ロナウド&ベイル不在のマドリー、ハメス&ベンゼマ弾でバルサが持つリーグ連勝記録の“16”に並ぶ!!《リーガエスパニョーラ》

2016.09.19 05:35 Mon
Getty Images
▽18日にリーガエスパニョーラ第4節のエスパニョールvsレアル・マドリーがコルネジャ・エル・プラットで行われ、2-0でマドリーが勝利した。
PR
▽開幕から唯一の3連勝で首位に立つレアル・マドリーが、ここまで未勝利のエスパニョールとのアウェイゲームに臨んだ。マドリーは既報の通り、クリスティアーノ・ロナウドとベイルがメンバー外となり、前線はベンゼマ、2014-15シーズンをエスパニョールで過ごしたL・バスケス、昨シーズンまでエスパニョールでプレーしていたアセンシオが務める。▽試合は立ち上がりからお互いに球際で激しい展開となる中、9分にエスパニョールにアクシデント。開幕からの3試合で2ゴールを奪っているピアッティが右足を負傷し、アルバロ・バスケスとの交代を余儀なくされた。
▽迎えた11分、自陣からのロングボールをエルナン・ペレスがゴール前に折り返したところでペペが被ってボールはレオの下へ。フリーの状況でシュートを放つが、GKカシージャがセーブし、エスパニョールは最初の決定機を逸した。

▽対するマドリーも13分にカゼミロが球際での競り合いの際に左足を蹴られて負傷。一度はピッチに戻るも、19分にクロースと交代でピッチを後にした。そのマドリーはC・ロナウドやベイル不在の影響からか前線に推進力が足りず、ボールを奪っても遅攻が目立つ。逆にエスパニョールが高い位置でボールを奪ってショートカウンターに持ち込む場面が多く見られた。
▽それでも地力に勝るマドリーが圧力を強めていくと、38分にはクロースがキックフェイントからミドルシュートを放つ。40分には、マルセロのアーリークロスからベンゼマが頭でゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められなかった。

▽エスパニョールも42分にハビ・ロペスのアーリークロスにレオが頭で合わせるが、こちらは枠を捉えきれず。すると前半アディショナルタイム、マドリーはクロースの横パスを受けたハメス・ロドリゲスが2選手を剥がしてボックス手前からミドルシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし、先制して試合を折り返した。

▽互いに交代なしで迎えた後半もマドリーが攻勢に出る。14分には右サイドのL・バスケスが入れたクロスをベンゼマがボックス内でトラップして反転シュート。しかしここは元チームメートのディエゴ・ロペスが好セーブで防いだ。

▽しかし71分にマドリーが流れるようなパスワークからのカウンターで追加点を奪う、右サイドをオーバーラップしたカルバハルがL・バスケスに縦パスを送ると、ダイレクトでゴール前に折り返されたボールをベンゼマがプッシュ。ベンゼマの今シーズン初ゴールでマドリーがリードを広げた。

▽エスパニョールは75分、高い位置でのボール奪取からカウンターを発動。途中出場のカイセドがボックス内から右足で狙うも、GKカシージャがこれをパンチングではじき返し、決定機を逸した。

▽試合終盤はマドリーが危なげない試合運びを見せ、試合は終了。リーグ戦4連勝としたマドリーは、昨シーズンから続くリーグ戦の連勝を16に伸ばし、バルセロナがジョゼップ・グアルディオラ政権下で樹立したリーグ記録に並んだ。

PR

レアル・マドリーの関連記事

ラ・リーガの関連記事

レアル・マドリーは28日、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガの負傷を発表した。 マドリーの発表によれば、検査を受けたカマヴィンガは左大腿二頭筋の損傷と診断されたとのことだ。 ケガ人が続出しているマドリー。27日にはチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でリバプールとアウェイで対戦したが、 2024.11.28 23:25 Thu
ミランがバレンシアとの間で、U-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラ(20)を巡る交渉をスタートさせたようだ。 モスケラはコロンビア系の191cmセンターバックで、バレンシアの生え抜きとして昨季から定位置をガッチリ確保。U-23代表としてはパリ五輪に参戦し、グループステージ1試合ながらも出場したことにより 2024.11.28 21:10 Thu
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが、ゴールデンボーイ2024を受賞した。 イタリア『トゥットスポルト』が主催するゴールデンボーイ賞。ヨーロッパのクラブでプレーする、最も活躍した21歳以下の選手に贈られる賞として知られている。 昨年はレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが受賞。 2024.11.28 08:00 Thu
「これって、超ピンチかも」そんな風に私が眉をひそめていたのは月曜日、お昼過ぎにビニシウス負傷離脱の報が入ってきた時のことでした。いやあ、前日夜はブタルケを4年ぶりにオレンジ色のユニを着たレアル・マドリーが訪問。5年前、自ら手で2部に突き落とした弟分のレガネスに兄弟分ダービーの華やぎを味合わせてあげたのも前半途中までと、 2024.11.26 20:00 Tue
バルセロナのハンジ・フリック監督が負傷者の状況について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 インターナショナルマッチウィーク前に行われたラ・リーガ第13節のレアル・ソシエダ戦で連勝がストップし、23日の第14節セルタ戦もドローと足踏みが続くバルセロナ。26日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リー 2024.11.26 16:29 Tue

