【CLプレーオフ1stレグ展望】コンディションと試合勘がカギ
2016.08.16 12:00 Tue
▽チャンピオンズリーグ(CL)本選出場を懸けた大一番、CL予選プレーオフが16日(火)から開催される。UEFA係数上位国で昨シーズンのリーグ上位に入ったチーム同士が対戦するリーグ上位ルート、UEFA係数下位国で昨シーズンのリーグ王者同士が対戦するチャンピオンルートに分かれて行われるプレーオフ1stレグの行方を展望していく。
◆盤石のペップシティだが、油断は禁物
▽今プレーオフで最も力のあるマンチェスター・シティは、リーグ上位ルートでルーマニア王者のステアウア・ブカレストと対戦。より実績のあるローマやモナコと対戦する可能性もあっただけに、今回のドローは歓迎すべきものだ。
▽ただ、ルーマニア代表としてユーロ2016を戦ったMFスタンチュやMFポパらを除いて、ステアウアの主力は早い段階からプレシーズンのトレーニングを開始しており、CL予選3回戦のスパルタ・プラハ戦を含め、既に公式戦5試合を戦っている。この5試合の戦績は4勝1分けと好調を継続しており、油断のできない相手だ。
▽敵地での1stレグに向けては、グアルディオラ新監督の志向する革新的なスタイル、選手たちのこれまでの適正ポジションや組み合わせを無視した冒険的な試みは控えるべきだろう。コンディション面の不利、プレーオフ特有のプレッシャーを考慮し、コンディションの良いメンバーを選出しながら、タレントの能力差を生かした、ある程度オーソドックスな戦い方で臨みたい。
◆実力伯仲のポルトvsローマ、ビジャレアルvsモナコの2大ビッグマッチ
▽毎年、ビッグマッチが生まれるリーグ上位ルート。今シーズンはポルトvsローマ、ビジャレアルvsモナコという2つの好カードが実現した。
▽対するローマは、ユベントスとバルセロナに旅立ったMFピャニッチとDFディーニュという2人の主力を失ったものの、それ以外の主力の残留に成功。DFリュディガーとディーニュに代わる新戦力のDFマリオ・ルイの長期離脱はあるものの、DFヴェルメーレンやDFフアン・ジェズスら新戦力が十分に穴を埋められるはずだ。今回のプレーオフが初の公式戦となるが、プレシーズンマッチではリバプールを破るなど、上々の仕上がりを見せている。
▽もう1つの注目カード、ビジャレアルvsモナコでは、互いに負傷者に悩まされている。ビジャレアルでは、ヒザ前十字じん帯断裂で長期離脱のFWソルダードに加え、FWバカンブがコンディション不良となっている。そのため、FWパトやMFチェリシェフ、FWサンソーネ、MFロベルト・ソリアーノなどの新戦力に期待がかかる。一方のモナコは、チェルシーから復帰したFWファルカオがハムストリングのケガで離脱中。チームは直近のリーグ開幕戦で格下相手にドローに終わっており、プレーオフに向けて不安を残す。
▽また、ビジャレアルは今月10日に選手との対立でマルセリーノ前監督が解任され、急きょエスクリバ新監督を招へい。そのごたごたの影響が気になるところだ。
◆久保と南野が強豪と激突
▽今回のプレーオフには、U-23日本代表世代のFW久保裕也とMF南野拓実の2選手の所属するチームが出場する。
▽久保の2ゴールの活躍でシャフタールを相手に予選3回戦を突破したスイスのヤング・ボーイズは、ドイツの強豪ボルシアMGと対戦する。MFジャカら主力数選手が移籍したボルシアMGだが、MFクラマーやMFダフード、MFトルガン・アザール、FWラファエウなど多くの実力者が在籍。また、ストライカーの久保にとっては、ユーロ2016でも躍動したスイス代表GKゾンマー、ほぼ同世代のDFクリステンセン、DFヴェステルゴーア、DFエルベディらのディフェンス陣に対して、真価が問われる。
▽南野の在籍するオーストリアのザルツブルクは、これまで多くのタレントを輩出してきたクロアチアの名門ディナモ・ザグレブと対戦。今夏、ユベントスにFWピアツァが旅立ったものの、MFチョリッチやMFログなど、南野と同世代の逸材が揃う。リオ五輪に参戦した影響で南野の出番は2ndレグからと思われるが、チームが敵地からアドバンテージを持ち帰ることを期待したいところだ。
◆ロジャーズ率いるセルティックらに注目
▽その他の注目ポイントとしては、ボス新監督を迎えたオランダの名門アヤックスとロシアの“レスター・シティ”と評されたロストフの一戦。アヤックスは今夏FWミリクやFWフィッシャー、DFファン・ラインなど多くの主力が抜けただけに、新戦力の台頭が求められる。
