ラストプレーで劇的勝利のアイスランドがユーロ初勝利で2位通過!!《ユーロ2016》
2016.06.23 03:06 Thu
▽ユーロ2016グループF第3節のアイスランド代表vsオーストリア代表が22日にスタッド・ド・フランスで行われ、アイスランドが2-1で勝利した。この結果、アイスランドの2位通過およびオーストリアの敗退が決定した。
▽2試合連続ドローでグループ2位に付けるアイスランドは、引き分け以上で初の決勝トーナメント進出となる。格上オーストリアとの対戦となった最終節に向けては、ここ2戦と全く同じ11人を先発で起用した。
▽一方、1敗1分けでグループ最下位に沈むオーストリアは、この試合での勝利が決勝トーナメント進出の必須条件。大会初勝利を目指すこの一戦に向けては、直近のポルトガル代表戦から先発1人を変更。出場停止明けのドラゴビッチが復帰し、アラバを最前線に据えた[3-4-3]の新布陣を採用した。
▽キックオフ直後から前でボールを奪いに行く積極的なプレーを見せたアイスランドは、開始2分にボックス手前のクデュムンドソンが強烈なミドルシュートを放つ。だが、枠を捉えたかに見えたこのシュートは、左ポストの上部を叩いて早々の先制点とはならず。
▽一方、最前線のアラバの下にサビツァーとアルナウトビッチの2シャドーを置く[3-4-3]の布陣を採用したオーストリアは、引き気味の相手に対して後方からのビルドアップは機能するものの、前線の選手になかなか良い形で縦パスが入らない。11分にはGKハルドルソンにハイプレッシャーをかけたアルナウトビッチに絶好機が訪れるが、ここは足を滑らせてしまい、先制のチャンスを逸した。
▽相手の得意の形から先制を許したオーストリアはすぐさま反撃に転じるが、より守備意識を高めたアイスランドの堅守攻略に手を焼く。29分にはボックス左でボールを持ったアルナウトビッチが左足を振り抜くが、GKハルドルソンにキャッチされる。直後には後方からのフィードに抜け出したアルナウトビッチがヘディングシュートを狙うが、今度はクロスバーの上に外れた。
▽前半終盤にかけて中盤に下りてくるアラバへの縦パス、相手の背後を狙うランニングで揺さぶりをかけるオーストリアは、36分にボックス内でDFスクラソンに引き倒されたアラバがPKを獲得。だが、キッカーのドラゴビッチのシュートは左ポストを叩き、同点のチャンスを逸する。その後もバウルガムトリンガーのミドルシュートなどでゴールに迫ったオーストリアだったが、1点ビハインドで試合を折り返した。
▽迎えた後半、逆転での決勝トーナメント進出に向けて2ゴールが必要なオーストリアは、プレードルとイルザンカーを下げてハーフタイム明けにヤンコとシェプフを同時投入。この交代で最前線にアルナウトビッチとヤンコを並べた[4-4-2]の布陣に変更した。後半開始直後にはボックス中央のアラバに決定機も、このシュートはゴールライン手前のアルナソンの好ブロックに阻まれた。
▽その後もリスクを冒して前に出るオーストリアは60分に追いつく。アラバとのパス交換でバイタルエリアに侵入したシェプフが巧みなドリブルでDFを続けてかわし、左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽この同点ゴールで勢いづくオーストリアは、ヤンコのポストプレーを軸にサビツァーやアルナウトビッチ、シェプフがゴールに迫っていく。72分にはボックス中央でのヤンコのポストプレーからシェプフがゴール前に抜け出すが、ここはGKハルドルソンの好守に阻まれた。
▽一方、前半終盤から守勢が続くアイスランドは、ボーバルションとシグソールソンの2トップを下げてセオドル・ビャルナソン、トラウスタソンを投入し、より守備意識を高める。それでも、カウンターからギルフィ・シグルドソンが幾度か決定機な場面も作った。
▽試合終盤にかけて決死のパワープレーを仕掛けるオーストリアに対して、5バックで逃げ切りを図るアイスランドは、ラストプレーで劇的ゴールを奪う。ロングカウンターで相手陣内を独走したT・ビャルナソンのラストパスを、ゴール前に飛び込んだトラウスタソンが身体ごと流し込んだ。