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

3発快勝のレアル、右SB出場のバルベルデや初先発の21歳CBを指揮官高評価「カルバハルとバスケスに次ぐ世界最高の選手」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 インターナショナルマッチウィーク前のラ・リーガ第13節オサスナ戦を4-0の大勝で終えていたマドリー。24日に行われた第14節ではレガネスとのアウェイゲームに臨んだ。 ケガ人により手薄な最終ラインでは、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが右サイドバックを務め、カンテラーノの21歳スペイン人DFラウール・アセンシオがセンターバックで初先発。ベルギー代表GKティボー・クルトワも復帰した。 序盤からフランス代表FWキリアン・ムバッペの幻のゴールがあったマドリーは43分、前線のボール奪取からブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが右ポケットへ侵入し、折り返しをムバッペが押し込んで先制。66分にはボックス左手前で得たFKからバルベルデが強烈なシュートを突き刺した。 終盤にはイングランド代表MFジュード・ベリンガムがクロスバーの跳ね返りを押し込んでダメ押し。3-0の快勝を収め、2連勝を飾った。 アンチェロッティ監督は「最初から最後まで良い試合だった」と試合後にコメント。2トップの配置変えがうまくいったと振り返っている。 「チームはソリッドだったし集中していた。2人のフォワードのポジションを少し変更し、ムバッペをアウトサイド、ヴィニ・ジュニオールをインサイドに配置した。彼らはよくやった。ヴィニ・ジュニオールが先制点をアシストした」 「オサスナ戦で得られた良い感触を今日も確認できた。よりコンパクトで集中している。順調に進んでいる」 「レガネスはシステムを大きく変えたが、我々は驚かなかった。勇敢なチームだし、彼らのホームではより難しくなるが、我々のポゼッションは良かった。良いチャンスも作った」 一方で、負傷欠場の元スペイン代表DFルーカス・バスケスやフランス代表MFオーレリアン・チュアメニに触れた指揮官。27日にチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦を控えるなか、状況を伝えている。 「まだわからない。水曜日までに2人が復帰できるよう努める。後方では出場した選手たちが非常によくやってくれた。アセンシオはとても真摯に良いプレーをした。とてもよかった」 「バルベルデは素晴らしいサイドバックだ。(ダニエル・)カルバハルとルーカス・バスケスに次ぐ世界最高の選手だ。彼は多くのポジションでうまくプレーできるが、問題はどのポジションがベストかを選ぶことだ。ルーカスとチュアメニが水曜日までに回復できるかどうかを見てから判断するつもりだ」 「アンフィールドでの彼(バルベルデ)のポジションについて考えなければならない。(エドゥアルド・)カマヴィンガがベストの状態にあるため、中盤は十分カバーされている。(ダニ・)セバージョスはフル出場したし、(ルカ・)モドリッチはいつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。水曜日に誰かが復帰できるなら、メンバーがフルに揃ってから判断するつもりだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペの先制弾など3発! レガネスvsマドリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MvKbkYg3w3s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 15:03 Mon
2