▽スコットランド王者のセルティックは、イスラエルのハポエル・ベエルシェバと対戦。ロジャーズ新監督に加え、DFコロ・トゥーレやFWムサ・デンベレ、MFパトリック・ロバーツら期待の若手のプレーに注目だ。また、アイルランド勢初の本選出場を狙うダンドークは、ユーロ2016のアイルランドや英国勢、アイスランドのようなサプライズを提供できるか。
◆CL予選プレーオフ1stレグ
▽8/16(火)
《27:45》
ステアウア・ブカレスト vs マンチェスター・シティ
アヤックス vs ロストフ
ヤング・ボーイズ vs ボルシアMG
ディナモ・ザグレブ vs ザルツブルク
コペンハーゲン vs アポエル
▽8/17(水)
《27:45》
ポルト vs ローマ
ビジャレアル vs モナコ
ルドゴレツ vs ビクトリア・プルゼニ
セルティック vs ハポエル・ベエルシェバ
ダンドーク vs レギア・ワルシャワ
◆盤石のペップシティだが、油断は禁物
▽今プレーオフで最も力のあるマンチェスター・シティは、リーグ上位ルートでルーマニア王者のステアウア・ブカレストと対戦。より実績のあるローマやモナコと対戦する可能性もあっただけに、今回のドローは歓迎すべきものだ。
▽ただ、ルーマニア代表としてユーロ2016を戦ったMFスタンチュやMFポパらを除いて、ステアウアの主力は早い段階からプレシーズンのトレーニングを開始しており、CL予選3回戦のスパルタ・プラハ戦を含め、既に公式戦5試合を戦っている。この5試合の戦績は4勝1分けと好調を継続しており、油断のできない相手だ。
◆実力伯仲のポルトvsローマ、ビジャレアルvsモナコの2大ビッグマッチ
▽毎年、ビッグマッチが生まれるリーグ上位ルート。今シーズンはポルトvsローマ、ビジャレアルvsモナコという2つの好カードが実現した。
▽ノーシードチームの中で最も実力のあるローマを引き当ててしまったポルトは、GKカシージャスやMFブラヒミ、MFエクトル・エレーラなど何人かの主力は健在も、ユーロ2016で決勝まで戦った大黒柱のMFダニーロのコンディションが気がかり。また、DFアレックス・テレスとFWアブバカルに代わる新主砲のFWドゥポワトル以外に目立った補強が進んでおらず、戦力面では後手を踏む。ただ、新指揮官のヌーノ監督は昨シーズンにバレンシアでモナコを相手にプレーオフを勝ち抜いており、その経験を生かしたい。
▽対するローマは、ユベントスとバルセロナに旅立ったMFピャニッチとDFディーニュという2人の主力を失ったものの、それ以外の主力の残留に成功。DFリュディガーとディーニュに代わる新戦力のDFマリオ・ルイの長期離脱はあるものの、DFヴェルメーレンやDFフアン・ジェズスら新戦力が十分に穴を埋められるはずだ。今回のプレーオフが初の公式戦となるが、プレシーズンマッチではリバプールを破るなど、上々の仕上がりを見せている。
▽もう1つの注目カード、ビジャレアルvsモナコでは、互いに負傷者に悩まされている。ビジャレアルでは、ヒザ前十字じん帯断裂で長期離脱のFWソルダードに加え、FWバカンブがコンディション不良となっている。そのため、FWパトやMFチェリシェフ、FWサンソーネ、MFロベルト・ソリアーノなどの新戦力に期待がかかる。一方のモナコは、チェルシーから復帰したFWファルカオがハムストリングのケガで離脱中。チームは直近のリーグ開幕戦で格下相手にドローに終わっており、プレーオフに向けて不安を残す。
▽また、ビジャレアルは今月10日に選手との対立でマルセリーノ前監督が解任され、急きょエスクリバ新監督を招へい。そのごたごたの影響が気になるところだ。
◆久保と南野が強豪と激突
▽今回のプレーオフには、U-23日本代表世代のFW久保裕也とMF南野拓実の2選手の所属するチームが出場する。
▽久保の2ゴールの活躍でシャフタールを相手に予選3回戦を突破したスイスのヤング・ボーイズは、ドイツの強豪ボルシアMGと対戦する。MFジャカら主力数選手が移籍したボルシアMGだが、MFクラマーやMFダフード、MFトルガン・アザール、FWラファエウなど多くの実力者が在籍。また、ストライカーの久保にとっては、ユーロ2016でも躍動したスイス代表GKゾンマー、ほぼ同世代のDFクリステンセン、DFヴェステルゴーア、DFエルベディらのディフェンス陣に対して、真価が問われる。
▽南野の在籍するオーストリアのザルツブルクは、これまで多くのタレントを輩出してきたクロアチアの名門ディナモ・ザグレブと対戦。今夏、ユベントスにFWピアツァが旅立ったものの、MFチョリッチやMFログなど、南野と同世代の逸材が揃う。リオ五輪に参戦した影響で南野の出番は2ndレグからと思われるが、チームが敵地からアドバンテージを持ち帰ることを期待したいところだ。