▽ユーロで歴史的な初勝利を掴んだアイスランドは、得失点差でハンガリーに及ばなかったものの、初の決勝トーナメント進出を果たした。一方、敗れたオーストリアは未勝利で大会を去ることになった。
▽2試合連続ドローでグループ2位に付けるアイスランドは、引き分け以上で初の決勝トーナメント進出となる。格上オーストリアとの対戦となった最終節に向けては、ここ2戦と全く同じ11人を先発で起用した。
▽一方、1敗1分けでグループ最下位に沈むオーストリアは、この試合での勝利が決勝トーナメント進出の必須条件。大会初勝利を目指すこの一戦に向けては、直近のポルトガル代表戦から先発1人を変更。出場停止明けのドラゴビッチが復帰し、アラバを最前線に据えた[3-4-3]の新布陣を採用した。
▽一方、最前線のアラバの下にサビツァーとアルナウトビッチの2シャドーを置く[3-4-3]の布陣を採用したオーストリアは、引き気味の相手に対して後方からのビルドアップは機能するものの、前線の選手になかなか良い形で縦パスが入らない。11分にはGKハルドルソンにハイプレッシャーをかけたアルナウトビッチに絶好機が訪れるが、ここは足を滑らせてしまい、先制のチャンスを逸した。
▽相手にボールの主導権を譲りながらも持ち味の堅守速攻でペースを握るアイスランドは、18分に先制点を奪う。右サイドでのグンナルソンのロングスローをアルナソンが競ると、これをゴール前で拾ったボーバルションが冷静にゴール左隅へシュートを流し込んだ。
▽相手の得意の形から先制を許したオーストリアはすぐさま反撃に転じるが、より守備意識を高めたアイスランドの堅守攻略に手を焼く。29分にはボックス左でボールを持ったアルナウトビッチが左足を振り抜くが、GKハルドルソンにキャッチされる。直後には後方からのフィードに抜け出したアルナウトビッチがヘディングシュートを狙うが、今度はクロスバーの上に外れた。
▽前半終盤にかけて中盤に下りてくるアラバへの縦パス、相手の背後を狙うランニングで揺さぶりをかけるオーストリアは、36分にボックス内でDFスクラソンに引き倒されたアラバがPKを獲得。だが、キッカーのドラゴビッチのシュートは左ポストを叩き、同点のチャンスを逸する。その後もバウルガムトリンガーのミドルシュートなどでゴールに迫ったオーストリアだったが、1点ビハインドで試合を折り返した。
▽迎えた後半、逆転での決勝トーナメント進出に向けて2ゴールが必要なオーストリアは、プレードルとイルザンカーを下げてハーフタイム明けにヤンコとシェプフを同時投入。この交代で最前線にアルナウトビッチとヤンコを並べた[4-4-2]の布陣に変更した。後半開始直後にはボックス中央のアラバに決定機も、このシュートはゴールライン手前のアルナソンの好ブロックに阻まれた。
▽その後もリスクを冒して前に出るオーストリアは60分に追いつく。アラバとのパス交換でバイタルエリアに侵入したシェプフが巧みなドリブルでDFを続けてかわし、左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽この同点ゴールで勢いづくオーストリアは、ヤンコのポストプレーを軸にサビツァーやアルナウトビッチ、シェプフがゴールに迫っていく。72分にはボックス中央でのヤンコのポストプレーからシェプフがゴール前に抜け出すが、ここはGKハルドルソンの好守に阻まれた。
▽一方、前半終盤から守勢が続くアイスランドは、ボーバルションとシグソールソンの2トップを下げてセオドル・ビャルナソン、トラウスタソンを投入し、より守備意識を高める。それでも、カウンターからギルフィ・シグルドソンが幾度か決定機な場面も作った。
▽試合終盤にかけて決死のパワープレーを仕掛けるオーストリアに対して、5バックで逃げ切りを図るアイスランドは、ラストプレーで劇的ゴールを奪う。ロングカウンターで相手陣内を独走したT・ビャルナソンのラストパスを、ゴール前に飛び込んだトラウスタソンが身体ごと流し込んだ。
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