ヘルタ原口元気、自身のプレーに手応え「次のレベルに達しました」「身体は過去最高の状態」
2016.10.24 23:59 Mon
ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気がドイツ誌『キッカー』とのインタビューで、自身やチームの好調ぶりについて語っている。
ヘルタはブンデスリーガ第8節までを5勝2分け1敗で終えて3位に位置と、予想以上の勢いを見せている。原口は8試合すべてでフル出場を果たし、主に左サイドで欠かせない存在となっている。今夏のオフでは、日本でフィジカルの向上を試みたと話す日本代表FWだが、精神面の成長もドイツ3年目での”ブレイク”につながったのかもしれない。
「フィジカルのベースが以前に比べて変わりました。ただそれは1日で改善できたものではなく、プロセスを踏んでのことですね。昨シーズンも定期的にプレーできたことも、自分にとって大きかったです。今は次のレベルに達したと思います」
「以前は結構悩むこともありました。攻撃や守備で自分に多くを求めすぎたことで、空回りしてしまいましたね。今は多くを求めずに、正しいプレーだけを目指すようにしています。フリーランも改善でき、よりバランスの取れたサッカーができていると思います。それに身体面では今までの中でも最高の状態に仕上がっていますよ」
パル・ダルダイ監督は今シーズン、原口に6ゴール6アシストを決めることを要求。プレッシャーにはならないのかとの問いには、このように答えている。
「自分はいつも褒められたり、おだてられたりすることを必要としない方なので。実際、プレッシャーがある方を好んでいます。(6ゴール6アシストは)目標ですし、このまま続ければ、ヘルタでの今季初ゴールももうすぐ決められるかと」
ヘルタとは2018年まで契約を結ぶ原口だが、契約延長もそう遠くないのかもしれない。「マネジャーが僕に話を持ちかけるという予感はあります」と、ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)との交渉を開始する可能性について語り、今後もヘルタでプレーし続けることを予想している。
「そうですね。クラブの発展、自分の成長と、両方とも上手くいってるので、ここで契約を延長することには前向きです」
10月初旬のインターナショナルウィークから戻ってくる際、ハンガリー人のダルダイ監督は原口のコンディションを懸念し、冗談を交えながら「長旅の疲れをとるため、ゲンキには(ハンガリー名物のシチュー料理)グヤーシュを腹いっぱい食べさせてやるよ」と話していた。その直後のドルトムント戦にも原口はフル出場することになったが、実際に監督が勧めた疲労回復の”秘伝料理”を食べたのだろうか。
「いいえ(笑)。いつもは監督の言うことを聞きますが、今回はそうしませんでした。うちのGKルネ・ヤルシュテインとよく夕飯を食べに出かけますが、アジア系の料理を好んでいます。ステーキもよく食べます。グヤーシュじゃなくてもいいかな、と」
提供:goal.com
ヘルタはブンデスリーガ第8節までを5勝2分け1敗で終えて3位に位置と、予想以上の勢いを見せている。原口は8試合すべてでフル出場を果たし、主に左サイドで欠かせない存在となっている。今夏のオフでは、日本でフィジカルの向上を試みたと話す日本代表FWだが、精神面の成長もドイツ3年目での”ブレイク”につながったのかもしれない。
「フィジカルのベースが以前に比べて変わりました。ただそれは1日で改善できたものではなく、プロセスを踏んでのことですね。昨シーズンも定期的にプレーできたことも、自分にとって大きかったです。今は次のレベルに達したと思います」
「以前は結構悩むこともありました。攻撃や守備で自分に多くを求めすぎたことで、空回りしてしまいましたね。今は多くを求めずに、正しいプレーだけを目指すようにしています。フリーランも改善でき、よりバランスの取れたサッカーができていると思います。それに身体面では今までの中でも最高の状態に仕上がっていますよ」
パル・ダルダイ監督は今シーズン、原口に6ゴール6アシストを決めることを要求。プレッシャーにはならないのかとの問いには、このように答えている。
「自分はいつも褒められたり、おだてられたりすることを必要としない方なので。実際、プレッシャーがある方を好んでいます。(6ゴール6アシストは)目標ですし、このまま続ければ、ヘルタでの今季初ゴールももうすぐ決められるかと」
ヘルタとは2018年まで契約を結ぶ原口だが、契約延長もそう遠くないのかもしれない。「マネジャーが僕に話を持ちかけるという予感はあります」と、ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)との交渉を開始する可能性について語り、今後もヘルタでプレーし続けることを予想している。
「そうですね。クラブの発展、自分の成長と、両方とも上手くいってるので、ここで契約を延長することには前向きです」
10月初旬のインターナショナルウィークから戻ってくる際、ハンガリー人のダルダイ監督は原口のコンディションを懸念し、冗談を交えながら「長旅の疲れをとるため、ゲンキには(ハンガリー名物のシチュー料理)グヤーシュを腹いっぱい食べさせてやるよ」と話していた。その直後のドルトムント戦にも原口はフル出場することになったが、実際に監督が勧めた疲労回復の”秘伝料理”を食べたのだろうか。
「いいえ(笑)。いつもは監督の言うことを聞きますが、今回はそうしませんでした。うちのGKルネ・ヤルシュテインとよく夕飯を食べに出かけますが、アジア系の料理を好んでいます。ステーキもよく食べます。グヤーシュじゃなくてもいいかな、と」
提供:goal.com
ヘルタ・ベルリンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
ヘルタ・ベルリンの人気記事ランキング
1
レバークーゼン、独2部ヘルタの背番号10獲得へ! シュツットガルトらとの争奪戦制す