ムバッペの公式戦5試合ぶり弾など3発快勝のマドリーがCLリバプール戦に弾み【ラ・リーガ】

レアル・マドリーは24日、ラ・リーガ第14節でレガネスとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 代表ウィーク前の前節オサスナ戦をヴィニシウスのハットトリックで完勝とした2位マドリー(勝ち点27)は、3日後にチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦を控える中、守護神のクルトワが戦列に復帰。手薄な最終ラインにはバルベルデが右サイドバック、カンテラーノのアセンシオがセンターバックで初スタメンを飾った。 14位レガネス(勝ち点14)に対し、ムバッペとヴィニシウスの2トップで臨んだマドリーが10分に先制しかける。ヴィニシウスのスルーパスに抜け出したムバッペがシュートを蹴り込んだが、わずかにオフサイドだった。 その後も押し込むマドリーは25分、ギュレルが単騎突破からボックス右に侵入、枠内シュートを放ったが、GKドミトロビッチの好守に阻まれた。 ハーフタイムにかけても攻勢をかけたマドリーは43分に押し切る。ベリンガムのボールカットからヴィニシウスがボックス右へ侵入、折り返しをムバッペが押し込んだ。 ムバッペの公式戦5試合ぶりのゴールで先手を取ったマドリーが迎えた後半も押し込むと、66分にリードを広げる。ボックス手前左からのリスタートを主将バルベルデが決めきった。 さらに74分、ギュレルに3点目の好機もここもGKドミトロビッチの好守に阻まれたマドリーは81分、ムバッペがGK強襲のシュートを浴びせると、85分にダメ押し弾。CKの流れからブラヒム・ディアスのミドルシュートがバーに直撃したが、ルーズボールをベリンガムがヘディングで押し込んだ。 このまま3-0で快勝としたマドリーが首位バルセロナに4ポイント差とし、リバプール戦に弾みを付けている。 レガネス 0-3 レアル・マドリー キリアン・ムバッペ(前43) フェデリコ・バルベルデ(後21) ジュード・ベリンガム(後40) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペ先制弾にバルベルデ砲!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ハイプレスからのボール奪取<br>ヴィニシウスのアシストで<br>エンバペが公式戦5試合ぶりのゴール<br><br>ラ・リーガ 第14節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レガネス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/dwUuDa1rsS">pic.twitter.com/dwUuDa1rsS</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860751640581804206?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ずらして止めてドンッ<br>バルベルデのキャノン砲が炸裂<br><br>ラ・リーガ 第14節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レガネス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/2kNAQ2D7b8">pic.twitter.com/2kNAQ2D7b8</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860762292222296477?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.25 04:24 Mon
3

レアルFWヴィニシウスが左ハムストリング負傷…全治3週間、CLリバプール戦で不在に

レアル・マドリーは25日、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷を報告した。 クラブのメディカルサービスが検査した結果、左足の大腿二頭筋の負傷と診断。マドリーは経過観察中と伝えているが、スペイン『アス』によると、3〜4週間の離脱が見込まれている。 ヴィニシウスは24日に行われたラ・リーガ第14節のレガネス戦にフル出場。フランス代表FWキリアン・ムバッペの先制点をアシストした。 今後3週間はエースを欠くことになったマドリー。『アス』は27日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節のリバプール戦から12月14日に行われるラ・リーガ第17節のラージョ・バジェカーノ戦まで6試合ほどの不在を予想している。 12月18日にドーハで行われるインターコンチネンタルカップ決勝が復帰目標。マドリーは欧州王者として新設の大会に臨む。 ヴィニシウスはクラブの発表を引用する形で、Xにメッセージを投稿。「狂気のカレンダーだ。回復する!」と過密日程に言及した。 <span class="paragraph-title">【動画】レガネス戦では鋭い抜け出しからムバッペの先制点アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MvKbkYg3w3s";var video_start = 146;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 22:03 Mon
4