◆ロジャーズ率いるセルティックらに注目
▽その他の注目ポイントとしては、ボス新監督を迎えたオランダの名門アヤックスとロシアの“レスター・シティ”と評されたロストフの一戦。アヤックスは今夏FWミリクやFWフィッシャー、DFファン・ラインなど多くの主力が抜けただけに、新戦力の台頭が求められる。
▽スコットランド王者のセルティックは、イスラエルのハポエル・ベエルシェバと対戦。ロジャーズ新監督に加え、DFコロ・トゥーレやFWムサ・デンベレ、MFパトリック・ロバーツら期待の若手のプレーに注目だ。また、アイルランド勢初の本選出場を狙うダンドークは、ユーロ2016のアイルランドや英国勢、アイスランドのようなサプライズを提供できるか。
◆CL予選プレーオフ1stレグ
▽8/16(火)
《27:45》
ステアウア・ブカレスト vs マンチェスター・シティ
アヤックス vs ロストフ
ヤング・ボーイズ vs ボルシアMG
ディナモ・ザグレブ vs ザルツブルク
コペンハーゲン vs アポエル
▽8/17(水)
《27:45》
ポルト vs ローマ
ビジャレアル vs モナコ
ルドゴレツ vs ビクトリア・プルゼニ
セルティック vs ハポエル・ベエルシェバ
ダンドーク vs レギア・ワルシャワ
マンチェスター・シティの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
マンチェスター・シティの人気記事ランキング
1
「最強のスタジアムになる」シティのスタジアム改修計画が承認!総工費500億円で壮大なエンターテインメント施設へ「めっちゃ豪華」
マンチェスター・シティが本拠地エティハド・スタジアムに関する新たな提案が承認されたことを発表している。クラブ公式サイトが伝えている。 クラブによると、エティハド・スタジアムにエンターテインメント施設を開発する計画が、マンチェスター市議会の計画委員会により承認されたという。この計画は、2月と3月に行われたクラブのファンおよびコミュニティによる議論をもとに4月にクラブが申請していた。 この計画では、スタジアムに連結した全天候型施設が含まれるほか、拡張された北スタンドを中心に新たなフロアーが設けられ、収容人数は60,000人以上に増加する。 さらに、上層部の上には、ピッチを見渡せるスカイバーとスタジアム・ルーフウォークが設置。また、3,000人を収容できる屋根付きのファンゾーンに、さまざまな飲食店、新しいクラブショップ、ミュージアム、ワークスペース、400のベッドを完備するホテルも開発の一環として建設される。 これらの主な建設工事は2023年11月から開始され、ノーススタンドの完成とともに2025-26シーズン中にオープン予定。ホテル、ワークスペースなどの公共施設は、2026年後半までに完成する予定だ。 クラブは完成イメージについても改めて公開。SNS上では「最強のスタジアムになる」、「壮大だ」、「めっちゃ豪華」、「」とファンからも驚きの声が上がっていた。 なお、この計画の予算については約3億ポンド(約534億円)だと4月に伝えられていた。 <span class="paragraph-title">【写真】超豪華!スタジアム改修後の完成イメージ図</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">How <a href="https://twitter.com/hashtag/ManCity?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ManCity</a>’s redeveloped Etihad Stadium will look upon completion.<br><br>via <a href="https://twitter.com/TeleFootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@TeleFootball</a> <a href="https://t.co/lY33NI0s1x">pic.twitter.com/lY33NI0s1x</a></p>— City Xtra (@City_Xtra) <a href="https://twitter.com/City_Xtra/status/1684640787944890371?ref_src=twsrc%5Etfw">July 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.28 16:35 Fri2
