【CLグループD展望】バイエルンとアトレティコの2強に昨季ベスト16のPSVが挑む

2016.09.13 12:20 Tue
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▽近年、CLベスト4の常連となっているバイエルンとアトレティコの優位は揺るがない。そこに昨季CLベスト16のPSVが割って入れるか。CL初参戦のロストフは厳しい戦いが待ち受ける。
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◆編集部予想
◎本命:バイエルン
○対抗:アトレティコ・マドリー
△連下:PSV
☆大穴:ロストフ
◆4年ぶりCL優勝へ死角なし~バイエルン~
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▽ブンデス4連覇中のドイツ王者バイエルン。昨季はCLベスト4でアトレティコの前に惜敗し、グアルディオラ体制下ではCL優勝を果たせなかった。4年ぶりの欧州制覇を目指すドイツの盟主はレアル・マドリーとミランをCL王者に導いたアンチェロッティ監督を招へい。確実に結果を残す名将の下、フンメルスとレナト・サンチェスのピンポイント補強を敢行した中、GSで躓くことはまず考えられない。◆後一歩のCL初制覇へまずはGS突破~アトレティコ・マドリー~
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▽昨季も決勝でレアル・マドリーの前に涙を呑んで初の欧州王者に手が届かなったアトレティコ。CLベスト4の常連となっているアトレティコにとってはGS突破は通過点に過ぎない。そのアトレティコは主力に放出がない中、ガメイロ、ガイタンと攻撃の駒を増やした。6季目を迎えたシメオネ監督の下、決勝トーナメント進出は手堅そうだ。
◆2強の牙城を崩せるか~PSV~
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▽昨季9年ぶりにCLベスト16進出を果たしたエールディビジ2連覇中のオランダ王者。アトレティコと激戦を繰り広げた末にPK戦でベスト16敗退となったが、近年低迷するオランダ希望の星となった。コクー体制4季目の新シーズンに向けては守備の軸だったブルマが去ったが、エースのルーク・デ・ヨングの実兄であるシームと、ウクライナの新星ジンチェンコをシティからレンタルで獲得し、攻撃の枚数を増やした。昨季のようなしぶとい戦いを見せられれば、2強の牙城を崩せる可能性も見えてくるだろう。

◆ロシアの新興勢力、爪跡残せるか~ロストフ~
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▽ロシア・リーグで2位と躍進し、初のCL出場を果たしたロストフ。2014年にロシアカップを優勝してクラブ史上初のタイトルを獲得した新興勢力だが、率いるのはルビン・カザンをリーグ優勝に導き、欧州カップ戦出場に導いた名将ベルディエフ監督。守備の要バストスがラツィオへ去り、名のある選手はエクアドル代表MFノボアとイラン代表FWアズムンくらいだが、知将の下で爪跡を残せるか。

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