ジェラードがLAギャラクシーを退団! 数週間後に引退を含めた去就決定へ

▽メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するロサンゼルス・ギャラクシーは15日、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(36)が、今シーズン限りで退団することを発表した。

▽1年半を過ごしたロサンゼルスを去ることになったジェラードは、自身の『インスタグラム』を通じて以下のメッセージを残している。

「私はリバプールを去ったとき、ロサンゼルス・ギャラクシーでMLSカップを獲得する助けとなることを目標に掲げてきた。その目標を達成できなかったことに失望を感じている」
「ただ、ここで過ごした時間を振り返ると、自分たちの成し遂げてきたことを誇りに思っている。そこには2年連続のプレーオフ出場など、忘れがたい思い出もある」

「私はキャリアのほぼ大半をリバプールで過ごしてきた。そんな男が、ロサンゼルスに渡り、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーすることで、驚くべき経験をすることができた。この機会を与えてくれたアンシュッツ、ダン・ベッカーマン、クリス・クライン、ブルース・アレーナに感謝を示したい」「また、在籍期間を通じて、素晴らしいサポートをしてくれたチームメート、コーチングスタッフ、サポートスタッフにも感謝している。そして、最も重要な存在はファンたちだ。彼らはギャラクシーに居る間、常に最高のサポートを見せてくれた」

「個人的に素晴らしいリーグ、この偉大なクラブが成長を続けていくことを興奮して見守っていくつもりだ」

「今、私は自分のキャリアにおける次のステージを考えながら、家族と共に過ごす時間を楽しみたいと思っている」

▽アカデミー時代から数えて25年以上を過ごしたリバプールを去り、2015年1月に18カ月間の契約でLAギャラクシーに加入したジェラードは、リバプールでのシーズンが終了した2015年7月にMLS戦デビューを飾った。以降、1シーズン半に渡って活躍した同選手は、リーグ戦34試合に出場し、5ゴールを記録した。

▽なおイギリス『BBC』は、ジェラードのコメントを引用し、同選手が2、3週間後に現役引退を含めた今後の去就を決定すると報道。ジェラードは自身の今後の去就に関して以下のように語っている。

「今回の退団が私のフットボーラーとしてのキャリアの終わりを意味するわけではない。私は自宅に戻り、家族と共に過ごし、最高のチャレンジを決定するつもりだ」

「私にはピッチ上でのいくつかのオプションがある。ピッチ外でも同様にね。今後2、3週間の間に今後について考えたいと思っている」