3発快勝のサンダーランドが残留勝ち取る! ニューカッスルとノリッジが降格…《プレミアリーグ》
2016.05.12 06:07 Thu
▽プレミアリーグ第30節延期分のサンダーランドvsエバートンが、11日にスタジアム・オブ・ライトで行われ、ホームのサンダーランドが3-0で勝利した。この結果、最終節を残してのサンダーランドの残留およびニューカッスルとノリッジの降格が決定した。
▽前節、チェルシーに逆転勝利した17位のサンダーランド(勝ち点35)は、18位のニューカッスル(勝ち点34)を抜いて降格圏を脱出。FAカップ開催の影響で延期されていた今回のエバートン戦で勝ち点3を手にできれば、最終節を残しての残留が決定する。この重要な一戦に向けてアラダイス監督は、チェルシー戦と全く同じ11人を起用。3トップにはハズリとデフォー、ボリーニが並んだ。
▽立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せるサンダーランドは、カブールのシュートなどでエバートンゴールを脅かしていく。
▽攻勢を見せながらもゴールが遠いサンダーランドだったが、セットプレーから続けてゴールをこじ開ける。38分、デフォーの仕掛けから得たボックス手前のFKをキッカーのファン・アーンホルトが壁の隙間を射抜く見事なシュートで直接決めた。続く42分には右CKの流れからうまくオフサイドをかい潜ったラミーヌ・コネが右足のシュートを叩き込み、前半のうちに2点のリードを奪った。
▽残留に向けて大きな2点を奪ったサンダーランドは、後半も立ち上がりから攻勢を見せる。55分には右CKの場面でハズリがインスウィングのボールで直接ゴールを狙うと、GKが弾いたこぼれ球をL・コネが押し込んでセットプレーからこの日3点目を奪った。
▽それでも、エバートンの反撃を危なげなく跳ね返したサンダーランドが、ホームで3-0の快勝。この結果、最終節を前にニューカッスルとノリッジとの勝ち点差を4以上に広げたサンダーランドの1部残留が確定。また、ニューカッスルの2008-09シーズン以来の2部降格および、ノリッジの1年での降格が決定した。
▽また、同日行われたプレミアリーグ第35節延期分のノリッジvsワトフォードは、ホームのノリッジが4-2で快勝した。シーズン終盤の4連敗で残留に向けて厳しい立場に置かれた19位のノリッジ(勝ち点31)は、開始11分にディーニーに先制点を許すも15分にレドモンド、18分にムボカニが続けてゴールを挙げ、早い時間帯に逆転に成功した。
▽その後も攻勢を続けるノリッジは、37分に相手のオウンゴールで点差を広げ、2点リードで前半を終えた。
▽迎えた後半の立ち上がりに一瞬の隙からサイドを崩されて51分にイガロにゴールを許す。それでも、ホームサポーターの前で気持ちを見せるノリッジは、57分にムボカニのこの試合2点目で4点を奪取した。
▽その後も試合をコントロールしたノリッジは、ホームで4-2の快勝。ホーム最終戦を見事な快勝で飾ったノリッジだったが、同日行われた試合で17位のサンダーランドが勝利したため、最終節を待たずして1年での2部降格が決定した。
▽前節、チェルシーに逆転勝利した17位のサンダーランド(勝ち点35)は、18位のニューカッスル(勝ち点34)を抜いて降格圏を脱出。FAカップ開催の影響で延期されていた今回のエバートン戦で勝ち点3を手にできれば、最終節を残しての残留が決定する。この重要な一戦に向けてアラダイス監督は、チェルシー戦と全く同じ11人を起用。3トップにはハズリとデフォー、ボリーニが並んだ。
▽立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せるサンダーランドは、カブールのシュートなどでエバートンゴールを脅かしていく。
▽残留に向けて大きな2点を奪ったサンダーランドは、後半も立ち上がりから攻勢を見せる。55分には右CKの場面でハズリがインスウィングのボールで直接ゴールを狙うと、GKが弾いたこぼれ球をL・コネが押し込んでセットプレーからこの日3点目を奪った。
▽この3点目で勝利を決定付けたサンダーランドは、ホームサポーターの大歓声を後押しに伸び伸びとしたプレーで再三の決定機を創出。ボックス内で違いを見せるデフォーが幾度か決定的なシュートを放つが、4点目とはならず。
▽それでも、エバートンの反撃を危なげなく跳ね返したサンダーランドが、ホームで3-0の快勝。この結果、最終節を前にニューカッスルとノリッジとの勝ち点差を4以上に広げたサンダーランドの1部残留が確定。また、ニューカッスルの2008-09シーズン以来の2部降格および、ノリッジの1年での降格が決定した。
