ストロートマンが2年半ぶりゴールも、2点差追いつかれ痛恨ドロー…ローマの悪夢続く《セリエA》

2016.08.29 05:51 Mon
Getty Images
▽セリエA第2節のカリアリvsローマが28日にサン・エリアで行われ、2-2の引き分けに終わった。

▽ウディネーゼとの開幕戦を快勝で飾ったローマだが、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ・プレーオフ2ndレグのポルト戦では、2選手が退場となるアクシデントに見舞われ、ホームで0-3の敗戦。疲労に加え、メンタル面に大きなダメージを抱えることになった。

▽そのショックからバウンスバックを図る重要な一戦となったカリアリ戦に向けて、スパレッティ監督は、ポルト戦から先発3人を変更。負傷明けのフロレンツィが右サイドバックに入り、ブルーノ・ペレスが左サイドバックにポジションチェンジ。また、ゼコに代わってエル・シャーラウィが起用され、ペロッティ、サラーと共に“ゼロトップ”を担った。
▽開始直後にブルーノ・ペレスが積極的な持ち上がりからシュートを放つなど、気迫のこもった入りを見せたローマは、6分にエル・シャーラウィがボックス内でDFイスラに足をかけられてPKを獲得。前節、2本のPKを決めていたペロッティが、難なく決めて敵地で早い時間帯に先制した。

▽このゴールで緊張から解き放たれたローマは、12分にもボックス内でサラーが際どいシュートを放つなど攻勢を強めるが、時間の経過と共に連戦による疲労の影響か、イージーミスが増え始めて流れを失う。
▽前半終盤にかけてはビハインドを追うカリアリが、36分にボックス左に抜け出したサウのシュートでゴールを脅かすと、44分にはディ・ジェンナーロの絶妙な左クロスをイオニタが頭で合わせるが、このシュートはポストに阻まれた。

▽1点リードも流れの悪いローマは、前半でエル・シャーラウィを下げてハーフタイム明けにゼコを投入。すると、この交代策が追加点をもたらす。後半開始1分、ゴール前を狙った浮き球のフィードに反応したゼコが丁寧に頭で落とすと、ボックス右に走り込んだストロートマンが右足のボレー。クロスバーの内側を叩いたボールがゴールネットを揺らした。

▽2014年1月18日のリボルノ戦以来、2年半以上ぶりにストロートマンが決めたゴールで2点のリードを手にしたローマだったが、56分に一瞬の隙から決定機を許す。ボックス内でサウに見事な仕掛けからシュートを打たれる。これはGKシュチェスニーがファインセーブで阻むも、こぼれ球を拾ったボッリエッロにゴールネットを揺らされた。

▽追いつかれて少しバタ付くローマは、64分にペロッティを下げてセンターバックのファシオを投入。この交代でサラーとゼコを最前線に並べた[3-5-2]の守備的な布陣に変更。堅守速攻の色合いを強めたローマは、自陣で奪ったボールをシンプルに繋ぐ形で3点目を目指すが、サラーやゼコの決定機は相手GKの好守に阻まれる。

▽試合終盤にかけても緊迫感のある攻防が続く中、ローマにとって悪夢のような展開が待っていた。試合終了まで残り2分となった88分、相手の波状攻撃からボックス右でイスラにクロスを許すと、これをゴール前のサウに頭で押し込まれた。

▽2点差を追いつかれる痛恨の失点を喫したローマは、すぐに前に出て勝ち越しゴールを目指すが、アディショナルタイムに失点シーンと似たような形からブルーノ・ペレスが入れたクロスにフロレンツィが飛び込むが、このヘディングシュートは枠の右に外れ、試合はタイムアップ。CL敗退ショックを振り払う位置付けで臨んだカリアリ戦をまさかのドローで終えることになったローマは、重い空気を引きずったままインターナショナルウィークに突入することになった。

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