【ブンデスリーガ第9節プレビュー】ドルトムント vs シャルケのレヴィア・ダービー開催
2016.10.28 18:00 Fri
▽前節はバイエルンがボルシアMGに快勝してリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾り、原口と大迫の日本人対決が実現したヘルタ・ベルリンvsケルンの上位対決では原口のヘルタが2-1と競り勝った。そして、無敗を維持するライプツィヒがブレーメンに快勝して2位をキープしている。迎える第9節の注目試合は土曜日に行われるドルトムント vs シャルケのレヴィア・ダービーだ。
▽前節、最下位インゴルシュタットに辛くも3-3で引き分け3試合勝利から見放されて6位まで後退したドルトムント(勝ち点14)は、水曜日に行われたDFBポカールのウニオン・ベルリン戦をPK戦までもつれ込んだ中、辛くも勝ち上がっている。とはいえ、オーバメヤンやバルトラこそ温存したものの大半の主力をつぎ込んでおり、ドルトムントとしてはダービーに向けて不安が残る状況だ。インゴルシュタット戦で開幕戦以来の先発出場を果たした香川はDFBポカールで出場機会がなかったが、ドイツ『キッカー』はベンチ予想としている。昨季2試合で2ゴールを挙げたダービーで鮮烈な活躍を見せ、自身の存在価値を高めることはできるか。
▽一方、前節マインツに3-0と快勝しリーグ戦ここ3試合で2勝1分けと結果が出始めている14位シャルケ(勝ち点7)は、DFBポカールのニュルンベルク戦では3-2と逃げ切った。こちらもほぼベストメンバーを投入しての勝利となったが90分で試合を終えられており、ドルトムントよりはコンディションが良いことが予想される。インテンシティで相手を上回り、更なる上位浮上の足がかりとできるか。
▽前節ボルシアMGに快勝した首位バイエルン(勝ち点20)は、水曜日に行われたDFBポカールでも対戦した12位アウグスブルク(勝ち点8)とアウェイで対戦する。レヴァンドフスキやロッベン、シャビ・アロンソを温存した中で3-1と勝利した相手に連勝として首位キープとなるか。
▽大迫との日本人対決を制した原口の3位ヘルタ・ベルリン(勝ち点17)は、4位ホッフェンハイム(勝ち点16)との上位対決を日曜日に戦う。29歳の若き指揮官ナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムは、4引き分けの後、4連勝と快進撃を続けているが、火曜日に行われたDFBポカールのザンクト・パウリ戦で温存された原口としては、万全の状態で挑めるこの一戦で今季初ゴールを目指したい。
▽その他、前節先発復帰した7位フランクフルト(勝ち点14)の長谷部は10位ボルシアMG(勝ち点11)とのアウェイ戦を、2位ライプツィヒ(勝ち点18)は13位ダルムシュタット(勝ち点8)とのアウェイ戦に臨む。
▽前節、最下位インゴルシュタットに辛くも3-3で引き分け3試合勝利から見放されて6位まで後退したドルトムント(勝ち点14)は、水曜日に行われたDFBポカールのウニオン・ベルリン戦をPK戦までもつれ込んだ中、辛くも勝ち上がっている。とはいえ、オーバメヤンやバルトラこそ温存したものの大半の主力をつぎ込んでおり、ドルトムントとしてはダービーに向けて不安が残る状況だ。インゴルシュタット戦で開幕戦以来の先発出場を果たした香川はDFBポカールで出場機会がなかったが、ドイツ『キッカー』はベンチ予想としている。昨季2試合で2ゴールを挙げたダービーで鮮烈な活躍を見せ、自身の存在価値を高めることはできるか。
▽一方、前節マインツに3-0と快勝しリーグ戦ここ3試合で2勝1分けと結果が出始めている14位シャルケ(勝ち点7)は、DFBポカールのニュルンベルク戦では3-2と逃げ切った。こちらもほぼベストメンバーを投入しての勝利となったが90分で試合を終えられており、ドルトムントよりはコンディションが良いことが予想される。インテンシティで相手を上回り、更なる上位浮上の足がかりとできるか。
▽大迫との日本人対決を制した原口の3位ヘルタ・ベルリン(勝ち点17)は、4位ホッフェンハイム(勝ち点16)との上位対決を日曜日に戦う。29歳の若き指揮官ナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムは、4引き分けの後、4連勝と快進撃を続けているが、火曜日に行われたDFBポカールのザンクト・パウリ戦で温存された原口としては、万全の状態で挑めるこの一戦で今季初ゴールを目指したい。
▽ヘルタ・ベルリン戦では負傷により前半のみの出場となった大迫の5位ケルン(勝ち点15)は、日曜日に酒井高の最下位ハンブルガーSV(勝ち点2)と日本人対決を行う。ミッドウィークに行われたDFBポカールを欠場した大迫は先発が予想されており、負傷の影響はない様子。上位に留まるためにもチームを勝利に導くゴールが求められる。一方、酒井高もディークマイヤーの出場停止により先発復帰が確実で、チームの今季初勝利に貢献する働きを期待したい。
▽その他、前節先発復帰した7位フランクフルト(勝ち点14)の長谷部は10位ボルシアMG(勝ち点11)とのアウェイ戦を、2位ライプツィヒ(勝ち点18)は13位ダルムシュタット(勝ち点8)とのアウェイ戦に臨む。
◆ブンデスリーガ第9節
▽10/28(金)
《27:30》
ボルシアMG vs フランクフルト
▽10/29(土)
《22:30》
マインツ vs インゴルシュタット
ダルムシュタット vs ライプツィヒ
ブレーメン vs フライブルク
アウグスブルク vs バイエルン
ヴォルフスブルク vs レバークーゼン
《25:30》
ドルトムント vs シャルケ
▽10/30(日)
《23:30》
ホッフェンハイム vs ヘルタ・ベルリン
《25:30》
ケルン vs ハンブルガーSV
▽10/28(金)
《27:30》
ボルシアMG vs フランクフルト
▽10/29(土)
《22:30》
マインツ vs インゴルシュタット