▽また、同日行われたプレミアリーグ第35節延期分のノリッジvsワトフォードは、ホームのノリッジが4-2で快勝した。シーズン終盤の4連敗で残留に向けて厳しい立場に置かれた19位のノリッジ(勝ち点31)は、開始11分にディーニーに先制点を許すも15分にレドモンド、18分にムボカニが続けてゴールを挙げ、早い時間帯に逆転に成功した。
▽その後も攻勢を続けるノリッジは、37分に相手のオウンゴールで点差を広げ、2点リードで前半を終えた。
▽迎えた後半の立ち上がりに一瞬の隙からサイドを崩されて51分にイガロにゴールを許す。それでも、ホームサポーターの前で気持ちを見せるノリッジは、57分にムボカニのこの試合2点目で4点を奪取した。
▽その後も試合をコントロールしたノリッジは、ホームで4-2の快勝。ホーム最終戦を見事な快勝で飾ったノリッジだったが、同日行われた試合で17位のサンダーランドが勝利したため、最終節を待たずして1年での2部降格が決定した。
サンダーランドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
サンダーランドの人気記事ランキング
1
前代未聞の「ビーチボール事件」プレミア史に残る珍ゴール【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元イングランド代表FWのダレン・ベント氏がサンダーランド時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJSenNXVFhMbSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2001年にイプスウィッチでプロデビューを飾ったストライカーのD・ベントは、2005年に移籍したチャールトンで大活躍。移籍初年度にはプレミアリーグで18ゴールを挙げる活躍を見せ、翌シーズンも13ゴールをマークした。その活躍が認められてトッテナムに移籍し、2008-09シーズンはリーグ戦12ゴールを挙げた。 さらに2009年に移籍したサンダーランドでは自身キャリアハイとなる24ゴールをマーク。その後もアストン・ビラでゴールを重ねたD・ベントは、チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティで活躍。キャリア通算では568試合の出場で216ゴールを記録していた。 多くのゴールを重ねたD・ベントだが、サンダーランド時代の2009年10月17日のリバプール戦では世にも奇妙な“ラッキー”ゴールも決めている。 前半5分、カウンターからサンダーランドが前線にボールを運び、ボックス内右からクロスを供給する。これをMFスティード・マルブランクがフリックすると、こぼれたボールはD・ベントの足元へと転がる。 D・ベントは狙いすまして右足を振り抜くと、ボールはなんとボックス内に転がっていたビーチボールに当たり、GKマヌエル・レイナを惑わせた後、ゴールネットを揺らした。 このボールはリバプールサポーターが面白がってピッチに投げ入れたもの。本来、公式ルールではこのゴールは認められず、ドロップボールでリスタートされるはずだったが、主審はこのゴールを認めた。 結局、試合はそのままサンダーランドが1-0で勝利。プレミアリーグの歴史でも稀にみる珍ゴールだった。 2020.06.20 21:30 Sat2
リバプール育ちの19歳FWダンズが長期契約締結、後半戦はプレミア昇格目指すサンダーランドにレンタル
リバプールは4日、イングランド人FWジェイデン・ダンズ(19)との長期契約を発表した。 契約期間こそ明かされていないが、アカデミー出身者と長期契約。メディカルチェックで背中の負傷が判明した中、リバプールでリハビリを行った後、チャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランドにレンタル移籍することとなる。 ダンズは2024年2月にユルゲン・クロップ前監督の下でファーストチームデビュー。U-21チームに所属しながらも、これまで公式戦9試合で3ゴールを記録していた。 今シーズンもアルネ・スロット監督の下で、プレミアリーグ、FAカップ、EFLカップ、チャンピオンズリーグ(CL)でそれぞれ1試合ずつ出場。FAカップではゴールも記録していた。 ダンズはサンダーランドへの武者修行にコメントしている。 「これは僕にとって初めてのローン移籍であり、自分の実力を証明するチャンスだ。だから、この機会をとてもありがたく思っているし、僕に信頼を寄せてくれたクラブにも感謝している」 「僕はリサーチをしたが、チームは素晴らしく、これが正しいステップだと感じている。すぐに移籍できないのは残念だが、クラブに加入できたことを誇りに思っている。この期間中は、復帰して自分の役割を果たせるように一生懸命努力する」 サンダーランドは現在チャンピオンシップで4位。プレミアリーグ昇格の力になれるか注目だ。 2025.02.04 22:55 Tue3