レバークーゼンがヘルタ・ベルリンの10番確保に近づいている。 逆転でのブンデスリーガ連覇はやや厳しい状況ではあるものの、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権をすでに確保したレバークーゼン。指揮官シャビ・アロンソの去就は不透明ではあるものの、クラブは来季に向けた動きを進めている。 ドイツの『キッカー』、『シュポルト・ビルト』など複数メディアによれば、レバークーゼンはシュツットガルトらと競合していたヘルタのアルジェリア代表MFイブラヒム・マザ(19)の獲得レースを制する見込みであるという。 ベルリン生まれでアルジェリアにルーツを持つマザは180cmの攻撃的MF。トップ下やセカンドトップを主戦場に、個での打開力と攻撃センスに優れる逸材として予てより注目を集めていた。 今シーズンの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)では29試合5ゴール5アシストを記録。これまでドイツの世代別代表でプレーしていたが、昨年10月に18歳10カ月でアルジェリアのA代表デビューを飾っている。 マザの契約解除条項は950万ユーロ(約15億4000万円)に設定されているが、クラブサイドは1100万ユーロ~1500万ユーロ(約17億8000万~24億3000万円)を要求しているとも言われている。 ただ、いずれの条件でも大きな問題にはならないようで、選手自身がすでにレバークーゼン行きを決断したなか、今季終了までに決着する可能性が高いという。 2025.04.19 18:00 Sat2
ヘルタ・ベルリンがリヨンから期待の若手MFトゥザールを獲得! 今季はリヨンへレンタル
ヘルタ・ベルリンは27日、リヨンからU-21フランス代表MFリュカ・トゥザール(22)を完全移籍で獲得した。契約期間は長期とだけ発表している。 なお、今シーズン終了まではリヨンにレンタル移籍で加入することが併せて発表された。 ヴァランシエンヌの下部組織出身のトゥザールは、2015年1月にトップチームデビューを果たすと同年8月にリヨンへ完全移籍。加入当初はセカンドチームでのプレーが続いたが、12月にトップチームデビュー。これまでリヨンでは5シーズンで公式戦155試合に出場。今シーズンも主力としてリーグ・アンで18試合を含む公式戦29試合に出場している。 ヘルタへの移籍を決断したトゥザールは、クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。 「移籍が完了したことを嬉しく思っているよ。僕はクラブが掲げる野心にとても感銘を受けたんだ。それはとてもエキサイティングで僕もその一員になりたいと思ったんだ」 2020.01.28 03:20 Tue3
アトレティコの新FWはマテウス・クーニャに! 東京五輪で金メダリスト獲得に向け原則合意か?
アトレティコ・マドリーがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(22)の獲得に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 アトレティコは今夏の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップを担う新ストライカー獲得を優先事項としていた。ここまではセビージャ移籍が決定したU-24スペイン代表FWラファ・ミルを初め、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチらの獲得に動いていた。 しかし、ラウタロとヴラホビッチに関しては所属クラブの徹底抗戦に遭っており交渉が難航していた。 そういった中、同じく以前から獲得候補に挙がっていた東京オリンピックの金メダリストの獲得に本腰を入れ始め、アトレティコとヘルタは3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったようだ。 なお、クーニャに対してはエバートンも獲得に動いていた模様だが、選手自身がアトレティコ行きを望んでいるという。 『スカイ』によれば、クーニャは今週ミッドウィークにマドリードに渡り、メディカルチェックを受診した後に、アトレティコとの契約にサインする見込みだ。 母国コリチーバの下部組織出身のクーニャは2017年にスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2018年にRBライプツィヒに完全移籍したが、在籍1年半でブンデスリーガ35試合2ゴールと思うような結果を残せず。2020年1月にヘルタに活躍の場を移していた。 そのヘルタでは昨シーズンの公式戦28試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。また、先の東京五輪では5試合に出場し3ゴールを挙げる活躍を見せ、ブラジルの大会連覇に大きく貢献していた。 184cmという恵まれた体躯の割に相手を背負うポストプレーに課題を残すものの、ウイングでもプレー可能なスピードと突破力、オフ・ザ・ボールの動き出しにも優れる万能型のストライカー。また、依然として決定力には伸びしろを残すが、強烈なミドルシュートなど多彩なフィニッシュにも定評がある。 現在、2トップや1トップ2シャドーをメインとするアトレティコにとっては理想的なプレースタイルの持ち主と言えそうだ。 2021.08.23 23:12 Mon4
ヘルタ・ベルリンがノルウェー代表DFビェルカンの獲得を発表! 来冬1人目の補強
ヘルタ・ベルリンは1日、ボデ/グリムトに所属するノルウェー代表DFフレドリク・ビェルカン(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2025年6月30日までで、背番号は3を着用する。 左サイドバックを主戦場とするビェルカンは、ボデ/グリムトの下部組織出身で2015年8月にトップチームへ昇格。2016年4月に17歳でトップチームデビューを飾ると、これまで公式戦135試合に出場し7ゴール16アシストを記録。 今シーズンも左サイドバックの絶対的レギュラーとして、リーグ戦27試合やUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ4試合など公式戦38試合に出場している。 なお、ビェルカンの加入は冬の移籍市場が開幕する来年1月以降となる。 2021.12.02 02:30 Thu5
