4連勝を目指した岡山が5戦未勝利中の金沢とドロー《J2》

2016.06.20 21:01 Mon
▽20日に石川県西部緑地公園陸上競技場で明治安田生命J2リーグ第19節のツエーゲン金沢vsファジアーノ岡山が行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽前節終了時点で5戦未勝利と苦しい戦いが続く22位の金沢(勝ち点11)が、3連勝で2位の岡山(勝ち点34)をホームに迎えた一戦。お互いに攻勢に出るオープンな展開の中、金沢は9分に水永がヘディングシュートを放つが、ここは枠の外へと逸れる。すると21分、相手選手との接触プレーで負傷した安柄俊がプレー続行不可能となるアクシデントが発生し、金沢は早くも交代カードを切った。

▽一方の岡山はU-23日本代表の矢島を起点にビルドアップを見せる。さらにセットプレーでは岩政をターゲットマンとしてロングボールを蹴り込んでいくなど、徐々に金沢を押し込んでいった。ハーフタイムにかけて金沢も再び攻め込んでいくが、お互いに決定機を決めきれずに試合を折り返した。
▽すると後半開始13秒、金沢は後半のファーストプレーで自陣からのロングボールを競った水永が落としたボールを山崎がシュート。これがゴールネットを揺らして金沢が先制した。

▽先制したことで勢いをます金沢に対して、劣勢を強いられる岡山は59分にU-23日本代表の豊川を投入して流れを引き寄せにかかる。すると69分、スルーパスに反応した押谷がGK原田にボックス内で倒されて、岡山がPKを獲得。これを押谷が冷静に沈めて、スコアはタイに戻った。
▽お互いに交代カードを切って勝ち越しを目指していくが、シュートチャンスを作りながらも決めきれないまま試合は終盤へ。目まぐるしい攻守の切り替える両チームだったが、追加タイム4分でも勝敗は決することはなく試合は終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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