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon3
「第二形態感あって好き」ハーランドが自慢のロングヘアーを下ろした直後にゴール!「髪サラサラすぎ」「ツヤがすげえ」と髪質も話題に
マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが自慢の長髪を披露した。 26日にエティハド・スタジアムで行われたプレミアリーグ第33節でアーセナルをホームに迎えたシティ。今季のプレミアリーグの覇権争いを決定づけるミッドウィーク開催の頂上決戦に臨んだ。 開始7分にケビン・デ・ブライネのゴールで先制したシティは、試合を支配。ハーランドとデ・ブライネのコンビで何度もゴールに近づくと、3-1とリードして試合終盤を迎える。 すると、後半アディショナルタイムにハーランドが髪を束ねていたヘアゴムを外し、ブロンドの長髪をなびかせたのだ。 およそ90分間縛っていたはずの髪の毛だが、ハーランドが頭を振ると瞬く間にサラサラに。その長髪にも注目が集まる中、直後にフィル・フォーデンのお膳立てからハーランドがゴール。この試合6本目のシュートをようやくゴールネットに流し込むと、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並んでいた38試合制でのプレミアリーグシーズン最多ゴール記録を33ゴールに更新した。 サラサラの髪の毛と直後のゴールにはファンも驚き。「髪サラサラすぎ」、「ツヤがすげえ」、「第二形態感あって好き」、「いつもは力を制御してそう」と大きな反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】ハーランド(第二形態)</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/haaland.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2023.04.27 12:25 Thu4
試合中の悪ふざけはあまり受け入れられず?盗み聞き失敗のチェルシーMFパーマー「ハーランドは面白がってくれけど他の選手は…」
チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、古巣の元チームメイトたちに叱られた場面を振り返った。イギリス『BBC』が伝えている。 マンチェスター・シティのアカデミー育ちでありながら、出場機会を求めて今夏チェルシーへと移籍したパーマー。13日に行われたプレミアリーグ第12節のシティ戦では古巣との一戦にフル出場を果たした。 後半アディショナルにチームを同点に導くPKを決めるなど、古巣の眼前で自身の価値を証明したパーマーだったが、試合最終盤のある行動が話題になっていた。 シティがFKを獲得した場面で、パーマーは作戦会議中のシティの選手たちの輪の中にしれっと入り込もうとする。しかし、気が付いたルベン・ディアスに押し返されると、アーリング・ハーランドからは笑顔で突き飛ばされていた。 ハーランドだけは笑っていたが、真剣勝負の最中の悪ふざけはあまり受け入れられず、ルベン・ディアスとベルナルド・シウバはパーマーに対しやや怒っていたようにも見えた。 ユーロ2024予選を戦うイングランド代表に合流したパーマーは、会見でこの件についても問われると、ハーランドにしかジョークが通じなかったとしている。 「(シティの作戦は)何も聞いていないよ。ただ笑っていただけだ。アーリング(・ハーランド)はかなり面白がっていたと思う。でも他の人たちはそうじゃなかったと思う」 残念ながら、渾身のジョークはあまり受け入れてもらえなかったパーマー。だが、古巣との一戦で自身の価値はしっかりと証明していた。 <span class="paragraph-title">【動画】パーマーが古巣の作戦会議をスパイしようとするも…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This was too funny <a href="https://t.co/74JUuhzpio">pic.twitter.com/74JUuhzpio</a></p>— Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1724782266272846117?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.16 19:50 Thu5