熊本がリーグ再開後初ゴールを奪うも、終始優位の岡山が勝利!!《J2》

2016.06.04 14:52 Sat
©︎J.LEAGUE
▽4日にシティライトスタジアムで明治安田生命J2リーグ戦第16節のファジアーノ岡山vsロアッソ熊本が行われ、2-1で岡山が勝利した。

▽前節のC大阪戦で先制しながらも1-2と逆転負けを喫した6位の岡山(勝ち点25)が、平成28年熊本地震後のリーグ再開以降勝ち星のない18位の熊本(勝ち点13)をホームに迎えた。試合の立ち上がりから岡山が攻勢にでる展開の中、11分には攻め上がった岩政がボックス内でパスを受けてシュート。しかしここは枠を捉えきれず。

▽その後も岡山が攻め立てると24分に、左サイドからのクロスからゴール前で混戦となり、最後は田中がボックス右から左足でシュートを沈めて先制に成功した。追いかける熊本は清武を起点として攻め込むも、決定機は作れず。ハーフタイムにかけては再び岡山が攻勢に出るが、前半は1-0で終えた。

▽迎えた後半立ち上がり、熊本は岡山の攻勢を凌ぐと、徐々に自分たちの時間帯に持ち込む。すると51分、清武がボックス内に入れたボールはディフェンダーにブロックされるも、こぼれ球にいち早く反応したアンデルソンがプッシュ。熊本が、再開後のリーグ戦で初ゴールを奪い試合を振り出しに戻した。
▽追いつかれた岡山だったが再び主導権を握ると、65分に矢島がボックス内で倒されてPKを獲得。このチャンスを自身で決めきり、岡山が勝ち越しに成功した。再び追いかける熊本は81分にアンデルソンを下げて巻を投入してゴールを目指す。

▽しかし岡山の攻勢は止まらず、熊本はアディショナルタイムにパワープレーを行うが、無情にも終了のホイッスルが吹かれ、2-1で岡山が勝利した。

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