ダルムシュタット vs ライプツィヒ
ブレーメン vs フライブルク
アウグスブルク vs バイエルン
ヴォルフスブルク vs レバークーゼン
《25:30》
ドルトムント vs シャルケ
▽10/30(日)
《23:30》
ホッフェンハイム vs ヘルタ・ベルリン
《25:30》
ケルン vs ハンブルガーSV
ドルトムントの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
ドルトムントFWアラーが今冬オランダ移籍へ…今季レンタル加入のレガネスで苦戦
ドルトムントからレガネスにレンタル中のコートジボワール代表FWセバスティアン・アラー(30)が、今冬にオランダに移籍することになる見込みだ。 フランクフルト、アヤックスで台頭し、2022年夏にドルトムントへステップアップを果たしたアラー。しかし、その新天地では精巣ガンの治療の影響もあったか、思うような活躍を見せられず。昨年夏の移籍市場最終盤にラ・リーガのレガネスという意外なクラブに新天地を求めた。 しかし、1年間のレンタル移籍で加わったレガネスではここまで公式戦9試合でノーゴールと大苦戦を強いられている。 そんななか、ドイツの移籍市場に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ドルトムントFWは今冬の移籍市場で古巣であるユトレヒトへレンタル先を変更する可能性が高いという。 2015年1月から2年半にわたって在籍したユトレヒトでは公式戦98試合52ゴールと圧倒的な数字を残したアラー。30歳とまだまだ老け込む年齢ではなく、アヤックス時代を含めて印象的な活躍を見せていたエールディビジでの再起に期待したいところだ。 2025.01.02 22:37 Thu2
ラッシュフォードの実弟代理人がミラノ入り...ミランとの協議へ
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)の代理人がミラノに到着した。 マンチェスター・ユナイテッドからミランへのレンタル移籍が報じられるラッシュフォード。 イタリア『カルチョメルカート』によると、現地時間7日夜、ラッシュフォードの代理人を務める実弟、デーン氏がミラノへ到着。1月の移籍について、8日にミランとの協議に臨むとのことだ。 今後の焦点は、年俸負担の割合、買取条項の有無。また、ラッシュフォードに目を向けると、完全移籍を前提とするなら1400万ユーロ(約22.9億円)からの年俸ダウンが避けられない。 実弟はミランとの協議に進む一方、すでにドルトムントから具体的なオファーが届いており、ユベントスとの間でも意見交換中とされる。 2025.01.08 13:35 Wed3
アストン・ビラがドルトFWマレンへ公式オファー掲示!
アストン・ビラがドルトムントのオランダ代表FWドニエル・マレン(25)獲得へ公式オファーを掲示しているようだ。 アヤックスのアカデミー育ちで、PSV時代にブレイクを果たしたマレンは2021年からドルトムントでプレー。ドイツ屈指の名門では右ウイングを主戦場に、ここまで131試合39ゴール20アシストを記録。今シーズンここまではブンデスリーガ13試合3ゴール、チャンピオンズリーグで5試合2ゴール1アシストの数字を残している。 左ウイングにセンターフォワードでもプレー可能なユーティリティー性はチームで重宝されているが、シーズンを通してのパフォーマンスの波が大きく攻撃のメインキャストには至らず。そのため、チームの起用法に不満を示す同選手は昨年辺りから退団の可能性がたびたび取り沙汰されている状況だ。 そんななか、『The Athletic』の著名記者であるデイビッド・オーンスタイン氏は、そのマレンに対して、汎用性の高いアタッカーの獲得を目指しているプレミアの強豪が獲得オファーを掲示したと報じている。 移籍金の金額は1800万ユーロ(約29億1000万円)程度と、昨年の時点で3000万ユーロ(約48億5000万円)程度を売却の設定額としていたドルトムントにとっては物足りない数字だが、ジュリアン・デュランヴィル、ジェイミー・バイノー=ギテンスと若手の台頭が著しい状況で不満分子となる可能性もあるアタッカーを売却できれば、手薄な守備陣の補強に動くことも可能。 そのため、今後の交渉次第で移籍が成立する可能性は十分にあるはずだ。 2025.01.02 23:12 Thu4
ラッシュフォードへの動きはミランだけにあらず ユーベ&ドルトも会談
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)を狙う動きはミランだけではないようだ。 今季途中から就任したルベン・アモリム監督のもとで直近の公式戦6試合で出場なしと出番が巡ってこなくなり、移籍を匂わせる発言から去就が騒がしくなるラッシュフォード。最近では実弟の代理人がイタリアに飛び、関心を寄せるミランと接触したと報じられる。 だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ここにユベントスの姿も。ミランと同じく最初のアプローチで、初期段階ということで、これからどう進展していくかだが、会談したという。 新たなストライカーとしてパリ・サンジェルマン(PSG)で構想外のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(26)を巡り、トッテナムと競合するユベントスだが、ユナイテッドの悩める10番にも関心を抱く模様だ。 また、ロマーノ記者の続報によれば、ドルトムントも会談したクラブの1つというが、まことしやかに関心が噂されるコモに関しては話し合いも、計画もなされておらず、選手も選択肢として検討していないそうだ。 今後もミラン、ユベントス、ドルトムントとさらに会談を行っていくというラッシュフォード。新天地を求める上で移籍形態、そして給与条件がネックとなるとされるが、いかに。 2025.01.09 11:15 Thu5