ルカクが明かす“コーチ・アンリ”とは?元プレミアNo.1ストライカーの指導に感謝
2016.11.10 07:30 Thu
エバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、今夏ベルギー代表のコーチに就任したティエリ・アンリ氏の指導が、自身をさらに強く怖いストライカーにしていると明かした。なんでも、アンリ氏はルカクに対してより高いレベルのプレーを要求しているようだ。
アーセナルやバルセロナでプレーした元フランス代表FWのアンリ氏は、今夏2018年に開催されるロシアワールドカップの欧州最終予選を前に就任したロベルト・マルティネス監督に誘われ、8月に代表コーチに就任している。現在FIFAランキングで4位につけるベルギーは、欧州予選のここまでの3試合でいずれも複数得点を記録し、勝利を飾っている。ルカクは、アンリ氏の指導がこの3試合の結果につながっていると感じているようだ。
『SFRシュポルト』のインタビューの中で、ルカクはアンリ氏の要求するレベルが高いことを明かし、次のように続けている。
「ここまで多くを要求されたことは初めてだよ。たとえいいコースにパスを出しても、少しでもバウンドしていたら注文を付けられるんだ」
今季ここまでプレミアリーグでは9試合で7得点、ベルギー代表として臨んでいる欧州予選では3試合で3得点をマークしているルカク。アンリ氏は自らの姿をルカクと重ね合わせ、自身が1998年のワールドカップで優勝した際に見せたような総合力の高いプレーを期待していると、ルカクは感じている。
「アンリは自分の若いころと多くの共通点を僕に見出しているみたいだよ。だからこそ厳しく指導してもらえるのだと思う。彼の指導によってより頭を使ってプレーするようになり、そのおかげか今季はオフサイドを取られる回数が減ったよ」
「それだけでなく、フィニッシュやボールコントロール、ゲームの流れなどについても指導してもらっている。現役時代、アンリはシーズンで10アシストを記録したことがあり、自分も同じような数字を残したいと思うよ」
生まれ持った身体能力を武器に若くから頭角を現したルカク。欧州を代表するFWの1人であるアンリ氏の指導を受けて完成度を高められるのか。今後の彼のプレーに注目してみよう。
提供:goal.com
アーセナルやバルセロナでプレーした元フランス代表FWのアンリ氏は、今夏2018年に開催されるロシアワールドカップの欧州最終予選を前に就任したロベルト・マルティネス監督に誘われ、8月に代表コーチに就任している。現在FIFAランキングで4位につけるベルギーは、欧州予選のここまでの3試合でいずれも複数得点を記録し、勝利を飾っている。ルカクは、アンリ氏の指導がこの3試合の結果につながっていると感じているようだ。
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「ここまで多くを要求されたことは初めてだよ。たとえいいコースにパスを出しても、少しでもバウンドしていたら注文を付けられるんだ」
今季ここまでプレミアリーグでは9試合で7得点、ベルギー代表として臨んでいる欧州予選では3試合で3得点をマークしているルカク。アンリ氏は自らの姿をルカクと重ね合わせ、自身が1998年のワールドカップで優勝した際に見せたような総合力の高いプレーを期待していると、ルカクは感じている。
「アンリは自分の若いころと多くの共通点を僕に見出しているみたいだよ。だからこそ厳しく指導してもらえるのだと思う。彼の指導によってより頭を使ってプレーするようになり、そのおかげか今季はオフサイドを取られる回数が減ったよ」
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