、GK武田大(27)、MF山本啓人(28)、DF麻生瞬(31)らと契約の満了に伴い来シーズンの契約を結ばないと発表した。

▽新中は、ファジアーノ岡山ネクストから加入。今季の明治安田生命J3リーグで18試合に出場した。柳崎は町田ゼルビアから加入し、今季はJ3で2試合に出場。武田はギラヴァンツ北九州から加入しJ3リーグ2試合、山本はFC KAGOSHIMAから加入しJ3リーグ2試合、麻生はSP京都FCから加入しJ3リーグ1試合に出場した。

▽それぞれの退団コメントは以下の通り。
◆MF新中剛史
「2年半在籍させてもらい、非常に残念ですが契約満了となりました。地元のクラブということで、あと3年ぐらい自分が活躍してチームを引っ張ってこのチームで引退するという青写真を勝手に描いていましたが、理想とは異なり活躍することが出来ず実力不足を感じていますし、やっぱり人生って上手くいかないことのほうが多いなと感じている次第です。プロとしてどんな状況であれ与えられた時間の中で結果を残すことは当然だと思いますし、自分の今シーズンの結果では満了となっても仕方がないとは理解しているつもりですが、やっぱりめちゃめちゃ悔しいというのが本音です」

「地元で引退するということも考えましたが、やはりまだやりたい気持ちがあるので頑張ってみたいと思います。故郷のチームがJリーグに上がれたこと、故郷でJリーガーになれたこと非常に光栄に思います。応援してくださったみなさんには2年半本当にお世話になり、感謝の気持ちしかありません。いつも熱い熱い応援を本当にありがとうございました! !」◆MF柳崎祥兵
「今シーズンをもって退団する事になりました。3年間本当に感謝しかありません。今まで応援してくださった方々本当にありがとうございました。皆様と一緒にJリーグクラブを作る事が出来たことは、自分にとって大きな財産です。これからクラブがもっともっと大きくなっていく事を願ってます。本当にありがとうございました」

◆GK武田大
「今シーズンで退団することになりました。ファン・サポーター、スポンサー様、鹿児島に関わる全ての人にお礼と感謝申し上げます。今シーズンは、チームに何一つ貢献する事ができず申し訳なさで一杯です。これは自分の力不足故の結果であり、同時に信頼して頂ける選手になれなかった事が全てだと思います。鹿児島では数えきれない沢山の思いや経験があり、ここに多くを記したかったのですが簡単な挨拶とさせていただきます」

「これからは直接的な力になることはできませんが、今後の鹿児島の発展と躍進を心より応援させていただきます。3年間ありがとうございました」

◆MF山本啓人
「今シーズンで鹿児島を去ることとなりました。この地に4年前にきたときのことを今でも鮮明に憶えています。とても親切にしてくれて、とても素敵な時間を過ごすことができました。ここまで支えてくれた全ての人に本当に感謝しています。ありがとうございました」

◆DF麻生瞬
「1年間という短い期間でしたが今シーズンで鹿児島ユナイテッドFCを退団することになりました。試合に出場する機会は少なかったですが少しでもチームに貢献できてればと思います。チームメイトをはじめ、クラブスタッフ、スポンサー、いつも応援してくださったサポーターの皆さんには感謝で一杯です。鹿児島はとても良いところで離れるのはとても寂しいですがこのチームで経験したことを活かして次のステージでも頑張ります。鹿児島ユナイテッドFCのJ2、J1への昇格を願っています。本当にありがとうございました」