イングランドがケイン&ヴァーディ弾でトルコ撃破《国際親善試合》

2016.05.23 03:33 Mon
Getty Images
▽国際親善試合のイングランド代表vsトルコ代表が22日にエティハド・スタジアムで行われ、2-1でイングランドが勝利した。
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▽ユーロ2016に出場するイングランドとトルコがマンチェスター・シティの本拠地で相まみえた。FAカップを戦ったマンチェスター・ユナイテッド勢抜きのイングランドを率いるホジソン監督は、[4-1-4-1]を採用し、GKハートに最終ラインは右からウォーカー、ストーンズ、ケイヒル、ローズを起用。中盤の底に据えたエリック・ダイアーの脇にウィルシャーとデレ・アリを配し、前線は右からスターリング、ケイン、ヴァーディと並べた。▽試合は、開始早々に動く。3分、右サイドでのスターリングの仕掛けからバイタルエリアのデレ・アリが絡み、最後は最終ライン裏を突いたケインがシュート。これがゴール右に決まり、イングランドが先制した。ケインはオフサイド気味だったが、ゴールが認められる。
▽先手を取られたトルコだが、すぐさま反撃。4分にゴール前でトゥファンが放ったシュートはDFウォーカーの好ブロックに阻まれたが、13分には追いつく。ボックス右に抜け出したボルカン・センが、飛び出してきたGKハートをはずしてセンタリング。正面でフリーだったチャルハノールが難なく決めて、試合を振り出しに戻す。

▽ハーフタイムにかけては、ポゼッションを高めたイングランドが主導権を掌握する。29分にはウィルシャーの右CKに合わせたE・ダイアーがヘッド。しかし、このシュートはわずかに枠をはずした。
▽1-1で迎えた後半、先に決定機を演出したのはトルコだった。54分、ペナルティアーク付近でボールを受けたトスンが素早く反転して左足でシュート。これが、わずかに枠の右に外れた。

▽後半に入ってリズムを掴めないチームを見かねたホジソン監督は、ケイン&ヴァーディの2トップ下にスターリングを置く[4-3-1-2]にスイッチ。61分には、ウィルシャーを下げて同じインサイドMFとしてヘンダーソンを投入する。

▽すると、72分にイングランドが勝ち越しの好機。最終ライン裏に出たボールに走り勝ったヴァーディがDFメフメト・トパルとの接触で倒れると、主審がPKを指示。しかし、このPKでキッカーを務めたケインのシュートは左ポストをかすめて外れた。

▽それでも、83分にはイングランドに2点目が生まれる。右CKに頭で合わせたケイヒルのシュートはゴールライン付近でDFにブロックされるも、ルーズボールをヴァーディがプッシュ。レスターのエースのゴールでイングランドが2-1とした。

▽その後、アディショナルタイムのピンチをGKハートの好守で凌いだイングランドが逃げ切りに成功。イングランドは今後、27日にオーストラリア代表と対戦した後、ユーロの登録メンバー23名が決まる。


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