セリエBで八百長疑惑、10名が逮捕 イタリア代表候補選手も捜査対象に

2016.05.24 10:27 Tue
2014年のセリエBの2試合で八百長の疑いがあったとして、イタリア警察が23日、10名を逮捕した。イタリア代表候補にもなったジェノアDFアルマンド・イッツォも捜査対象となっている。イタリアメディアが報じた。

報道によると、対象となっているのは2014年5月に行われたモデナ対アヴェッリーノ(1-0)、アヴェッリーノ対レッジーナ(3-0)の2試合。盗聴捜査記録では、「オレたちは肉団子を3つ食べなければいけない」という発言も残っているという。

当時アヴェッリーノに所属し、2014年夏にジェノアに移籍したイッツォも、捜査対象の一人となった。24歳のイッツォは今季の活躍で、今月のイタリア代表合宿にも選出されている。

イタリア代表のアンドレア・コンテ監督は23日、EURO2016に向けて30名の候補メンバーを発表したが、イッツォは含まれていない。だが、イタリアメディアによると、八百長事件とは関係なく、イッツォはメンバー外になる見込みだった。

イッツォ本人はイタリア『IamNaples.it』で、次のように関与を否定している。

「まったく関係のない話に僕が巻き込まれているという話を記事で知った。僕はサッカー選手であり、八百長なんて考えたこともない。僕は負傷でメディアが報じている2試合に出てもいないということだけ言っておきたい。検察を信頼しており、自分の立場を明確にできると確信している」


提供:goal.com

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