坂元達裕がフル出場のコヴェントリー、終始優勢も延長後半追加タイムの一撃でサンダーランドの前に決勝進出ならず【プレミア昇格PO】
コヴェントリー・シティは13日、チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレミア昇格プレーオフ準決勝2ndレグでサンダーランドとアウェイで対戦し、1-0で90分を終了。しかし延長戦の末1-1とされ、2戦合計スコア2-3で敗退となった。コヴェントリーのMF坂元達裕はフル出場している。 3日前にホームで行われた1stレグを痛恨のミスで1-2と競り負けたコヴェントリーは、坂元が[4-2-3-1]の右MFで先発となった。 1点を追うコヴェントリーがボールを保持する展開となった中、16分にメイソン=クラークが左サイドからのカットインミドルでオンターゲットを記録。 その後も押し込むコヴェントリーは30分、CKの流れからルーズボールを拾った坂元がボックス手前からミドルシュートで牽制した中、39分に決定機。 坂元が右サイドから左足で上げたインスウィングクロスをファーサイドのメイソン=クラークがヘッドで落とし、ゴール前に詰めていたルドニが左足で押し込みにかかったが、シュートは枠を捉えきれなかった。 ゴールレスで迎えた後半もコヴェントリーが押し込む流れの中、52分にはCKのサインプレーからペナルティアーク中央の坂元がダイレクトシュート。しかしDFのブロックに阻まれた。 その後も押し込んだコヴェントリーは76分に2戦合計スコアで追いつく。右サイドからのファン・エヴァイクのクロスにメイソン=クラークがボレーで合わせた。 後半終盤にかけてもコヴェントリーが攻勢をかけたが逆転には至らず、2戦合計スコア2-2で延長戦にもつれ込んだ。 迎えた延長戦、開始2分に坂元が右クロスにヘッドで合わせる好機を作ったコヴェントリーが引き続き押し込む流れとする中、同後半開始3分にピンチ。しかし右クロスに合わせたマンドルのシュートをゴール前のエクルズが好ブロックで阻止した。 このままゴールは生まれず決着はPK戦に委ねられるかと思われた同追加タイム2分にコヴェントリーは被弾。CKからバラードにヘディングシュートを決められた。 直後にタイムアップを迎え、コヴェントリーは無念の敗退。劇的決勝進出としたサンダーランドはプレミアリーグ昇格を懸けてシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。 サンダーランド 1-1 コヴェントリー・シティ 【サンダーランド】 ダニエル・バラード(延後17) 【コヴェントリー】 エフロン・メイソン=クラーク(後31) 2025.05.14 06:39 Wed4
レアル入りのベリンガム、弟のU-18イングランド代表MFジョーブ・ベリンガムがサンダーランドに完全移籍
サンダーランドは24日、U-18イングランド代表MFジョーブ・ベリンガム(17)を完全移籍で獲得した。 契約期間は長期とされており、移籍金は非公開。すでに合意が発表されていた中、正式に手続きを完了させたようだ。 レアル・マドリー入りしたイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)を兄に持つベリンガムは、兄と同様にバーミンガム・シティの下部組織で育った。 2021-22シーズンにファーストチームデビューを果たすと、2022年9月にプロ契約。今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で22試合に出場していた。 背番号は「7」に決定。ベリンガムはクラブを通じてコメントしている。 「僕はこのことについて長い間考えてきたけど、スタートするのが待ちきれない。僕はバーミンガム・シティで何年も過ごし、それが僕の成長に大いに役立ったけど、今が次のステップに進む適切な時期だと感じた」 「僕は監督の下で働くことを楽しみにしている。できるだけ自分のゲームを学び、発展させたいと思っている。毎週成長していると感じているし、良い選手と一緒にプレーすることはそれを助けます」 「スタジアム・オブ・ライトは僕がこれまでプレーした中で、最高の雰囲気で、ファンはすでにネット上で僕を歓迎してくれている。試合に参加することに興奮しているし、自分のサッカーを伝えることに集中している」 2023.06.24 20:35 Sat5