香川先発のレヴィア・ダービーは膠着ゴールレスドロー決着《ブンデスリーガ》
2016.10.30 03:26 Sun
▽ブンデスリーガ第9節ドルトムントvsシャルケの“レヴィア・ダービー”が29日に行われ、0-0で終了した。ドルトムントの香川は79分までプレーし、シャルケの内田は欠場している。
▽前節、最下位インゴルシュタットに辛くも3-3で引き分け3試合勝利から見放されて6位まで後退したドルトムント(勝ち点14)は、3日前に行われたDFBポカールのウニオン・ベルリン戦をPK戦までもつれ込んだ中、辛くも勝ち上がった。その試合のスタメンから6選手を変更。オーバメヤンやO・デンベレ、ヴァイグルが先発に復帰し、インゴルシュタット戦で開幕戦以来の先発出場を果たした香川が引き続きスタメンとなった。
▽一方、前節マインツに3-0と快勝しリーグ戦ここ3試合で2勝1分けと結果が出始めている14位シャルケ(勝ち点7)は、DFBポカールのニュルンベルク戦では3-2と逃げ切った。そのニュルンベルク戦のスタメンから5選手を変更。マインツ戦と同様のスタメンとなった。
▽2列目に右からプリシッチ、香川、ゲッツェ、O・デンベレと配す[4-1-4-1]で臨んだドルトムントに対し、シャルケは前節同様[3-5-2]で臨んだ。
▽シャルケがハイプレスをかける立ち上がりとなった中、時間が経過するにつれてポゼッションを高めていったのはドルトムント。だが、ゆったりと試合を展開したため、アタッキングサードで意表を突くプレーがなく、打開できない状況が続いた。
▽迎えた後半、開始4分にようやく両チーム通じて最初の決定機が訪れる。ロングボールに抜け出したコラシナクがGKビュルキを強襲するシュートを浴びせた。対するドルトムントも53分に決定機。右サイドからのピシュチェクのクロスをニアのプリシッチが頭で合わせたシュートは枠を逸れたが、ゴールエリア左のO・デンベレがルーズボールをプッシュ。しかし、バーに直撃してゴールとはならなかった。
▽徐々に圧力を強めていくドルトムントに対し、シャルケはディ・サントに代えてチュポ=モティングを投入。そしてドルトムントはパスラックに代えてラファエウ・ゲレイロを投入すると、ドルトムントが立て続けに決定機を演出。
▽まずは73分、O・デンベレとのワンツーでゴールエリア左まで侵入したゲッツェが決定的なシュートを浴びせれば、74分にはオーバメヤンの左クロスにプリシッチが合わせにかかる。しかし、前者はGKに、後者はコラシナクの好守に阻まれてしまった。
▽その後、香川に代えてシュールレを投入したドルトムントは、81分にオーバメヤンが際どいボレーシュートを浴びせたものの、終盤にかけては決定機を生み出せずに0-0でタイムアップ。リーグ戦4試合勝利から見放される形となった。
▽前節、最下位インゴルシュタットに辛くも3-3で引き分け3試合勝利から見放されて6位まで後退したドルトムント(勝ち点14)は、3日前に行われたDFBポカールのウニオン・ベルリン戦をPK戦までもつれ込んだ中、辛くも勝ち上がった。その試合のスタメンから6選手を変更。オーバメヤンやO・デンベレ、ヴァイグルが先発に復帰し、インゴルシュタット戦で開幕戦以来の先発出場を果たした香川が引き続きスタメンとなった。
▽一方、前節マインツに3-0と快勝しリーグ戦ここ3試合で2勝1分けと結果が出始めている14位シャルケ(勝ち点7)は、DFBポカールのニュルンベルク戦では3-2と逃げ切った。そのニュルンベルク戦のスタメンから5選手を変更。マインツ戦と同様のスタメンとなった。
▽シャルケがハイプレスをかける立ち上がりとなった中、時間が経過するにつれてポゼッションを高めていったのはドルトムント。だが、ゆったりと試合を展開したため、アタッキングサードで意表を突くプレーがなく、打開できない状況が続いた。
▽やや盛り上がりに欠ける膠着状態に陥った中、球際での攻防で一歩も引かなかったことから、両軍に合わせて5枚のイエローカードが提示された前半にドルトムントはシュートを1本も打てず0-0で後半へ折り返した。
▽迎えた後半、開始4分にようやく両チーム通じて最初の決定機が訪れる。ロングボールに抜け出したコラシナクがGKビュルキを強襲するシュートを浴びせた。対するドルトムントも53分に決定機。右サイドからのピシュチェクのクロスをニアのプリシッチが頭で合わせたシュートは枠を逸れたが、ゴールエリア左のO・デンベレがルーズボールをプッシュ。しかし、バーに直撃してゴールとはならなかった。
▽徐々に圧力を強めていくドルトムントに対し、シャルケはディ・サントに代えてチュポ=モティングを投入。そしてドルトムントはパスラックに代えてラファエウ・ゲレイロを投入すると、ドルトムントが立て続けに決定機を演出。
▽まずは73分、O・デンベレとのワンツーでゴールエリア左まで侵入したゲッツェが決定的なシュートを浴びせれば、74分にはオーバメヤンの左クロスにプリシッチが合わせにかかる。しかし、前者はGKに、後者はコラシナクの好守に阻まれてしまった。
▽その後、香川に代えてシュールレを投入したドルトムントは、81分にオーバメヤンが際どいボレーシュートを浴びせたものの、終盤にかけては決定機を生み出せずに0-0でタイムアップ。リーグ戦4試合勝利から見放される形となった。
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