エース・ゲレーロのゴールでペルーが初戦で白星を飾る!!《コパ・アメリカ》

2016.06.05 10:39 Sun
Getty Images
▽コパ・アメリカ センテナリオ・グループB第1節、ハイチ代表vsペルー代表が現地時間の4日にシアトルのセンチュリーリンク・フィールドで行われ、1-0でペルーが勝利した。
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▽現在行われているロシア・ワールドカップ4次予選で最下位に低迷するなど国際大会の舞台から遠ざかっているハイチと、コパ・アメリカのここ2大会で3位、4位と上位進出の常連となっているペルーがグループB初戦に臨んだ。

▽試合前には、先日亡くなったボクシングの元世界チャンピオンであるモハメド・アリ氏を偲んで、センターサークルで黙とうが捧げられた。試合は開始直後からペルーがハイチを押し込んで試合を進める。4分にはボックス外の中央からクエバがミドルシュートを狙う。その後もサイドからのクロスを起点にペルーが攻め込んでいった。▽一方のハイチはペルーの猛攻を凌ぐと20分頃には徐々に主導権を握り返す。22分にはラフランスがロングレンジから意表をついて右足を振り抜くが、ここは枠を捉えきれず。28分にはゲリエがワンツーで抜け出そうとしたところをファウルで止められて、ボックスすぐ手前の好位置でFKを獲得。ジェロームが右足で直接狙うと、ボールは壁を越えるがわずかに落ち切らずクロスバーを越えていった。
▽38分には相手を押し込んだ状態からタピアが強烈なミドルシュートを放つなど、ペルーにチャンスが訪れる。直後の39分にはボックス左に侵入したクエバのクロスからフリーのゲレーロがボレーを放つが上手くミートできず。45分にはボックス内のゲレーロが落としたボールにフローレスが合わせるが、右ポストを叩く。お互いにチャンスを作った前半となったが、ゴールが生まれることはなく試合を折り返した。

▽両チームともにハーフタイムでの交代はなく迎えた後半は、ややおとなしい展開となるも59分には右CKからペルーがチャンス。しかしファーサイドでフリーとなったレボレドがGKの股を狙って放ったシュートは決まらなかった。
▽しかし61分に試合の均衡が破れる。ペルーは左サイドに流れたフローレスがゴール前に早いタイミングでクロスを入れる。するとこのボールにゲレーロがダイビングヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。追いかけるハイチは76分に右サイドから切り崩し、ゴール前のゲリエにグラウンダーのクロスを入れる。しかしここはGKガジェセが先にボールをはじき出す。

▽終盤にかけてはハイチが猛攻に出るも、ペルーは落ち着いた守りを見せて攻撃を跳ね返す。さらにアディショナルタイムでは、ペルーが相手陣内で上手く時間を使いそのまま終了のホイッスルが吹かれ、ペルーがハイチとの初戦をモノにした。

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