圧巻リバプールが天敵相手の9戦ぶり勝利でCL5連勝! ムバッペPK失敗響いた王者マドリーはまさかのCL3連敗…【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節、リバプールvsレアル・マドリーが27日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-0で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 CL唯一の4連勝を飾ったリバプールは、直近のプレミアリーグでもサウサンプトンに3-2と競り勝って公式戦5連勝を達成。今週末にはマンチェスター・シティとのリーグ頂上決戦を控えるなか、2度のCLファイナルを含め8戦未勝利(1分け7敗)の天敵相手に勝利を狙った。スロット監督はこの大一番へ先発2人を変更。ソボスライ、ガクポに代えてマク・アリスター、ルイス・ディアスを起用した。 一方、CLでは直近2連敗で18位に低迷する王者マドリー。それでも、ラ・リーガでは直近のレガネス戦を3-0の快勝で飾り、リーグ連勝という状況でイングランドへ乗り込んだ。アンチェロッティ監督はそのリーグ戦から先発3人を変更。負傷離脱のヴィニシウスの代役にブラヒム・ディアスを起用し、フラン・ガルシアとセバージョスに代えてメンディ、モドリッチを起用した。 手負いの王者相手にホームの大歓声に背中を押されたリバプールがアグレッシブな入りを見せる。開始4分、カウンターから中央を持ち上がったサラーが右で背後を狙うヌニェスに繋ぐと、そのままボックス内に持ち込んだウルグアイ代表FWが右足シュート。GKクルトワがはじいたボールがDFアセンシオに当たってゴールへ向かうが、ここはCLデビュー戦のカンテラーノが見事なリカバーによってゴールライン上でかき出した。 以降は切り替えが強調された展開のなかで時間の経過とともにマドリーが押し返し、試合は膠着状態に陥っていく。互いに縦に速い仕掛けで局面の打開を図るが、相手の集中した守備を前に決定機まで持ち込めない。23分にはゴール前での混戦からジョーンズの粘りでヌニェスがゴール至近距離でシュートに持ち込むが、ここは間合いを潰したGKクルトワの好守に遭う。 前半半ばから終盤にかけてはリバプールがボールを握る展開となったが、マドリーの集中した守備を前に決定機まであと一歩という場面が目立つ。対するマドリーはムバッペやカマヴィンガらを起点に幾度かカウンターの形を作り出したが、DFブラッドリーやDFファン・ダイクらの好守に阻まれ、前半は枠内シュート0本に終わった。 互いに卓越した修正力に定評がある両指揮官のハーフタイムの指示にも注目が集まった後半は、立ち上がりからホームチームが圧倒。押し込んでチャンスを作り出すと、52分には左サイドを起点とした攻めからブラッドリーとの短いパス交換でボックス中央に侵入したマク・アリスターがDFに寄せられながらも腰の捻りを利かせた右足シュートをゴール左隅へ流し込んだ。 劣勢を耐え切れずに失点したマドリーはさらにアクシデントにハムストリングを痛めたカマヴィンガがプレー続行不可能となり、56分にギュレルとともにベンチへ下がってセバージョス、ルーカス・バスケスがスクランブル投入された。 それでも、マドリーは直後の59分にボックス内でDFロバートソンに足をかけられたバスケスがPKを獲得。ここでキッカーのムバッペが右を狙って蹴るが、GKケレハーの完璧に読みに阻まれて痛恨の決定機逸となった。 ケレハーのビッグプレーで失点を回避したリバプールは気を引き締め直して安定したゲーム運びを見せていく。そして、70分にはカウンターからボックス内に侵入したサラーがDFメンディのファウルを誘発してPK獲得。しかし、サラーがGKクルトワの逆を突いた左へのシュートはポストを掠めてこちらも失敗となった。 これで少し嫌な空気が漂ったが、それを払しょくしたのは途中出場のガクポ。76分、右CKの場面でショートコーナーからロバートソンが浮き球のボールを入れると、垂直跳びでモドリッチに難なく競り勝ったオランダ代表FWのヘディングシュートがゴールネットに突き刺さった。 この追加点で勝利を大きく引き寄せたリバプールは、ソボスライやジョー・ゴメスの投入で危なげなく試合をクローズした。この結果、天敵マドリーに9戦ぶりの白星を挙げたリバプールがCL5連勝を飾り、週末のシティ戦へ大きな弾みを付けた。 一方、敵地で完敗の王者マドリーはまさかのCL3連敗となった。 リバプール 2-0 レアル・マドリー 【リバプール】 アレクシス・マク・アリスター(後7) コーディ・ガクポ(後31) 2024.11.28 07:11 Thu
5

「マドリーから声かかったら光栄」もシティへの愛着強く ロドリが将来に言及

マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(28)が自身の将来と紐づくレアル・マドリーに言及した。 ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで数々のタイトルとともに、絶対的守備的MFとしての多大なる貢献度からついにバロンドールを手にしたロドリ。シティとの契約が2027年夏までとなるなかで、レアル・マドリーの関心が報じられる。 アメリカ『ESPN』によると、ロドリ本人もスペイン『Cadena Ser』で「もちろん、史上最高かつ最も成功を収めるクラブであるマドリーから声がかかったら、それは光栄だし、いつだって耳を傾けなければならない」と話す。 一方で「ただ…」と続け、「もちろん、そういう状況というわけじゃない。あまり先を考えていないけど、イングランドでキャリアを終える可能性だってある」とすかさずシティへの愛着を強調する。 「イングランドは僕にすべてを授けてくれた国だし、そこのフットボールに恋をした。クラブも素晴らしいし、スポーツレベルだけじゃなく、組織でもね。あそこで快適だし、愛されているとも感じる」 また、グアルディオラ監督が新たに2027年夏までの契約にサインした件にも「彼が僕のキャリアで最も影響のある監督なのは明らか。そんな彼が少なくともあと2年残るのはクラブにとっても、シティのファンにとっても喜ばしいことだ」と語った。 そして、シティとの契約延長の可能性にも触れ、「あと2年残るけど、もう一度じっくりと話し合う時期が近づいている。それ(グアルディオラ監督の契約延長)が重要な動機になるのは明白だね。クラブでもすごく評価されていると感じる。今のところは幸せだ」と述べる。 2024.11.26 16:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly