【ユーロ2016チーム紹介(8)】スロバキア~伝統の堅守速攻で躍進狙う~
2016.06.11 07:03 Sat
▽スロバキアは、スペインやウクライナ、ベラルーシらと同居したユーロ予選を2位で通過。分離独立後、初となるユーロ本大会出場を決めた。これまで、主要国際大会の最高成績は、ワールドカップ初出場となった2010年の南アフリカ・ワールドカップで記録したベスト16。今回はそのW杯時にも見せた伝統の堅守速攻スタイルで、まずはグループステージ突破を目指す。
▽現在は、2013年から指揮を執るコザーク体制3年目。キャプテンのDFシュクルテルやMFハムシク、MFヴァイス、FWシェスタークなど主力の多くが2010年のW杯を経験しており、初出場でも気負いなく試合に臨めるはず。直近の親善試合3試合は負けなしで、5月29日にはドイツ代表を3-1で撃破。良いムードで本大会を迎える。
◆基本布陣【4-2-3-1】
▽絶対的存在であるハムシクをトップ下に置く[4-2-3-1]がベース。最終ラインを低めに設定し、マクやヴァイスらスピード豊かなサイドアタッカーの仕掛けから速攻でゴールを目指す。中盤の底に守備的な2選手を配し、クツカとハムシクをそれぞれ1列上げる策を採る可能性も。
◆チーム分析
[GK/DF]★★★☆☆
▽守護神は、予選の全10試合でゴールマウスを守ったプルゼニのGKコザーチク。プルゼニでは過去4年で3度のリーグ制覇に貢献しており、32歳とGKとして脂の乗った状態で大会を迎える。最終ラインは、シュクルテルを中心に、ロコモティフ・モスクワのジュリツァやヘルタ・ベルリンのペカリーク、ディナモ・モスクワのフボチャンら多くのキャップ数を重ねるベテランで構成される。
▽中盤の要はナポリのハムシク。攻守においてチームの距離感を整えながら、ゴールを狙うこともできる。2015-16シーズンにミランでリーグ戦30試合に出場したクツカも29歳ながら成長が著しい選手だ。ドリブルが持ち味の快速アタッカーであるマク、ヴァイスのサイドアタッカーは爆発力を備えており、彼らが乗ればチームの破壊力が増す。
[FW] ★★☆☆☆
▽予選で最も得点を挙げたセンターフォワードが3ゴールのネメツであることからも分かりとおり、絶対的なゴールスコアラーを欠いている。そのネメツは、所属するヴィレムⅡで今シーズン、20試合4得点と大きな活躍を見せることができなかった。プルゼニで今シーズンに25試合16得点を挙げたスピードが持ち味のジュリシュがポジションを掴むだろう。ハンガリーリーグで24試合9得点の記録を残した33歳のシェスタークは、ジョーカーとして頼れる存在だ。
▽現在は、2013年から指揮を執るコザーク体制3年目。キャプテンのDFシュクルテルやMFハムシク、MFヴァイス、FWシェスタークなど主力の多くが2010年のW杯を経験しており、初出場でも気負いなく試合に臨めるはず。直近の親善試合3試合は負けなしで、5月29日にはドイツ代表を3-1で撃破。良いムードで本大会を迎える。
◆基本布陣【4-2-3-1】

(C)CWS Brains,LTD.
◆チーム分析

(C)CWS Brains,LTD.
[GK/DF]★★★☆☆
▽守護神は、予選の全10試合でゴールマウスを守ったプルゼニのGKコザーチク。プルゼニでは過去4年で3度のリーグ制覇に貢献しており、32歳とGKとして脂の乗った状態で大会を迎える。最終ラインは、シュクルテルを中心に、ロコモティフ・モスクワのジュリツァやヘルタ・ベルリンのペカリーク、ディナモ・モスクワのフボチャンら多くのキャップ数を重ねるベテランで構成される。
[MF] ★★★★☆
▽中盤の要はナポリのハムシク。攻守においてチームの距離感を整えながら、ゴールを狙うこともできる。2015-16シーズンにミランでリーグ戦30試合に出場したクツカも29歳ながら成長が著しい選手だ。ドリブルが持ち味の快速アタッカーであるマク、ヴァイスのサイドアタッカーは爆発力を備えており、彼らが乗ればチームの破壊力が増す。
[FW] ★★☆☆☆
▽予選で最も得点を挙げたセンターフォワードが3ゴールのネメツであることからも分かりとおり、絶対的なゴールスコアラーを欠いている。そのネメツは、所属するヴィレムⅡで今シーズン、20試合4得点と大きな活躍を見せることができなかった。プルゼニで今シーズンに25試合16得点を挙げたスピードが持ち味のジュリシュがポジションを掴むだろう。ハンガリーリーグで24試合9得点の記録を残した33歳のシェスタークは、ジョーカーとして頼れる存在だ。
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