リャイッチ弾でトリノがウディネーゼに2-2ドロー《セリエA》

2016.11.01 05:11 Tue
Getty Images
トリノは10月31日、セリエA第11節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。

▽前節はGKハートのミスなどもあってインテルに敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した7位トリノ(勝ち点15)が、2連勝中の14位ウディネーゼ(勝ち点13)の本拠地フリウリに乗り込んだ一戦。

▽試合は一進一退の立ち上がりを経て15分に動く。ベロッティのスルーパスに中盤から飛び出したベナッシがボックス中央へ侵入。冷静にゴール左へシュートを流し込んでトリノが先制した。
▽続く23分にはベナッシのスルーパスに反応したベロッティが決定的なシュートを浴びせるも、GKカルネジスのセーブに阻まれる。リードを広げられなかったトリノだったが、D・サパタとフォファナの単騎突破以外に攻め手のないウディネーゼを相手に試合をコントロールし、前半を1点リードしたまま後半へ折り返した。

▽後半頭から2選手を交代してきたウディネーゼに対し、トリノは49分にベロッティがボックス左から可能性のあるシュートを浴びせる。しかし60分、試合を振り出しに戻された。右サイドからのクロスボールをテローに頭で押し込まれてしまう。
▽失点を受けてトリノはボジェに代えてマキシ・ロペスを最前線に投入。ベロッティを左ウイングに移した。しかし、70分にフォファナのスルーパスを受けたD・サパタに決定的なシュートを許すと、ここはGKハートがセーブするも、直後の右CKから失点する。クロスボールをワゲにヘディングで合わせられ、シュートは左ポストを直撃。しかし、ルーズボールをD・サパタに押し込まれた。

▽逆転されたトリノは74分に右クロスをベロッティが頭で合わせたシュートは枠の左に外れるも、77分に同点とする。ボックス右で仕掛けたリャイッチが左足で放ったシュートがゴール左に決まった。

▽ここから勢いに乗ったトリノが終盤にかけて攻め立てる展開としたが、試合終了間際にD・サパタの決定的なシュートを浴び、ひやりとする。しかし、枠を外れて助かり2-2でタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。

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